チケット販売システム比較19選。タイプ別の選び方と手数料相場を解説

「チケットを売りたいが、どのシステムを選べばいいか分からない…」

こんな悩みを抱えていませんか? イベントや集客施設の規模も、ジャンルも、必要な機能もバラバラ。にもかかわらず、検索すると出てくるのは「手数料15選」のような羅列記事ばかりで、自社にどれが合うのかが分からない。手数料の安さだけで選んだ結果、必要な機能がなかったり、集客力が足りずに席が埋まらなかったり、というケースも少なくありません。

本記事では、音楽ライブ・演劇・スポーツ・カンファレンス・セミナーなどのイベントから、動物園・水族館・展望台・美術館といった常設の集客施設まで対応する主要なチケット販売システム19選を、5つのタイプに分類してご紹介します。

なお、単発のイベントで使うシステムと、通年営業の集客施設で使うシステムでは、重視すべき機能や選び方が異なります。動物園・水族館・展望台・美術館などのご担当者は、窓口・券売機・入場ゲートとの連携や年間パスポートに対応した「集客施設特化型」から確認するのがおすすめです。

さらに、自社に最適なタイプが分かる診断ツール、手数料の相場、5つの比較ポイントまで一気通貫で解説しているので、この記事を読み終わるころには「自社が選ぶべき1社」が見えてくるはずです。

そもそもチケット販売システムとは?

チケット販売システムとは、イベントの告知ページ作成・チケット販売・決済・参加者管理・入場確認までを、オンライン上で一気通貫に行えるシステムです。従来は紙チケットの印刷や手売り・電話受付が必要でしたが、こうしたシステムを使えば主催者は販売チャネルの構築から運用までをほぼ自動化でき、参加者もスマートフォンひとつで購入から入場まで完結できます。

近年は音楽ライブやスポーツだけでなく、セミナー・展示会・ウェビナー・オンラインライブなど、対象となるイベントの形態が大きく広がりました。それにともないシステムも多様化しており、自社のイベント形態に合わせた選定が成果を左右するようになっています。

イベント向けと集客施設向けの違い

チケット販売システムは、ライブやセミナーなど単発・期間限定の「イベント向け」と、動物園・水族館・展望台・美術館など通年営業の「集客施設向け」で、求められる機能や選定ポイントが大きく異なります。

イベント向け集客施設向け
主な利用者ライブ・演劇・スポーツ・セミナーなどの主催者動物園・水族館・展望台・美術館・遊園地などの施設運営者
販売の単位公演・開催回ごとに販売(座席指定・抽選など)日付・時間指定の入場券を通年で販売
重視する機能販売ページ作成・集客力・座席管理・参加者管理窓口・券売機・Web販売の一元管理、入場ゲート連携、年間パスポート、団体予約
選定の主な基準手数料率・集客チャネル・イベント規模月額費用・現地オペレーションの省人化・既存機器との連携

集客施設で使うシステムを探している場合は、本記事の【集客施設特化型】から確認すると効率的です。

チケット販売システムでできること

システムが担う役割は、大きく3つに分けられます。

チケットの作成・販売販売ページの作成・複数チケット種別の設定・先着販売や抽選販売の運用
決済・売上管理クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込などの決済処理と売上集計
参加者・入場管理参加者情報の収集・QRコード入場・出欠管理・キャンセル対応

これらに加えて、集客機能(メディア掲載・SNS連携)、マーケティング機能(MA連携・リピーター管理)、配信・物販機能などが付加されているシステムも多く、自社が必要とする機能の範囲によって選ぶべきシステムが変わります。

セルフサーブ型と委託販売型の違い

チケット販売システムは、販売形式によって大きく2種類に分かれます。

販売形式概要向いているケース
セルフサーブ型主催者自身が販売ページを作成・管理し、SNSや自社サイトから集客する形式主催者側で集客できる小〜中規模イベント
委託販売型大手プレイガイドが販売・集客・カスタマーサポートまで代行する形式全国販売や大規模公演で集客力を活用したいケース

セルフサーブ型は低コストで自由度が高い一方、集客は自社で完結させる必要があります。委託販売型は手数料が高めですが、プレイガイドの会員基盤や販路を活用できるため、規模の大きいイベントでは効果的です。

イベント運営全体の基礎知識を押さえたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:イベント管理システムおすすめ16選。目的×規模×形式で選ぶタイプ別比較

施設の入場券運用に特化したタイプもある

チケット販売システムは、イベント主催者がオンラインで売るものだけではありません。動物園・美術館・展望台のような常設の集客施設では、窓口・券売機での販売から入場ゲートでの着券までを施設側のシステムで一体運用します。

来場者が窓口や券売機で買ったチケットを、そのまま入園ゲートにかざして入場(ダイレクトイン)できるのがこのタイプで、年間パスポートや団体予約、日時指定入場による混雑緩和まで含めて効率化できます。単発イベントではなく、日々の入場オペレーションを回したい施設運営者はこのタイプを検討してください。

チケット販売システムの主な機能

販売から入場、分析まで多岐にわたる機能が搭載されています。代表的なものを整理しました。

チケット販売ページ作成イベント情報・画像・販売チケット種別を登録し販売ページを生成。デザインテンプレート機能を備えるサービスも多い。
複数チケット種別の設定早割・学割・VIP席・通常席など、価格帯ごとに販売枚数や販売期間を設定可能。
先着販売・抽選販売先着方式に加え、人気公演で必要となる抽選方式にも対応。当選通知の自動送信まで自動化。
決済処理クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込・キャリア決済などに対応。決済代行は標準で組み込み。
座席指定・席種管理指定席公演で必須の座席選択機能。会場図表示と連動した予約管理が可能なシステムもあり。
QRコード入場スマートフォンに表示されるQRコードを当日読み取って入場処理。チェックインアプリの提供あり。
参加者管理・名簿出力申込者情報を一覧化しCSV出力。本人確認・チケット譲渡履歴の確認も可能。
配信・物販連携ライブ配信プラットフォームや物販ECと連動し、チケット+配信+物販を一括管理。
マーケティング機能リピーター施策・SNS連携・MA/CRM連携など、集客とリード活用を支援。
売上レポート・分析販売実績・チケット種別ごとの集計・キャンセル率などを可視化。

