マニュアル作成ツールおすすめ19選比較。無料・AI対応をタイプ別に解説
「マニュアルを作っても、現場で読まれない」
「作成に時間がかかりすぎて、更新が追いつかない」
「人によって品質がバラバラで、新人教育の質が安定しない」
社内のマニュアル整備を進めるなかで、こうした悩みを抱える企業は少なくありません。WordやPowerPointでの手作りには限界があり、近年はAIによる自動作成や、スマホ撮影だけで動画マニュアルが作れるツールが数多く登場しています。
ただ、マニュアル作成ツールは「テンプレート型」「操作キャプチャ型」「動画型」「ナレッジ共有型」と種類が多く、自社の目的に合わないツールを選ぶと「結局使われない」状態になりがちです。
本記事では、自社に合った選び方と、おすすめのマニュアル作成ツール19選をタイプ別に紹介します。記事内の 30秒診断ツールを使えば、7つの質問に答えるだけで自社に最適なタイプがわかります。まずは気軽に試してみてください。
そもそもマニュアル作成ツールとは?
マニュアル作成ツールとは、業務手順書やシステムの操作マニュアル、OJT向けの動画マニュアルなどを、専門知識がなくても効率よく作成・共有・管理できるツールです。
従来はWordやPowerPoint、Googleドキュメントでマニュアルを作るのが一般的でした。しかしこの方法では「作成に時間がかかる」「作り手によって品質に差が出る」「更新されず放置される」といった課題が起きやすく、せっかく作ったマニュアルが現場で活用されないケースが多く見られます。
マニュアル作成ツールは、こうした課題を解決するための機能を備えています。テンプレートに沿って入力するだけで見やすいマニュアルが作れるほか、操作画面の自動キャプチャ、スマホ撮影での動画化、全文検索やアクセス分析まで、作成から運用までを一気通貫で支援します。
社内マニュアルを外部に依頼する選択肢もあります。内製と外注のどちらが自社に合うかを整理したい方は、あわせて以下の記事も参考にしてください。
関連記事:マニュアル作成代行20選比較。費用相場相場からタイプ別の選び方まで解説
マニュアル作成ツールは、作りたいマニュアルの種類によって大きく4つのタイプに分けられます。
| タイプ | 主な用途 | 向いているケース |
|---|---|---|
| テンプレート型 | 業務手順書・社内ルール | テンプレートに沿って見やすい手順書を量産したい |
| 操作キャプチャ型 | PC・システムの操作手順書 | 画面操作を録画して自動でマニュアル化したい |
| 動画マニュアル型 | 現場作業・OJT教育 | スマホ撮影で動画マニュアルを手早く作りたい |
| ナレッジ共有型 | マニュアル+社内ナレッジ | 情報を一元化し検索性高く蓄積・共有したい |
自社がどのマニュアルを一番作りたいかを意識すると、ツール選びの精度が上がります。
マニュアル作成ツールでできること
マニュアル作成ツールでできることは、作成の効率化だけにとどまりません。作成・共有・活用・分析までを支援し、近年はAIによる自動作成機能を備えるツールも増えています。
| 手順書の簡単作成 | テンプレートに沿って文章・画像を入れるだけで、統一感のある手順書を作成。属人化を防止。 |
| 操作画面の自動キャプチャ | PC操作を録画するだけで、画面画像と操作説明文を自動生成。 |
| 動画マニュアル化 | スマホ撮影した動画をそのままマニュアル化。字幕の自動生成や多言語翻訳に対応。 |
| AIによる作成支援 | マニュアル名や元資料から下書きを自動生成。要約・校正・翻訳もAIが補助。 |
| 全文検索・タグ管理 | 添付ファイルの中身まで検索。タグやフォルダで目的の情報に素早く到達。 |
| 活用促進・分析 | QRコード出力、閲覧通知、既読・習熟度の可視化で「読まれるマニュアル」を実現。 |
口頭や手書きメモで場当たり的に共有していた情報も、ツールを使えばデータとして蓄積でき、組織全体で再利用しやすくなります。
マニュアル作成ツールの費用相場
マニュアル作成ツールの料金は、提供形態やマニュアルの種類によって幅があります。クラウド型は月額制が主流で、操作キャプチャ型には買い切り型のソフトもあります。
| 提供形態 | 初期費用の目安 | 月額・費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| クラウド型(月額制) | 0〜15万円程度 | 月額3万円〜30万円程度 | 導入が早く、常に最新機能を利用できる。多くのSaaSが該当。 |
| 買い切り型(ライセンス) | 38万円〜120万円程度 | ランニングコストなし | 操作手順書作成ソフトに多い。長期利用でコストを抑えやすい。 |
| 無料・フリーミアム | 0円 | 0円〜(上位プランは有料) | 小規模・試験導入向け。人数や機能に制限あり。 |
費用は「利用人数」「作成できるマニュアル数」「AI・翻訳などの機能範囲」で変動します。料金体系を理解しておくと、見積もりの比較がしやすくなります。
利用人数・アカウント数
クラウド型の多くは利用人数(編集者・閲覧者)に応じた段階制を採用しています。閲覧専用ユーザーを安価に追加できるツールもあり、全社展開を想定する場合は「閲覧者の追加コスト」を必ず確認しておきましょう。
作成・運用機能の範囲
自動翻訳・AI作成支援・承認ワークフロー・アクセス分析などは、上位プランやオプションで提供されることが多い機能です。必要な機能が下位プランに含まれるかで、実質的なコストは大きく変わります。
