プレゼン資料における配色の基本!3つのルールでパワポを見やすく
- 資料の色がごちゃごちゃする
- 色を選ぶのに時間がかかってしまう、、
- 自分は配色のセンスがないのかも、、
パワーポイントでプレゼン資料を作成するときに、こんな思いをしたことはありませんか?これらの悩みは、配色に関する知識不足が原因です。
この記事では、資料作成に最適化した配色のルールを3つご紹介します。かなり再現性の高いルールですので、実践してみてください。
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プレゼン資料の配色ルール3つ
資料作成で守るべき配色ルールは以下の3つです。
- 色は3色に抑える
- 「75:20:5」の比率で使い分ける
- 濃淡でカラーバリエーションを増やす
1. 色は3色に抑える
以下の3つの色だけを使うことで、資料が劇的に見やすくなります。
メインカラー | 資料全体のイメージカラー。タイトルやアイコンなどの色。 |
サブカラー | 重要度の高くないテキストやオブジェクトに使う色。 |
アクセントカラー | 重要度が高く、強調する必要のあるテキストやオブジェクトに使う色。 |
資料がごちゃごちゃして見にくいな。。と感じる方は、以下のように色を3色以上使ってしまっている場合がほとんどです。
3色に抑えてデザインするだけで、これだけ見やすさが変わります。
メインカラー | ブルー |
サブカラー | グレー |
アクセントカラー | レッド |
2. 「75:20:5」の比率で使い分ける
色の役割に応じて、使用頻度を調整することも非常に重要です。
- メインカラー:75%
- サブカラー:20%
- アクセントカラー:5%
メインカラー
その名の通り、メインの色になるので必然的に使用頻度が一番高くなります。資料全体のイメージカラーとなるため、コーポレートカラーやサービスカラーに合わせることがほとんどです。
当社のサービス、資料作成代行サービス「c-slide」は下記のようになります。
サブカラー
上記の通り、重要度の高くないテキストやオブジェクトに使用します。黒を用いることがほとんどです。メインカラーに続き、使用頻度の多い色になります。
白背景の場合はデフォルトの真っ黒を使用するとチカチカして見にくいため、テキストには黒に近いグレーを使うのがおすすめです。
下図はパワーポイントでのカラー選択の画面になりますので、おすすめの色をそのまま選んでみてください。
アクセントカラー
その名の通り、アクセントを持たせるための色になるため、重要度が高く強調する必要のあるテキストやオブジェクトに使用します。(オレンジや赤色などのビビットなカラーを使うことがほとんどです。)
アクセントカラーが多くなると「どこが重要なの?」と重要な情報が伝わりにくくなってしまうため、アクセントカラーは慎重に使用しましょう。
本当に重要な情報のみに使用すると、必然的に使用頻度は一番少なくなります。
明るい赤色を用いるとチカチカするため、暗い赤色を使うのがおすすめです。
3. 濃淡でカラーバリエーションを増やす
3色だけって少なすぎない?3色じゃ対応できないよ。。と思われる方もいるかもしれません。
そんなときは、濃淡を用いてカラーバリエーションを増やしましょう。
グラフ作成は特に効果を発揮するため、是非活用してください。
※関連記事:資料デザインの全パターンを収録した記事はこちら
美しい配色のパワポ資料まとめました
配色が上手くまとまった参考資料を以下にまとめました。どれも非常に参考になりますので、ぜひご覧いただき、今後の資料に活かしてみてください。
- アポロ合同会社 プロダクト紹介資料
- 株式会社AbemaTV ウェビナー資料
- 株式会社リンクアンドモチベーション 会社紹介資料
アポロ合同会社 プロダクト紹介資料
メインカラー | ブルー |
サブカラー | グレー |
アクセントカラー | オレンジ |
株式会社AbemaTV ウェビナー資料
メインカラー | グリーン |
サブカラー | ブラック |
アクセントカラー | ピンク |
株式会社リンクアンドモチベーション 会社紹介資料
メインカラーがビビットな色(アクセントカラー)の場合の参考になります。
メインカラー | レッド |
サブカラー | グレー |
アクセントカラー | レッド |
まとめ
プレゼン資料における配色のルールについて解説しました。この3つのルールを押さえるだけで、色のまとまった見やすい資料を作れます。
- 色は3色に抑える
- 「75:20:5」の比率で使い分ける
- 濃淡でカラーバリエーションを増やす
また、これらを意識するときに知っておきたいのが、パワーポイントのスポイト機能です。
コーポレートカラーやサービスカラーを取得したいときに非常に便利ですので、以下を参考にスポイト機能の使い方を必ずマスターしておきましょう。
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