すべての機能が使える必要はなく、自社で必須となる機能が揃っているかを確認することが重要です。カンファレンス運営ならMA連携と参加者属性データの取得、ライブ公演なら抽選・分配・配信連携、教室イベントならシンプルな申込フォームと低コスト運用というように、優先する機能は変わります。

チケット販売システムの費用相場

費用は「販売形式」によって大きく変わります。セルフサーブ型と委託販売型、それぞれの相場感を整理します。

セルフサーブ型の費用相場

セルフサーブ型は初期費用・月額費用が無料のサービスが大半で、販売実績に応じて手数料が発生する成果報酬型が一般的です。

費用項目相場概要
初期費用0円主要サービスはほぼ無料
月額費用0円基本利用は無料。施設向けシステムは月額3万円〜
販売手数料販売価格の5〜10%最安水準はPeatixの4.9%。上限はteket指定席・イープラスの10%
1枚あたりの固定手数料99〜385円/枚販売手数料とは別に発生。購入者負担のサービスが多い
振込手数料145〜550円/回主催者負担が一般的

無料イベントの場合は手数料が一切かからないサービスも多く、低リスクで運営をスタートできるのはセルフサーブ型の大きな利点です。一方で、販売手数料とは別にかかる「1枚あたりの固定手数料」は見落とされやすい部分なので、後述する比較の注意点も確認しておいてください。

委託販売型の費用相場

委託販売型は、大手プレイガイドが販売を代行する形式です。手数料は7〜10%程度で、公演ごとの登録料が別途かかります。

費用項目相場概要
販売手数料販売価格の7〜10%プレイガイドへの委託費用
公演登録料5,000〜10,000円公演単位で発生。プランによって変動
発券手数料用紙代10円〜/コンビニ発券385円用紙代は主催者負担、コンビニ発券手数料は購入者負担が一般的
最低保証額11,000円程度委託販売で手数料が規定額に満たない場合に発生。動画配信は3,300円

委託販売型の場合、プレイガイドの会員基盤への露出・販売チャネルの広さ・主催者の運用負荷の軽さが手数料の高さに見合うかを評価する必要があります。

手数料は「率」だけで比較すると読み違える

セルフサーブ型・委託販売型に共通して、費用を比較するときに最も間違えやすいポイントです。

各社の料金体系を並べると、販売手数料の率は据え置いたまま、1枚あたりの固定手数料を新設・引き上げる形になっているサービスが目立ちます。

サービス販売手数料の率1枚あたりの固定手数料
Peatix4.9%99円
LivePocket5%165円(税込)
チケットペイ5.5%385円
TIGET5.5%なし
イープラス8〜10%コンビニ発券385円

率だけを比較すると安く見えるサービスが、固定手数料を含めると割高になることがあります。 とくに単価の低いチケットほど影響が大きく、1,000円のチケットで165円なら実質16.5%、3,000円なら5.5%と、負担率が3倍変わります。

なお、かつて3%台で提供されていたPassMarketは2026年6月末でサービスを終了しており、現在3%台のセルフサーブ型サービスは存在しません。数年前の記事に載っている相場感のまま検討すると、実際のコストと大きくずれます。

比較する際は必ず、想定する販売枚数と単価を当てはめた総額で計算してください。

チケット販売システムを選ぶ際の5つの比較ポイント

料金体系・対応機能・販路の広さなど、確認すべき軸を整理しておかないと、リリース後に「機能が足りない」「思ったより集客できない」といった事態を招きます。

ここでは、選定で失敗しないために必ず確認すべき5つの比較ポイントを解説します。

  • 自社イベントの規模・販売枚数との適合性
  • 手数料の体系と、総額でのコスト
  • 必要な機能の有無
  • 集客力・販路の広さ
  • サポート体制・運用負荷

自社イベントの規模・販売枚数との適合性

数十枚から数百枚規模のセミナーと、数千から数万枚規模のアリーナ公演では、必要なシステムが大きく異なります。小規模イベントなのに大手プレイガイドに委託すると公演登録料や運用負荷が見合わず、反対に大規模公演をセルフサーブで運営しようとすると、決済処理や問い合わせ対応で破綻するリスクがあります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 過去の導入事例に自社と同程度の規模のイベントがあるか
  • 想定する販売枚数に対して決済・サーバー負荷が問題ないか
  • 販売開始直後の集中アクセスに耐えられるか

手数料の体系と、総額でのコスト

費用構造はサービスごとに異なるため、総額を計算してから比較することが重要です。

販売手数料が低くても1枚あたりの固定手数料が別途必要だったり、振込手数料・発券手数料が想定外にかかったりするケースは少なくありません。確認したい項目は以下のとおりです。

  • 販売手数料(販売額に対する率)
  • 1枚あたりの固定手数料
  • 振込手数料・発券手数料・キャンセル手数料
  • 主催者負担か購入者負担か、また負担先を選べるか

最後の項目は見落とされがちですが、影響が大きい部分です。TIGETやLivePocketのように手数料を購入者負担に設定できるサービスなら、主催者側のコストを実質0円にできます。一方で負担先を選べないサービスもあるため、事前に確認しておきましょう。

必要な機能の有無

イベントの種類によって必須機能は変わります。

指定席公演なら座席選択機能、人気アーティストの公演なら抽選販売・本人認証・チケット分配、カンファレンスならMA/CRM連携と参加者属性データの取得、ライブ配信を併設するなら配信プラットフォーム連携が求められます。

機能要件を整理せずに安さだけで選ぶと、後から機能不足が判明して乗り換えコストが発生します。選定前に「最低限必要な機能」と「あると望ましい機能」をリスト化しておくことが重要です。

集客力・販路の広さ

チケット販売システムは販売管理ツールであると同時に、集客チャネルでもあります。

Peatixやカンフェティのような大手プラットフォームは、会員基盤や特集ページ・メルマガ枠を通じた集客貢献が期待でき、自社の集客力が弱い場合に有効です。一方、自社SNSや既存ファンで集客が完結する場合は、販売管理に特化したサービスでも十分に機能します。