初期費用とサポート
クラウド型では初期登録料が発生するツールと、初期費用0円のツールがあります。導入支援やマニュアル作成代行をオプションで用意するサービスもあるため、社内のリソースに応じて検討しましょう。
マニュアル作成ツールを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント
マニュアル作成ツールは、どれも同じではありません。選定を誤ると「高機能だが現場で使われない」状態になりかねません。ここでは失敗しないために確認すべき5つのポイントを解説します。
- 作りたいマニュアルの種類に合っているか
- 作成のしやすさと対応デバイス
- AI・自動化による作成工数の削減
- マニュアル活用を促す仕組み
- 運用・セキュリティ・サポート体制
作りたいマニュアルの種類に合っているか
最も重要なのが「自社が作りたいマニュアルの種類」とツールの得意分野が一致しているかです。業務手順書中心ならテンプレート型、システム操作の説明ならキャプチャ型、現場作業のOJTなら動画型、というように適したタイプは異なります。
まずは作りたいマニュアルの大半がどの種類かを整理しましょう。種類が混在する場合は、メインの用途を満たしつつ他の形式にも対応できる汎用性の高いツールが候補になります。
作成のしやすさと対応デバイス
現場で使われるマニュアルにするには、誰でも迷わず作れる操作性が欠かせません。テンプレートの豊富さやドラッグ&ドロップ編集など、ITに不慣れな担当者でも扱えるかを確認しましょう。
あわせて対応デバイスも重要です。現場作業のマニュアルはスマホやタブレットでの撮影・閲覧が前提になることが多く、確認すべきポイントは次の3つです。
- PCだけでなくスマホ・タブレットで作成・閲覧できるか
- 専用アプリやオフライン閲覧に対応しているか
- 現場でQRコードなどから即座に開けるか
AI・自動化による作成工数の削減
近年のツールは、AIや自動化で作成工数を大幅に削減できます。マニュアル名を入力するだけでAIが下書きを生成する機能や、操作録画からの自動手順生成、音声からの字幕自動作成・翻訳などです。
作成のたびにかかる工数をどこまで減らせるかは、長期的な費用対効果を左右します。自社で繰り返し発生する作成作業を、どの機能で自動化できるかを見極めましょう。
マニュアル活用を促す仕組み
マニュアルは作って終わりではなく、読まれて初めて効果を発揮します。検索性の高さ、QRコードによる現場アクセス、更新通知、既読・習熟度の可視化など、活用を促す仕組みがあるかを確認しましょう。
特に「誰が・どこまで読んだか」を把握できる分析機能は、教育の抜け漏れ防止やマニュアルの改善に直結します。
運用・セキュリティ・サポート体制
全社で運用する以上、アクセス権限の細かな設定やIP制限、SSO、バージョン管理といったセキュリティ・運用機能も欠かせません。社外にもマニュアルを公開する場合は、公開範囲の制御が重要になります。
導入時のサポートや、マニュアル作成代行などの支援メニューの有無も、社内に専任担当がいない企業ほど確認しておきたいポイントです。
マニュアル作成ツールの選び方
マニュアル作成ツールは、目的や運用スタイルによって最適なタイプが変わります。ここでは4つのタイプに分類し、特徴と向いている企業を紹介します。
- テンプレート型 | 誰でも見やすい業務手順書を量産したい場合
- 操作キャプチャ型 | PC・システム操作の手順書を自動作成したい場合
- 動画マニュアル型 | 現場・OJTをスマホ撮影で動画化したい場合
- ナレッジ共有型 | マニュアルと社内ナレッジを蓄積・検索したい場合
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
Q1 / マニュアルの主目的
最も多く作りたいマニュアルは、どちらに近いですか?
Q2 / 作成スタイル
マニュアルの作り方として、どちらに近いですか?
Q3 / 現場性
マニュアル化したい作業は、どちらに近いですか?
Q4 / 重視する機能
特に重視したい機能は、どちらに近いですか?
Q5 / 作成者
主にマニュアルを作るのは、どちらに近いですか?
Q6 / 蓄積・検索
マニュアル以外の情報について、どちらに近いですか?
Q7 / 活用促進
マニュアルを読ませる工夫として、どちらに近いですか?
テンプレート型 | 誰でも見やすい業務手順書を量産したい場合
テンプレート型は、あらかじめ用意されたフォーマットに文章や画像を入れるだけで、統一感のある業務手順書を作成できるタイプです。専門知識がなくても見やすいマニュアルが作れるため、作り手による品質のばらつきを防げます。
業務工程をステップごとに整理した手順書や、社内ルール・接客マニュアルなど、項目が定まったマニュアルを数多く作る企業に向いています。AIによる下書き自動生成を備えたツールも増えており、作成の手間をさらに減らせます。
このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。
- 業務手順書や社内ルールを数多く整備したい
- 作り手によるマニュアル品質の差をなくしたい
- 専門スキルがなくても見やすいマニュアルを作りたい
操作キャプチャ型 | PC・システム操作の手順書を自動作成したい場合
操作キャプチャ型は、PCやシステムの操作画面を録画するだけで、画面キャプチャと操作説明文を自動で生成するタイプです。手作業でのスクリーンショット取得や説明文入力が不要になり、作成工数を大幅に削減できます。
