パワーポイントでのツリー図の作り方
パワーポイントで資料を作る時、
組織図やロジックツリーといった、ツリー図を入れ込みたい!
でも、作り方が分からない、、、
といった悩みを抱いたことはありませんか?
この記事では、パワーポイントでツリー図を作成する方法を紹介していきます。
ツリー図の新規作成
「挿入」タブの「スマートアート」をクリックします。
「階層構造」にカーソルを合わせると、階層構造のレイアウトの種類が表示されます。
任意のレイアウトをダブルクリックすると、スライド上に階層構造のテンプレートが挿入されます。
今回は最上段の一番左の『組織図』を選択しています。
ツリー図の作成が完了しました。
次は、ツリー図のデザインの編集方法を解説していきます。
ツリー図を編集する
次はツリー図のデザインを変更していきます。今回は、基本となる下記4つについてご紹介します。
- テキストを入力
- 「SmartArtテキスト」を用いたボックスの増減
- 「図形の追加」を用いたボックスの増減
- 色・スタイル
テキストを入力
ツリー図の左のプルダウンをクリックすると、SmartArtテキストが表示されます。
テキストを入力するとツリー図に反映されます。(ツリー図に直接入力することも可能)
「SmartArtテキスト」を用いたボックスの増減
「SmartArtテキスト」の+マーク、−マークをクリックすると、ボックスの増減が可能です。
矢印のマークをクリックすると、ボックスの位置の変更が可能です。
今回は、ツリー図に新しく『開発部』を追加する手順を解説します。
まず、「SmartArtテキスト」の「+」をクリックします。
『人事部』の下に新たにボックスが追加されるので、『開発部』と入力します。
このままでは、人事部に開発部が所属することになってしまうので、開発部をひとつ上の階層に移動させます。
「SmartArtテキスト」で『開発部』が選択されている状態で、「←」をクリックします。
または、『Shift + tabキー』を入力します。
『開発部』と他の部署のインデント(字下げ)が揃い、『開発部』の階層が変わります。
『開発部』が選択されている状態で「↑」「↓」をクリックすると、同じ階層内での位置の変更が可能です。
↓マークを2回クリックすると、『開発部』が『営業部』の右(「SmartArtテキスト」内では『営業部』の下)に移動します。
「図形の追加」を用いたボックスの増減
ボックスの増減は、ツリー図選択時に表示される「SmartArtのデザイン」タブの「図形の追加」からも行うことができます。
アシスタントとは、『監査』のように上位のボックスに直接所属せず独立して分岐する補助的なボックスのことです。
色・スタイル
ツリー図選択時に表示される「書式」タブから、文字色の変更やボックスごとの色の変更などが可能です。
今回は、階層の色を上から順に『赤』『黄』『紺』、監査のみ文字色を『黒』にしました。
ツリー図選択時に表示される「SmartArtのデザイン」タブから、ツリー図全体の色やスタイルの変更などが可能です。
今回は、色を緑、スタイルを3Dに変更しました。
まとめ
パワーポイントでツリー図を作成する方法を紹介しました。
今回は、組織図を例に解説していきましたが、この操作方法を覚えていれば、階層構造型のツリー図以外にフローチャートなども作成できるようになります。
資料作成に使用する図の引き出しが増えますので、ぜひ覚えておきましょう。