評価する際は次の点を確認しましょう。

  • プラットフォーム自体の月間訪問者数・会員数
  • 特集記事やメルマガ枠への掲載可否
  • SEO・SNS連動など外部集客との相性

サポート体制・運用負荷

チケット販売は、販売開始後の問い合わせ対応が想像以上に負荷になります。

購入者からの「決済ができない」「QRコードが表示されない」といった問い合わせを誰がどう対応するかは、事前に決めておく必要があります。委託販売型のプレイガイドは購入者対応も代行してくれる一方、セルフサーブ型では主催者側で対応窓口を構えなければなりません。

確認すべき項目は以下のとおりです。

  • 購入者向けカスタマーサポートの有無
  • 主催者向けサポート(チャット・電話・専任担当)の有無
  • マニュアル・FAQ・運用テンプレートの充実度

チケット販売システムの選び方

扱うイベントの形態や集客の主導権によって、選ぶべきタイプが大きく変わります。ここでは5つのタイプに分類し、特徴と向いている企業を紹介します。

  1. 汎用セルフサーブ型
  2. 集客施設特化型
  3. 大手プレイガイド・委託販売型
  4. ビジネスイベント特化型
  5. エンタメ・特典・NFT型

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

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Q1 / チケット販売の用途

チケットを販売する用途として、どれに近いですか?

Q2 / 集客の規模感

想定しているチケットの販売数・動員規模はどのくらいですか?

Q3 / 初期コストのリスク

システム導入や運用費用にかける予算のイメージはどちらですか?

Q4 / 参加者データの活用

イベント申込者の「属性情報」や「データ」の取得・連携は必要ですか?

Q5 / 購入者(ファン)体験の設計

チケットの付加価値や転売対策として、重視したいものはありますか?

Q6 / 運営管理・カスタマーサポート

購入者(参加者)からの問い合わせ対応や、実務の運用体制はどうしますか?

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプへの依頼に向いている企業

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    1. 汎用セルフサーブ型

    汎用セルフサーブ型は、主催者自身が販売ページを作成・公開し、SNSや自社サイトから集客する形式に対応した、もっとも幅広いイベントに使える汎用システムです。初期費用・月額費用は無料で販売手数料のみの成果報酬制が大半のため、低リスクで運営を始められます。

    セミナー・教室・小規模ライブ・コミュニティイベントなど、主催者側で集客できる規模感のイベントに最適です。多くのサービスがQRコード入場・参加者管理・複数券種設定などの標準機能を備えており、運用シーンを問わず使えます。

    このタイプが向いている企業は以下になります。

    • 数十枚から数百枚規模のセミナー・教室・ライブを運営したい企業
    • 自社SNSやコミュニティで集客が完結できる主催者
    • 初期費用ゼロで素早くチケット販売を開始したい個人・小規模事業者

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    2. 集客施設特化型

    集客施設特化型は、遊園地・動物園・水族館・美術館・展望台など、通年で運営する集客施設向けに設計されたタイプです。単発イベントをオンラインで売るのではなく、窓口・券売機・モバイル・Webでの発券から入場ゲートでの着券(ダイレクトイン)まで、施設の日々の入場券オペレーション全体を一つのシステムで回せるのが特徴です。

    年間パスポートや団体予約、プレイガイド経由の売掛・手数料精算、日時指定による混雑緩和など、施設運営に固有の業務に対応します。チケットを「売る」だけでなく、現地の入場・混雑緩和・省人化まで含めて効率化したい施設運営者に向いています。

    このタイプが向いている企業は以下になります。

    • 動物園・美術館・展望台など、常設の集客施設を運営している
    • 窓口・券売機・Web・ゲートを一元管理して省人化・無人化したい
    • 年間パスポートや団体予約、日時指定入場まで効率化したい

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    3. 大手プレイガイド・委託販売型

    大手プレイガイド・委託販売型は、イープラスやカンフェティといった大手チケット販売事業者が、販売・集客・カスタマーサポートまでを一括で代行するタイプです。手数料は7〜10%程度と高めですが、プレイガイドが持つ会員基盤・特集ページ・メルマガ枠を通じた集客貢献が期待できます。

    数千から数万枚規模のアリーナ公演・全国ツアーなど、集客力と販路の広さが必要なイベントに向いています。購入者からの問い合わせ対応もプレイガイド側が担うため、主催者の運用負荷を大きく抑えられるのも特徴です。

    このタイプが向いている企業は以下になります。

    • 全国販売・大規模公演で集客チャネルを最大化したい主催者
    • 紙チケット・複雑な座席指定・本人認証など本格的な公演運営機能が必要な企業
    • カスタマーサポートも委託したい運営チーム

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    4. ビジネスイベント特化型

    ビジネスイベント特化型は、カンファレンス・展示会・ウェビナー・セミナーなどBtoBイベント向けに最適化されたタイプです。参加者の属性情報の取得、MA・CRMとの連携、参加者間ネットワーキング機能、配信ツール連携などが充実しています。

    単なるチケット販売を超えて、商談化やリード育成までを視野に入れたイベント運営ができるのが大きな特徴です。イベントをマーケティング施策として位置づけたい企業に向いています。

    このタイプが向いている企業は以下になります。

    • BtoBカンファレンス・大規模セミナーを開催したい企業
    • 申込者データをMA/SFAと連携してリードナーチャリングしたい主催者
    • オンライン・オフライン・ハイブリッド形式に対応したい運営チーム

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    5. エンタメ・特典・NFT型

    エンタメ・特典・NFT型は、ライブ配信・物販・特典付与・NFTによる二次流通管理など、エンタメイベントに必要な機能を高度に統合したタイプです。アーティスト・スポーツチーム・ファンクラブ運営など、ファンとの長期的な関係づくりを前提としたチケット販売に強みがあります。

    NFTチケットを用いた合法的な二次流通や、入場後の参加証明機能など、従来型システムでは実現できないファン体験の設計ができるのが特徴です。

    このタイプが向いている企業は以下になります。

    • ライブ配信・物販・チケット販売を一体運用したいアーティスト・主催者
    • 不正転売を防ぎつつ健全な二次流通を提供したいファンクラブ運営
    • 特典・コレクション・参加証明など、ファン体験を高度に設計したい企業