新しいシステムを導入した際の操作手順書や、バックオフィス業務のPC操作マニュアルを多く作る企業に最適です。Word・PowerPoint・PDF・動画など多様な形式に出力できるツールが多く、社内外での共有もスムーズに行えます。
このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。
- システムやアプリの操作手順書を頻繁に作成する
- スクリーンショットの取得・編集の手間を減らしたい
- 1つのマニュアルを複数の形式で出力・共有したい
動画マニュアル型 | 現場・OJTをスマホ撮影で動画化したい場合
動画マニュアル型は、スマホやタブレットで撮影した動画をそのままマニュアル化できるタイプです。文章では伝わりにくい動作やコツを視覚的に共有でき、OJT教育の負担を軽減します。
製造・物流・飲食・小売など、現場作業のマニュアルを必要とする企業に向いています。音声を自動で字幕化し、多言語へ翻訳できるツールも多いため、外国人スタッフが多い現場でも活用しやすいタイプです。
このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。
- 製造・物流・店舗などの現場作業をマニュアル化したい
- OJTや新人教育にかかる時間を削減したい
- 外国人スタッフ向けに翻訳字幕付きの動画を用意したい
ナレッジ共有型 | マニュアルと社内ナレッジを蓄積・検索したい場合
ナレッジ共有型は、マニュアルだけでなく、議事録・FAQ・業務ノウハウなど社内の情報をまとめて蓄積し、検索性高く共有できるタイプです。社内Wikiやヘルプセンターのように、必要な情報へ素早くアクセスできる環境を構築できます。
体系的なマニュアルに加えて、属人化しがちなナレッジも組織の資産として残したい企業に向いています。チャットツールとの連携やAIによる検索・回答生成を備えるツールも多く、情報共有の効率を高められます。
このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。
- マニュアルと社内ナレッジを一元管理したい
- 必要な情報を全文検索ですぐに見つけられるようにしたい
- FAQやノウハウの蓄積で問い合わせ対応を減らしたい
おすすめのマニュアル作成ツール一覧比較表
以下は、本記事で紹介するマニュアル作成ツールの一覧比較表です。「ジャンプ」から各ツールの詳細解説に移動できます。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
Teachme Biz | 要問い合わせ | テンプレート型 | 画像・動画のステップ形式で作る国内定番のマニュアルツール | |
COCOMITE | 月額29,600円〜 | テンプレート型 | 固定フォーマットで誰でも見やすく、セキュリティ機能も充実 | |
ヘルプドッグマニュアル | 月額35,000円〜 | テンプレート型 | マニュアル名を入れるだけでAIが下書きを自動生成 | |
マニュアル博士 | 要問い合わせ | テンプレート型 | 無料から使える汎用デザインツールで手軽に作成 | |
formwork | 月額3,000円〜 | テンプレート型 | 手順書をステップ式フォームにして、読むだけでなくその場で実行・記録できる | |
Canva | 月額11,800円〜 | テンプレート型 | 無料から使える汎用デザインツールで手軽に作成 | |
Dojo | 要問い合わせ | 操作キャプチャ型 | 操作するだけで画面と説明文を自動生成、3,000社以上が導入 | |
iTutor | 38万円〜 | 操作キャプチャ型 | 操作を自動スライド化、買い切りでeラーニングにも対応 | |
ManualForce | 月額2,800円 | 操作キャプチャ型 | 操作記録からAIが手順書を自動生成するクラウド型 | |
Demo Creator | 月額1,980円〜 | 操作キャプチャ型 | 画面録画と動画編集をオールインワン、買い切りも選べる | |
tebiki | 要問い合わせ | 動画マニュアル型 | スマホ撮影+100カ国語翻訳で現場教育に強い | |
VideoStep | 月額60,000円〜 | 動画マニュアル型 | PowerPoint感覚で編集でき、視聴データ分析に対応 | |
Videotouch | 要問い合わせ | 動画マニュアル型 | 動画研修・コンタクトセンター教育に強み | |
Dive | 月額10,000円〜 | 動画マニュアル型 | AR手順書に対応し、現場作業を直感的に支援 | |
NotePM | #月額4,800円〜 | ナレッジ共有型 | 添付ファイルの中身まで全文検索、12,000社以上が利用 | |
Confluence | 月額744円〜/ユーザー | ナレッジ共有型 | スペース階層で整理し、Atlassian製品と連携 | |
Notion | 月額1,650円〜/ユーザー | ナレッジ共有型 | ブロック単位で自由に構成、無料から利用可 | |
Zendesk | 月額15ドル〜/担当者 | ナレッジ共有型 | ヘルプセンター構築に強く、世界10万社以上が導入 | |
ヘルプフィール | 要問い合わせ | ナレッジ共有型 | 特許の意図予測検索で問い合わせを削減 |
【テンプレート型】のマニュアル作成ツール
テンプレートに沿って誰でも見やすい手順書を作成できる、テンプレート型のマニュアル作成ツールは次の5つです。
Teachme Biz(株式会社スタディスト)