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    おすすめのチケット販売システム一覧比較表

    以下は、本記事で紹介する19サービスの一覧比較表です。料金は主催者が負担する販売手数料を基準に記載しています。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    TicketDive
    主催者手数料0円
    汎用セルフサーブ型
    売上の100%が主催者に入金
    Peatix
    4.9% + 99円/枚
    汎用セルフサーブ型
    多言語・多通貨対応。現行の最安水準
    teket
    自由席8% / 指定席10%
    汎用セルフサーブ型
    400以上のホールの座席図を登録済み
    チケットペイ
    5.5% + 385円/枚
    汎用セルフサーブ型
    最短3日で販売開始、コンビニ紙発券に対応
    LivePocket
    5% + 165円/枚
    汎用セルフサーブ型
    手数料を購入者負担に設定できる
    TIGET
    5.5%
    汎用セルフサーブ型
    購入者負担にすれば主催者手数料は0円
    STORES(電子チケット)
    決済3.6〜5.5% + 発券2%
    汎用セルフサーブ型
    ネットショップと一体で物販同時販売が得意
    Smart Helloチケット
    月額30,000円〜
    集客施設特化型
    動物園・美術館・展望台など集客施設向け。窓口〜券売機〜ゲートを一元管理、Web販売手数料0円。1,750施設以上
    アソビュー!電子チケット
    要問い合わせ
    集客施設特化型
    レジャー・観光・文化施設の前売り/日時指定電子チケット。集客プラットフォームで送客、年パス対応
    チームラボ チケッティングシステム
    要問い合わせ
    集客施設特化型
    時間指定でQR入場、専用機器不要(スマホ読取)。多言語・販売経路別の売上集計
    ArtSticker
    要問い合わせ
    集客施設特化型
    美術館・展覧会向けの電子チケット販売・来館受付アプリ
    CLOUD PASS
    初期5万円 + 220円/枚
    集客施設特化型
    券売機・入退場ゲートまで含めた現地運用に対応
    イープラス
    8%〜
    大手プレイガイド・委託販売型
    会員2,600万人。紙チケット・全国販路に対応
    カンフェティ
    委託7.0% / 直接4.95%〜
    大手プレイガイド・委託販売型
    演劇・クラシックに強い。販売方式を選べる
    EventRegist
    販売額の8%
    ビジネスイベント特化型
    告知から入場管理まで一気通貫、無料プランあり
    EventHub
    要問い合わせ
    ビジネスイベント特化型
    BtoBイベントに特化、MA/SFA連携が強み
    Doorkeeper
    月額1,650円〜
    ビジネスイベント特化型
    コミュニティ運営・定期開催の勉強会に最適
    ZAIKO
    要問い合わせ
    エンタメ・特典・NFT型
    ライブ配信・物販・チケットを一体運用
    チケミー
    販売額の5%
    エンタメ・特典・NFT型
    NFTチケットで合法的な二次流通を実現

    【汎用セルフサーブ型】のチケット販売システム

    主催者自身が低コストで販売を完結できるサービスは次の7つです。

    TicketDive(チケットダイブ)

    引用:TicketDive

    TicketDive は、主催者の販売手数料が0円のチケット販売システムです。初期費用・月額費用・イベント登録料もかからず、チケット売上は100%が主催者に入金されます。手数料は購入者負担で、チケット金額が1000円未満の場合は5%のみ、1000円以上の場合は5%+130円/枚を負担する設計です。無料イベントでは手数料が発生しません。

    AIの入力サポートを使えば最短30秒でイベントページを作成可能です。先着・抽選の両方に対応し、整理番号形式と指定席形式、bot対策、ファンクラブ会員限定販売、全国のファミリーマートでの紙チケット発券まで一通りそろっています。最短当日からアカウント作成とイベント販売ができるため、お急ぎの方にも向いています。

    また、サポート窓口として365日LINEで相談できるため、初めてチケット販売する方も安心できる体制です。バンド、アイドル、演劇、お笑い、スポーツ、講演会、セミナー、お祭り、地域イベントまでジャンルを問わず、個人主催からアミューズなどの大手芸能事務所まで導入実績があります。ライブハウス・劇場からアリーナ規模まで対応しており、主催者側のコストをかけずにチケット販売したい方に適したサービスです。

    対応イベント規模1枚〜数万枚。ライブハウス・劇場からアリーナ規模まで
    主な機能先着/抽選販売、整理番号/指定席、FC会員限定販売、紙チケット発券、不正転売・bot対策、AIイベント作成
    決済手段「クレジットカード(海外発行カードも対応)、コンビニ払い、PayPay(残高カード払い)」
    集客・販路自社サイト・SNSからのセルフ販売
    海外発行クレジットカードに対応し、案内メールの英語表記などグローバル販売にも対応
    購入者データにもとづくイベントレコメンド
    サポート体制個社専用のLINEグループを作成、365日相談可能。メール・電話にも対応
    料金初期・月額・登録料0円
    主催者手数料0円(購入者負担:1000円未満は5%、1000円以上は5%+130円/枚)
    振込手数料145円/回、入金は月2回

    Peatix(ピーティックス)

    引用:Peatix(ピーティックス)

    世界中のイベントで利用される、多言語・多通貨対応のチケット販売プラットフォームです。セミナー・ワークショップ・コミュニティイベント・小規模ライブまで、あらゆるイベント形式で広く使われています。

    初期費用・月額費用は完全無料で、有料チケットの販売時のみ手数料がかかります。販売手数料は現在の主要サービスのなかで最も低い4.9%で、無料イベントであれば完全無料で利用できます。

    グループページによるコミュニティ運営、事前アンケート、アクセス解析、チケット分配など、継続的にイベントを開催する主催者向けの機能がそろっています。ライブ配信機能も別料金で用意されています。

    対応イベント規模小〜中規模。大規模は個別見積もりに対応
    主な機能多言語・多通貨、チケット分配、グループページ、配信
    決済手段クレジットカード、コンビニ・ATM
    集客・販路Peatix上のイベント掲載、コミュニティフォロワーへの通知
    サポート体制オンラインヘルプ、主催者向けFAQ
    料金初期・月額0円。販売手数料4.9%+99円/枚。振込手数料210円

    teket(テケト)