画像・動画をステップ構造で並べ、直感的にわかりやすいマニュアルを作成できるクラウドサービスです。手順を1ステップずつ画像・動画で示す形式のため、文章だけでは伝わりにくい作業も視覚的に共有できます。
トレーニング機能でマニュアル閲覧をタスクとして割り当てられ、誰がどこまで理解したかを確認できるのも特徴です。26言語の自動翻訳や承認ワークフロー、QRコード出力にも対応しています。2026年3月にはAI機能「Teachme AI」が標準搭載され、マニュアル作成補助や理解度テストの自動生成が強化されました。
| 作成のしやすさ | ステップ形式で画像・動画を並べるだけ。専門スキル不要。 |
| 対応デバイス | PC・スマホ・タブレット(ブラウザ) |
| AI・自動化 | Teachme AIによる作成補助・理解度テスト自動生成 |
| 活用促進・運用 | トレーニング配信・タスク割当・承認フロー・QR出力 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(無料トライアルあり) |
COCOMITE(コニカミノルタ株式会社)

固定フォーマットに沿って入力するだけで、見栄えの揃ったマニュアルを作成・運用できるオンラインプラットフォームです。テキスト・画像・動画・PDF・Word・Excelなど多様なコンテンツを組み合わせられ、章節まで構造化して情報を整理できます。
タグによる絞り込みや全文検索、バージョンの自動記録、フォルダ・ユーザー別の公開範囲設定など、運用開始後の更新・共有・管理を支える機能が充実しています。IP制限やSSOといったセキュリティ面も強化されており、マニュアルの設計から運用までのサポートやオプションの作成代行も用意されています。
| 作成のしやすさ | 基本レイアウトに沿って入力するだけ。誰でも見やすく作成。 |
| 対応デバイス | PC中心(ブラウザ閲覧はマルチデバイス対応) |
| AI・自動化 | AIマニュアル作成アシスト等を提供(機能は要確認) |
| 活用促進・運用 | 全文検索・タグ・承認フロー・IP制限・SSO |
| 料金目安 | 月額29,600円〜(30日間無料トライアルあり) 初期費用:150,000円 |
ヘルプドッグマニュアル(noco株式会社)