    引用:teket(テケト)

    全国400か所以上のコンサートホールの座席図が登録済みで、指定席の設定をその場で完結できるチケット販売システムです。クラシック・吹奏楽・演劇など、座席指定が前提の文化系イベントで広く使われています。

    シンプルな設計で、運営側のITリテラシーに左右されにくい操作性が評価されています。無料公演であれば何度開催しても手数料は0円です。バーコードスキャナでの受付、チケット譲渡、ギフト(投げ銭)、無在庫物販の連携など、公演運営に必要な機能がひととおり揃っています。

    手数料は自由席とライブ配信が8%、指定席が10%と、席種によって変わる点に注意が必要です。

    対応イベント規模小〜中規模
    主な機能指定席(400ホール登録済み)、抽選、譲渡、配信、物販連携
    決済手段クレジットカード、コンビニ支払い
    集客・販路teket上のイベント掲載
    サポート体制メール・チャットサポート
    料金基本使用料0円。自由席・配信8%、指定席10%。無料公演は0円

    チケットペイ

    引用:チケットペイ

    イベント登録料が0円で、申し込みから即日でチケット販売を開始できる手軽さが魅力のシステムです。音楽ライブ・演劇・スポーツイベントからオンライン配信・物販まで、規模やジャンルを問わず利用されています。セブン-イレブンとファミリーマートで24時間発券でき、画像入りの紙チケットにも対応します。コンビニでの紙チケット発券が必要なイベントでは有力な選択肢です。抽選販売・座席選択・指定席・会員限定販売はすべて追加費用なしで使えます。

    電話とメールのサポートが24時間365日体制で用意されている点も、購入者対応の負荷が気になる主催者には安心材料になります。なお1枚あたりのシステム手数料は、2026年4月1日の申し込み分から330円(税込)が385円(税込)に改定されています。原則として購入者負担ですが、全額または一部を主催者負担に変更することもできます。

    対応イベント規模小〜大規模。プロレス・競馬・花火大会などの実績あり
    主な機能コンビニ紙発券、QRチケット、指定席、抽選、分配、API連携
    決済手段クレジットカード、コンビニ決済、PayPay
    集客・販路プレスリリース無料掲載
    サポート体制電話・メールともに24時間365日
    料金イベント登録料0円。販売手数料5.5%+システム手数料385円/枚(税込)

    LivePocket(ライブポケット)

    引用:LivePocket(ライブポケット)

    音楽ライブやエンタメイベントに強いチケット販売システムです。先着販売・抽選販売・会員限定販売・シリアルコード認証など、多様な販売方式に標準対応しています。

    販売手数料5%を主催者負担と購入者負担のどちらにするか選べるのが特徴で、購入者負担にすれば主催者側のコストを実質0円にできます。チケット分配やQRコード入場も無料アプリで完結し、専用機器は不要です。

    なお2026年1月6日以降に購入された有料チケットには、5%とは別に1枚あたり165円(税込)のシステム利用料が購入者負担で発生します。率は据え置きですが、単価の低いチケットほど影響が大きくなるため注意してください。

    対応イベント規模小〜大規模。ライブハウスからフェスまで
    主な機能抽選、指定席、会員限定、チケット分配、QRコード入場
    決済手段クレジットカード、コンビニ、LivePocketあと払い
    集客・販路LivePocket上のイベント掲載
    サポート体制オンラインヘルプ、主催者向け問い合わせ窓口
    料金初期・月額0円。販売手数料5%(負担先を選択可)+165円/枚。振込手数料500円

    TIGET(チゲット)

    引用:TIGET(チゲット)

    初期費用・月額費用0円で、個人でもすぐに使い始められるセルフサーブ型のチケット販売システムです。ライブハウスやクラブイベントを中心に、小〜中規模の公演で広く使われています。

    販売手数料5.5%を購入者負担に設定できるため、主催者側の手数料を実質0円にできるのが最大の特徴です。予算をかけずにチケット販売を始めたい個人・小規模主催者にとって、有力な選択肢になります。

    抽選販売、チケットの分配・譲渡、ライブ配信、グッズ販売にも対応します。委託販売を任せられる「TIGETバックオフィス」も別途用意されています。

    対応イベント規模小〜中規模。ライブハウス・クラブイベントに強い
    主な機能抽選、チケット分配・譲渡、ライブ配信、グッズ販売
    決済手段クレジットカード、コンビニ決済
    集客・販路TIGET上のイベント掲載
    サポート体制オンラインヘルプ、メールサポート
    料金初期・月額0円。販売手数料5.5%(税込、購入者負担も選択可)。振込手数料550円

    STORES(電子チケット)

    引用:STORES チケット

    ネットショップ大手のSTORESが提供する電子チケット機能です。独立したチケット販売サービスではなく、STORESネットショップの機能のひとつとして提供されています。

    電子チケットを商品として扱えるため、グッズや物販と組み合わせた同時販売が得意です。すでにSTORESでネットショップを運営している場合は、追加導入の手間がほぼかからず即日で販売を始められます。

    入場確認はQRスキャンではなく、係員がチケット画面に指で円を描く方式です。専用機器も紙も不要な反面、大量の入場者を短時間でさばく用途には向きません。

    対応イベント規模小〜中規模。ワークショップ・セミナー・小規模ライブ
    主な機能物販との同時販売、来場者管理、チケット分配
    決済手段クレジットカード、コンビニ、PayPay残高、あと払い、Amazon Payほか
    集客・販路自社ネットショップからの導線
    サポート体制チャット・メールサポート
    料金フリーは月額0円・決済手数料5.5%〜。発券手数料2%は購入者負担

    【集客施設特化型】のチケット販売システム

    窓口・券売機からWeb販売、入場ゲートでの着券までを施設側で一体運用できるサービスは次の5つです。

    Smart Helloチケット(株式会社システムディ)

    引用:Smart Helloチケット

    Smart Helloチケットは、遊園地・動物園・水族館・美術館・展望台など、通年で運営する集客施設向けに設計されたクラウド型のチケット管理システムです。窓口発券・券売機でのセルフ発券・モバイル着券・Web販売・入場ゲートでのダイレクトインまでを一つのシステムで管理でき、施設の日々の入場オペレーションを省人化・無人化します。導入費用0円・月額30,000円から始められ、シリーズ累計1,750施設以上の稼働実績があります(東京スカイツリーなどの導入事例あり)。

    最大の特徴は、施設独自のWebチケット販売サイトを販売手数料0円で運用できる点です(キャッシュレス決済手数料のみ:VISA・Mastercard 3.00%/JCB・Amex・Diners 3.30%/PayPay・auPay 3.60%)。窓口では決済端末・自動釣銭機・チケットプリンターと連携してQR付きチケットを発券でき、券売機メーカー製より安価にセルフ発券の無人化も実現します。発券したQRは入場ゲートや、スマホのモバイル着券でそのまま入場できます。

    年間パスポート(カード/アプリ会員証)、団体予約のWeb申込と売掛・手数料精算、POS・物販管理、プレイガイドAPI連携、英語・中国語対応まで、施設運営に必要な機能を網羅。ネットワーク障害時もオフラインで発券・POS・モバイル着券が動作し、個人情報のマスキングなどセキュリティポリシーも細かく設定できます。

    対応施設規模小〜中規模が中心(大規模施設での導入実績もあり)。動物園・水族館・展望台・美術館など常設の集客施設
    主な機能窓口/券売機セルフ発券、モバイル着券、入場ゲート連携(ダイレクトイン)、年間パスポート、団体予約Web申込、POS・物販管理、プレイガイド連携
    決済手段クレジットカード、PayPay・auPay等キャッシュレス、現金(自動釣銭機連携)
    集客・販路施設独自のWeb販売サイト、プレイガイドAPI連携、多言語(英語・中国語)対応
    サポート体制専任担当による導入・マスタ設定支援、FAQ・問い合わせ窓口。電話サポートは有償オプション
    料金導入費用0円/月額(税抜・年一括・1施設ごと):スモール30,000円・ライト60,000円・スタンダード100,000円。Web販売手数料0円(決済手数料のみ)

    アソビュー!電子チケット(アソビュー株式会社)

    引用:アソビュー!

    アソビュー!電子チケットは、レジャー・観光・文化施設向けの前売り電子チケット販売・日時指定予約システムです。動物園・水族館・テーマパーク・美術館などで広く導入され、来場日時を指定して販売することで、当日の窓口混雑や待機列を緩和できます。購入者はスマートフォンのQRで入場でき、紙を使う施設でも導入できます。

    集客プラットフォーム「アソビュー!」上でも販売されるため、施設側の販売・管理だけでなく送客まで期待できるのが強みです。インバウンド向けにはKlookとのシステム連携による販路拡大も可能です。年間パスポートはオンラインで情報入力・決済・顔写真登録まで済ませ、現地ではカード発行のみとする運用で受付を大きく効率化できます。

    対応施設規模中〜大規模。動物園・水族館・テーマパーク・文化施設
    主な機能前売り販売、日時指定予約、QR入場、年間パスポートのオンライン入会、販売データ分析
    決済手段クレジットカード、各種キャッシュレス(詳細は要問い合わせ)
    集客・販路集客プラットフォーム「アソビュー!」での送客、Klook連携によるインバウンド販路
    サポート体制導入支援あり(詳細は要問い合わせ)
    料金要問い合わせ(過去に初期導入費の無償化キャンペーン実績あり)

    チームラボ チケッティングシステム(チームラボ株式会社)

    引用:チームラボ

    チームラボ チケッティングシステムは、時間指定による来館者管理に対応した施設向けのチケット販売システムです。時間枠ごとにオンラインでチケットを販売することで、来館のピークを分散し、混雑緩和と快適な観覧体験を両立できます。美術館・展示施設・ミュージアムなどでの利用に向いています。

    特徴は、スマートフォンだけでQRコードを読み取れるため、専用の読取機器が不要な点です。多言語対応や、販売経路ごとの売上集計にも対応しており、施設の運用に合わせて導入できます。

    対応施設規模中〜大規模。美術館・展示・ミュージアムなど
    主な機能時間指定チケット販売、QR入場(スマホ読取・専用機器不要)、多言語対応、販売経路別の売上集計
    決済手段クレジットカードほか(詳細は要問い合わせ)
    集客・販路施設側の販売が前提
    サポート体制導入支援あり(詳細は要問い合わせ)
    料金要問い合わせ

    ArtSticker(株式会社The Chain Museum)

    引用:ArtSticker

    ArtStickerは、美術館・展覧会向けの電子チケット販売・来館受付に対応したアートプラットフォームです。QRチケットの販売と受付を行えるほか、作品鑑賞やアーティスト支援(投げ銭など)まで含めた来館体験の設計ができる点が特徴です。

    美術館・ギャラリー・展覧会など、文化施設のチケット運用に向いています。

    対応施設規模小〜中規模。美術館・ギャラリー・展覧会
    主な機能電子チケット販売、QR受付、作品鑑賞・アーティスト支援機能との連携
    決済手段クレジットカードほか(詳細は要問い合わせ)
    集客・販路ArtSticker上での露出
    サポート体制導入支援あり(詳細は要問い合わせ)
    料金要問い合わせ

    CLOUD PASS

    引用:CLOUD PASS

    デジタルチケットの販売から、券売機・入退場ゲートを含む現地の運用までをカバーするチケット販売システムです。オンライン販売と現地販売を1つの仕組みで管理できるため、当日券の比率が高いイベントや施設に向いています。

    申込フォーム作成・参加者管理・QRコード入場・整理券発行・チケット配分といった機能を備え、イベント制作や当日運用の代行まで依頼できるのが特徴です。券売機の本体レンタルや設置にも対応しています。

    料金は1枚あたりの従量制と、施設向けの月額制から選べます。従量制では220円の負担先を主催者と購入者のどちらにするか設定できます。

    対応施設規模小〜大規模。単発イベントから通年施設まで
    主な機能券売機・ゲート連携、整理券、チケット配分、運用代行
    決済手段クレジットカード、QR決済、電子マネー
    集客・販路主催者側の集客が前提
    サポート体制導入支援、イベント運用代行
    料金従量制:初期50,000円+220円/枚(税別)。フリープランは0円