AIによる自動作成を強みとするマニュアル作成・管理ツールです(旧称:トースターチーム)。作りたいマニュアルの種類を入力するだけで、AIが下書きを自動生成し、微調整するだけでマニュアルが完成するため、内製の手間を大きく削減できます。
画面録画による動画マニュアルや、社内・社外向けの公開設定、用語集・ノート・タスクなどのナレッジ管理機能も備えています。作成したマニュアルごとにQRコードを発行して現場に貼り付けられるほか、自動翻訳にも対応し、累計2,700社超の導入実績があります。
| 作成のしやすさ | マニュアル名の入力でAIが下書きを自動作成 |
| 対応デバイス | PC・スマホ(ブラウザ) |
| AI・自動化 | AI自動マニュアル作成を全プラン搭載 |
| 活用促進・運用 | QRコード発行・自動翻訳・チャット連携・用語集 |
| 料金目安 | 月額35,000円〜(7日間無料トライアルあり) |
マニュアル博士(株式会社博士.com)

文書・資料・動画を組み合わせたWebマニュアルを手軽に作成・管理できるツールです。PowerPointを取り込んで動画化したり、業務をステップ化して誰がどこまで閲覧したかを把握したりできます。
オプションでマニュアルに付随した小テストの作成やアンケート配信も行えるため、習熟度の把握やマニュアルの改善に役立てられます。CMS機能でマニュアルをWebページとして一覧表示でき、部署やチームごとに閲覧権限を分けられる点も特徴です。利用目的や規模に応じた3プランが用意されています。
| 作成のしやすさ | 文書・資料・動画を組み合わせて手軽に作成 |
| 対応デバイス | PC・スマホ(Webマニュアル) |
| AI・自動化 | 自動翻訳・音声機能を提供(範囲は要確認) |
| 活用促進・運用 | 小テスト・アンケート・アクセス解析・権限設定 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
formwork(株式会社Cone)

業務の手順をステップ式のフォームとして登録し、担当者が画面の案内に沿って入力しながら作業を進められるツールです。各ステップには文章・画像・動画・ファイルを置けるため、手順書の説明と入力欄が1つの画面にまとまります。「マニュアルを別の画面で開きながら作業する」のではなく、マニュアルどおりに進めること自体を仕組みにできます。
よくある業務のテンプレートが用意されているほか、業務の内容についての質問に答えると、AIがステップと入力項目の下書きを作ります。前のステップの回答によって次の項目を出し分ける機能もあり、条件によって手順が変わる業務にも対応できます。
担当者の回答はそのまま履歴として残り、期日が近づくと自動で通知が届きます。問い合わせ対応・オンボーディング・記事制作など、毎回同じ手順を繰り返す業務を、作り手によるばらつきなく回したい企業に向いています。
| 作成のしやすさ | テンプレートから作成可能。文章・画像・動画・ファイルと入力項目をステップ単位で並べて作る |
| 対応デバイス | Webブラウザで利用。社外の方は専用リンクから回答(アカウント登録不要) |
| AI・自動化 | 業務内容への質問に答えると、AIがステップと入力項目の下書きを作成。期日に合わせた自動通知 |
| 活用促進・運用 | 手順どおりに進めると実行履歴が残る。回答による表示の出し分け、権限設定、Slack・Chatwork通知 |
| 料金目安 | 無料プランあり。有料プランは月額3,000円〜(税抜) |
Canva(Canva Pty Ltd)