    【大手プレイガイド・委託販売型】のチケット販売システム

    販売・集客・購入者対応まで代行してもらえるサービスは次の2つです。

    イープラス(e+)

    引用:イープラス(e+)

    音楽・スポーツ・演劇など幅広いジャンルで使われる、業界最大手のチケット販売サイトです。主催者向けには「e+ WEBオープンシステム」が提供されており、契約料・年会費なしで利用できます。

    2,600万人以上の会員基盤とメルマガ告知が最大の強みで、自社の集客力を超えた露出が期待できます。電子チケット「スマチケ」に加えて紙チケットにも対応し、コンビニ発券や手売り用チケットの印刷納品まで任せられます。

    料金はライトプランとスタンダードプランの2種類で、どちらも公演ごとに登録料がかかります。抽選先行(プレオーダー)を使えるのはスタンダードプランのみで、同じプランでもプレオーダーは8%、一般販売は10%と販売方式によって手数料が変わります。

    対応イベント規模中〜大規模。アリーナ公演・全国ツアー
    主な機能指定席・自由席、プレオーダー(抽選先行)、スマチケ、購入者属性分析
    決済手段クレジットカード、コンビニ、銀行振込
    集客・販路会員2,600万人以上、メルマガ告知は無料
    サポート体制主催者向け問い合わせ窓口、購入者向けサポートサイト
    料金ライト:登録料5,000円+8%/スタンダード:登録料10,000円+先行8%・一般10%

    カンフェティ

    引用:カンフェティ

    演劇・クラシックを中心に、幅広いジャンルのチケット販売を扱う大手プレイガイドです。チケット販売だけでなく、イベント告知・電話予約受付・紙チケット発券まで、主催者の運営負荷を軽減する代行サービスが充実しています。

    導入費用が完全無料で、販売方式を「委託販売」と「直接販売」から選べるのが特徴です。委託販売は手数料7.0%で販売責任者をカンフェティ側が担い、直接販売は主催者が販売責任者となる代わりに4.95%から利用できます。直接販売では提携する複数のチケットシステムから使うものを選べます。

    会員向けのフリーペーパー配布・メルマガ・特集ページ掲載など、文化系イベントに強い独自の集客チャネルを保有しています。

    対応イベント規模中〜大規模。演劇・クラシック・公演
    主な機能紙チケット発券、電話予約受付、動画配信、リセール、キャンセル保険
    決済手段クレジットカード、コンビニ、銀行振込
    集客・販路フリーペーパー、メルマガ、特集ページ掲載
    サポート体制専任担当(平日10〜18時)、購入者向けヘルプ
    料金導入費用0円。委託販売7.0%/直接販売4.95〜6.05%。最低保証額あり

    【ビジネスイベント特化型】のチケット販売システム

    BtoBイベントに最適化されたサービスは次の3つです。

    EventRegist(イベントレジスト)

    引用:EventRegist(イベントレジスト)

    カンファレンス・セミナー・展示会など、ビジネス系イベントの運営で広く使われているプラットフォームです。告知ページの作成から事前申込・チケット販売・来場チェックインまでを一気通貫で管理できます。

    参加者の業種・役職・企業名などの属性情報を柔軟に取得でき、取得したデータをCRM・MAと連携してリード育成に活用できるのが強みです。Basicプランは初期費用・月額費用ともに無料で、有料チケットを販売したときのみ8%の手数料がかかります。

    無料イベントであれば手数料もかからないため、まずは無料セミナーから試すという使い方ができます。

    対応イベント規模中〜大規模。カンファレンス・展示会
    主な機能参加者属性データ取得、MA/CRM連携、受付アプリ、来場者トラッキング
    決済手段クレジットカード、銀行振込、コンビニ・ATM(上位プラン)
    集客・販路EventRegist上のイベント掲載
    サポート体制ヘルプセンター、問い合わせフォーム
    料金Basic:初期・月額0円+販売手数料8%。上位プランは別途費用(税抜)

    EventHub

    引用:EventHub

    BtoBイベントマーケティングに特化したイベントプラットフォームです。ウェビナー・カンファレンス・展示会・ユーザーミーティングなど、あらゆるビジネスイベントに対応し、決済機能・チケッティング機能も標準搭載しています。

    早割・学割・有料・無料といった複数の券種を一元管理でき、ヴァーチャルブース設置・マルチトラック動画配信まで、大規模カンファレンスの運営に必要な機能が網羅されています。MA・SFA・CRMとの連携により、参加者データをマーケティング施策に直結させられるのが最大の特徴です。

    名刺をデータ化する「EventHub Lead Scan」や、イベント企画そのものを支援するプロデュースプランも用意されています。

    対応イベント規模中〜大規模。BtoBイベントに特化
    主な機能MA/SFA/CRM連携、参加者間ネットワーキング、配信統合、名刺データ化
    決済手段クレジットカード、請求書払い
    集客・販路主催者側の集客が前提。集客支援はプロデュースプランで対応
    サポート体制専任カスタマーサクセス担当
    料金要問い合わせ

    Doorkeeper(ドアキーパー)

    引用:Doorkeeper(ドアキーパー)

    コミュニティ運営や定期開催の勉強会・セミナーに強いイベント管理プラットフォームです。参加者登録・受付・支払い処理までをカバーし、コミュニティ単位で参加者を管理できる点が他社との違いになります。

    全プランでコミュニティ数は無制限で、月額は同時に開催予定として持てるイベント数で決まります。定期的にイベントを開く運営体には向いた課金体系です。会費を定額課金で集めるサブスクリプション機能も備えています。

    恒常的な無料プランはなく、初回イベントのみ無料で試せる形になっています。有料プランはスターターの月額1,650円からです。

    対応イベント規模小〜中規模。勉強会・セミナー・コミュニティ運営
    主な機能コミュニティ管理、定額課金(会費)、GA連携、管理者権限、API
    決済手段クレジットカード、コンビニ、銀行振込
    集客・販路Doorkeeper上のイベント掲載、コミュニティメンバーへの通知
    サポート体制メール・電話(平日10〜17時)、ヘルプセンター
    料金スターター1,650円/月(税込)〜。前払いチケットは99円+2.5%