豊富なテンプレートと素材で、デザイン性の高いマニュアルを手軽に作成できる汎用デザインツールです。マニュアル専用ツールではありませんが、無料から使えるため、まずはコストをかけずに見やすい手順書を作りたい場合の選択肢になります。
共同編集やブランドキット、PDFへの書き出しに対応し、AI機能群「Magic Studio」による文章・画像生成も利用できます。一方で、承認ワークフローや閲覧分析といった業務マニュアルの運用に特化した機能は専用ツールに劣るため、用途を見極めて活用しましょう。
| 作成のしやすさ | 豊富なテンプレートでデザイン性高く作成 |
| 対応デバイス | PC・スマホ・タブレット・アプリ |
| AI・自動化 | Magic Studio(文章・画像生成、Magic Write等) |
| 活用促進・運用 | 共同編集・PDF書き出し(運用特化機能は限定的) |
| 料金目安 | 月額11,800円〜(無料プランあり) |
【操作キャプチャ型】のマニュアル作成ツール
PC・システムの操作を録画して自動で手順書化できる、操作キャプチャ型のマニュアル作成ツールは次の4つです。
Dojo(株式会社テンダ)

アプリやシステムを操作するだけで画面キャプチャを自動取得し、操作説明文まで自動でテキスト化できる操作手順書作成ツールです。手作業でのスクリーンショット取得や説明文入力が不要になり、作成工数を大きく削減できます。
Word・Excel・PowerPoint・HTMLなど多様な形式に出力でき、システム操作ナビゲーション「Dojoナビ」と連携すれば、システム画面上にリアルタイムで操作手順を表示することも可能です。2024年には生成AIによる自動音声合成などの機能も追加され、累計導入企業数は3,000社以上にのぼります。
| 作成のしやすさ | 操作するだけで画面と説明文を自動生成 |
| 対応デバイス | PC中心(Windows) |
| AI・自動化 | 生成AIによる自動音声合成・マニュアル診断 |
| 活用促進・運用 | 多形式出力・Dojoナビによるシステム上ナビゲーション |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
iTutor(株式会社BluePort)

マニュアル化したい操作を一度行うだけで、自動でスライド化できる操作手順書作成ソフトです。吹き出しや目次も自動で付与され、PowerPoint風の感覚で編集できるため、初心者でも高品質なマニュアルを作成できます。
撮影した動画の取り込み・編集にも対応し、ドキュメント・動画・HTML5など複数形式に出力できます。eラーニング教材やテストの作成も可能です。Ver.10では文章改善・画像生成・文字起こし・多言語音声合成・自動翻訳など6つのAI機能を搭載しています。
| 作成のしやすさ | 操作を行うだけで自動スライド化・吹き出し自動付与 |
| 対応デバイス | PC中心(Windows/Mac向けエディションあり) |
| AI・自動化 | 6つのAI機能(文章改善・画像生成・翻訳・音声合成等) |
| 活用促進・運用 | 多形式出力・eラーニング教材・テスト作成 |
| 料金目安 | 38万円〜(買い切りライセンス/月額版・無料トライアルあり) |
ManualForce(Orange Moon株式会社)

ブラウザやデスクトップ上の操作手順を自動で記録し、AIがマニュアル化するクラウド型ツールです。操作ステップとスクリーンショットを自動生成し、AIが説明文を補完するため、記録から共有までを短時間で完結できます。
法人向けのENTERPRISEプランでは、PPTX・XLSX出力、カスタムブランディング、メンバー・チームの統合管理、SSO(SAML2.0)、モザイク処理などに対応します。ISO/IEC 27001準拠の運用で、BOXIL SaaS AWARDのマニュアル作成部門での受賞実績もあります。
| 作成のしやすさ | 操作を記録するだけでAIが自動マニュアル化 |
| 対応デバイス | ブラウザ(Chrome拡張)・デスクトップ |
| AI・自動化 | AIによるテキスト自動生成(ChatGPT連携) |
| 活用促進・運用 | 全文検索・該当箇所のみ更新・SSO・権限管理(法人) |
| 料金目安 | 月額2,800円 / 1ユーザー(14日間の無料トライアルあり) |
Demo Creator(Wondershare)