    【エンタメ・特典・NFT型】のチケット販売システム

    配信・物販・特典・二次流通まで含めて設計できるサービスは次の2つです。

    ZAIKO(ザイコ)

    引用:ZAIKO(ザイコ)

    ライブ配信・物販・チケット販売を一体運用できる、ファンとの直接的な関係構築を前提としたチケット販売プラットフォームです。販売ページのデザインを自由にカスタマイズでき、アーティストやイベントの世界観を表現できます。

    初期費用・月額費用は無料で、会場チケット・配信チケット・物販同梱チケットなど多様な形態に対応します。多言語・多通貨に対応しているため、海外のファンへの販売も同じ仕組みで完結します。抽選やチケット譲渡も標準で備えています。

    手数料は2026年4月に改定され、公式サイトでは率ではなくシミュレーターで金額を確認する形になっています。負担先は購入者・折半・主催者の3通りから選べ、購入者負担にすれば主催者側の手数料はかかりません。

    対応イベント規模小〜大規模。エンタメ・オンライン配信に強い
    主な機能ライブ配信統合、物販同梱、抽選、譲渡、多言語・多通貨
    決済手段クレジットカード、コンビニ、海外決済
    集客・販路ZAIKO上のイベント掲載、グローバル販売
    サポート体制主催者向け専任サポート
    料金初期・月額0円。販売手数料は率では公表されず、公式サイトのシミュレーターで試算

    チケミー(TicketMe)

    引用:チケミー(TicketMe)

    NFTチケットを活用して、合法的な二次流通と転売対策を両立できるチケット販売プラットフォームです。イベント入場前は公式リセールでの取引が可能ですが、入場後は個人アカウントに紐づいて転送不可となるため、ダフ屋対策と購入者の利便性を同時に実現します。

    NFTチケット転売の制御技術で特許を取得しており、二次流通の売上の一部を主催者側へ還元する仕組みも用意されています。入場後のチケットは参加証明として手元に残り、ファンエンゲージメント施策に活用できます。

    イベントのチケットだけでなく、グッズ引換券や会員券としても発行でき、海外・インバウンド向けの販売にも対応します。

    対応イベント規模中〜大規模。エンタメ・ファンクラブ運営
    主な機能NFTチケット、公式リセール、参加証明、グッズ引換券・会員券
    決済手段クレジットカード、コンビニ決済、Alipay
    集客・販路海外・インバウンド販売に対応
    サポート体制主催者向け専任サポート
    料金販売手数料5%。振込手数料145円(税込)。無料チケットは0円

    チケット販売システムのよくある質問

    導入を検討する際によく寄せられる疑問をまとめました。

    チケット販売システムの手数料は誰が負担しますか?

    サービスと設定によって異なります。

    多くのセルフサーブ型では主催者負担(販売額から差し引き)が標準ですが、TIGET・LivePocket・チケットペイ・CLOUD PASSのように負担先を購入者に変更できるサービスもあります。購入者負担にすれば主催者側のコストを実質0円にできるため、価格設定の自由度が変わります。導入前に必ず確認しましょう。

    無料イベントでも手数料はかかりますか?

    主要なセルフサーブ型では、無料イベントの手数料は0円です。

    Peatix・teket・LivePocket・EventRegist・チケミーはいずれも、無料チケットであれば手数料がかかりません。一方、委託販売型では公演登録料などの固定費が発生するケースがあります。また、ZAIKOのように無料チケットでも1枚あたりの手数料がかかるサービスもあります。

    PassMarketが終了しました。移行先はどう選べばよいですか?

    手数料の負担先を選べるサービスから検討するのが現実的です。

    PassMarketの手数料は3.564%(税込)と業界最安水準だったため、単純に他社へ移ると負担が上がります。TIGET(5.5%)やLivePocket(5%)は手数料を購入者負担に設定できるため、主催者側のコストを抑えられます。率の低さを重視するならPeatix(4.9%+99円/枚)が最安ですが、1枚あたりの固定手数料がかかる点は計算に入れてください。

    紙チケットと電子チケットはどちらが主流ですか?

    電子チケットが主流です。

    ただし高齢層が中心のイベントや、座席指定が複雑な大規模公演では紙チケットの需要も根強く残っています。両方に対応したい場合は、コンビニ発券に対応しているチケットペイ、紙チケットの印刷納品まで可能なイープラス・カンフェティが候補になります。

    不正転売を防ぐにはどうすればよいですか?

    本人認証やQRコードの当日発行に対応したサービスを選ぶのが基本です。

    より踏み込んだ対策が必要な場合は、チケミーのようなNFTチケット型のサービスが有効です。入場前は公式リセールでの取引だけを許可し、入場後は転送不可にすることで、正規の譲渡を残しつつ転売のみを排除できます。

    システム導入から販売開始までどれくらいかかりますか?

    セルフサーブ型なら登録から数時間から数日で販売を開始できます。

    チケットペイのように即日での販売開始を明示しているサービスもあります。一方、委託販売型やビジネスイベント特化型は導入打ち合わせを経るため、1〜4週間程度の準備期間が必要なケースが多くなります。

    まとめ

    チケット販売システムは、手数料の安さだけでなく、自社のイベント形式・規模・必要機能・集客力を踏まえて選ぶことで、運営コストと成果の両方を最適化できます。

    とくに注意したいのが手数料の見方です。各社は率ではなく、1枚あたりの固定手数料を新設・引き上げる形で値上げを進めています。 率だけを並べて比較すると実際の負担を読み違えるため、想定する販売枚数と単価を当てはめた総額で計算してください。

    そのうえで、まずは自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、「チケット販売システムの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。診断結果に基づいて、本記事で紹介した19サービスから最適な1社を絞り込めます。

    イベント運営全体の効率化や、決済まわりの整備を検討している場合は、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事:イベント管理システムおすすめ16選。目的×規模×形式で選ぶタイプ別比較
    関連記事:決済代行サービス17選比較。料金・対応決済・失敗しない選び方まで解説

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