画面録画機能と動画編集機能をオールインワンで搭載した、操作マニュアル・チュートリアル動画作成ソフトです。PC画面の操作・音声・Webカメラを同時に録画でき、リアルタイムで線や図形、テキストを書き込みながら操作を記録できます。
撮影した動画はドラッグ&ドロップのシンプルな操作で編集でき、キャプションや注釈を付けられます。AIによるノイズ除去や自動キャプション機能も備え、買い切りの永続ライセンスを選べるため、ランニングコストを抑えたい場合にも適しています。
| 作成のしやすさ | 画面録画+動画編集をオールインワンで完結 |
| 対応デバイス | PC中心(Windows・Mac) |
| AI・自動化 | AIノイズ除去・自動キャプション |
| 活用促進・運用 | 注釈・スポットライト・各種形式への書き出し |
| 料金目安 | 月額1,980円〜/永続ライセンス6,980円〜(税込・要確認) |
【動画マニュアル型】のマニュアル作成ツール
スマホ撮影で現場・OJTの動画マニュアルを作成できる、動画マニュアル型のツールは次の4つです。
tebiki(Tebiki株式会社)

普段のOJTをスマホで撮影するだけで動画マニュアルを作成できる、現場向けの動画マニュアル作成ツールです。撮影した動画はカットや図形挿入などシンプルに編集でき、専門知識がなくても現場スタッフ自身が作成できます。
音声を自動で字幕化し、100カ国語以上に自動翻訳できるため、外国人スタッフが多い製造・物流の現場でも活用しやすいのが特徴です。レポートやテスト機能で習熟度や閲覧状況を可視化でき、スキルマップによる人材管理にも対応します。継続率99.5%(2021年12月時点)と高く、大手製造業を中心に導入が進んでいます。
| 作成のしやすさ | スマホ撮影だけで動画マニュアル化 |
| 対応デバイス | スマホ(撮影・作成・閲覧)・PC(編集・管理) |
| AI・自動化 | 自動字幕生成・動画のAI解析・素案自動作成 |
| 活用促進・運用 | 100カ国語以上の自動翻訳・習熟度レポート・テスト |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
VideoStep(株式会社VideoStep)

スマホやPCで撮影した動画をアップロードして共有できる、動画マニュアル作成クラウドです。動画編集はPowerPoint感覚で行え、専門の人材がいなくても現場マニュアルを動画で伝えられます。
音声解析AIによる自動文字起こし・字幕編集と、23カ国語への自動翻訳に対応しています。管理画面で各動画の再生時間や閲覧履歴を確認でき、「よく見られている動画は何か」を分析してマニュアルを改善できます。専用モバイルアプリでオフライン再生も設定可能です。
| 作成のしやすさ | PowerPoint感覚で動画を編集・共有 |
| 対応デバイス | スマホ・PC・専用アプリ(オフライン再生可) |
| AI・自動化 | 音声解析AIによる自動文字起こし・字幕生成 |
| 活用促進・運用 | 23カ国語の自動翻訳・視聴データ分析 |
| 料金目安 | 月額60,000円〜 |
VideoTouch(VideoTouch株式会社)

オンデマンド動画で知識習得とトレーニングを支援する動画マニュアル・教育プラットフォームです。専門スキルがなくても研修・マニュアル動画を作成でき、テスト機能や視聴分析機能で理解度・学習進捗を把握できます。
近年はコンタクトセンターの人材育成DXに強く、AIが顧客役を演じて評価まで行う「AIロールプレイング」や、評価シートを実装する「AIモニタリング」などを備えています。金融・大手コンタクトセンターを中心に導入実績があり、動画を活用した教育・研修を重視する企業に向いています。
| 作成のしやすさ | 専門スキル不要でオンデマンド動画を作成 |
| 対応デバイス | PC(画面収録)・スマホ閲覧 |
| AI・自動化 | AIロールプレイング・AIモニタリング |
| 活用促進・運用 | テスト機能・視聴分析・学習進捗の把握 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
Dive(エピソテック株式会社)

「作業しながら覚える」をコンセプトに、動画とARで現場作業を支援する動画マニュアルツールです。アップロードした作業動画をAIが動き・音声で解析し、手順ごとに自動でシーン分割します。
最大の特徴はAR手順書機能で、現実の物体を認識してCGや情報を重ねて表示でき、テキストや動画だけでは伝わりにくい内容もカバーできます。15言語の自動翻訳・字幕や作業チェックリスト、遠隔ガイドにも対応し、スマートグラスでも利用可能です。製造・建設・ビルメンテナンスなどの現場作業系企業を中心に導入されています。
| 作成のしやすさ | 作業動画をAIが自動でシーン分割 |
| 対応デバイス | スマホ・タブレット・PC・ARグラス |
| AI・自動化 | 動画のAI解析・自動シーン分割・自動翻訳 |
| 活用促進・運用 | AR手順書・作業チェックリスト・遠隔ガイド |
| 料金目安 | 月額10,000円〜(無料プランあり) |
【ナレッジ共有型】のマニュアル作成ツール
マニュアルと社内ナレッジを蓄積・検索できる、ナレッジ共有型のツールは次の5つです。
NotePM(株式会社プロジェクト・モード)

業務手順書・マニュアル・FAQ・議事録など、社内に散らばる情報を一元管理できる社内Wiki・ナレッジ共有ツールです。高機能エディタとテンプレートでマニュアルを作成でき、IT初心者でも迷わず扱えます。
Word・Excel・PDFなど添付ファイルの中身まで対象とする強力な全文検索が特徴で、必要な情報に素早くたどり着けます。誰が読んだかがわかる既読管理や、SlackやMicrosoft Teamsとの連携にも対応。2026年1月には出典を提示するAI検索(チャットボット)を実装しました。登録社数12,000社以上、継続率99%超の実績があります。
| 作成のしやすさ | 高機能エディタとテンプレートで簡単作成 |
| 対応デバイス | PC・スマホ(ブラウザ) |
| AI・自動化 | AI検索(出典提示)・要約・翻訳・校正 |
| 活用促進・運用 | 添付ファイル全文検索・既読管理・チャット連携 |
| 料金目安 | 月額4,800円〜(無料トライアルあり) |
Confluence(Atlassian)

スペースとページの階層でナレッジを整理・共有できる、ドキュメント管理・コラボレーションツールです。製品マニュアル、社内規定、FAQ、業務手順書などを作成・管理でき、共同編集やコメント機能で情報共有を促進します。
豊富なテンプレートと強力な検索機能を備え、ページのバージョン管理やスペース・ページ単位の権限設定にも対応します。JiraをはじめとするAtlassian製品やMarketplaceアプリとの連携が強みです。AI機能「Atlassian Rovo」による検索・チャットも利用でき、10ユーザーまで使える無料プランがあります。
| 作成のしやすさ | 豊富なテンプレートとページ階層で整理 |
| 対応デバイス | PC(ブラウザ)・iOS/Androidアプリ |
| AI・自動化 | Atlassian Rovo(AI検索・チャット) |
| 活用促進・運用 | 全文検索・バージョン管理・権限設定・外部連携 |
| 料金目安 | 月額744円〜/ユーザー(無料プランあり) |
Notion(Notion Labs, Inc.)

ブロック単位で柔軟にドキュメントやWikiを作成できる、オールインワンのナレッジ共有ツールです。マニュアルだけでなく、議事録・タスク・データベースなどを同じ場所で管理でき、社内ナレッジを自由度高く構造化できます。
チームの共有スペースと権限設定に対応し、豊富な外部連携も魅力です。日本円での支払いに対応し、無料プランから利用できます。Notion AIによる文章作成・要約・翻訳・Q&A検索も備え、情報を探す・まとめる作業を効率化できます。
| 作成のしやすさ | ブロック単位で自由にページを構成 |
| 対応デバイス | PC(Web・アプリ)・スマホアプリ |
| AI・自動化 | Notion AI(作成・要約・翻訳・Q&A検索) |
| 活用促進・運用 | データベース構造化・共有スペース・権限設定 |
| 料金目安 | 月額1,650円〜/ユーザー(無料プランあり) |
Zendesk(Zendesk, Inc.)

社内向け・顧客向けのヘルプセンター(ナレッジベース)を構築できる、カスタマーサポートプラットフォームです。FAQ記事や操作ガイドを公開・管理でき、キーワード検索やカテゴリ検索など検索性に優れています。
問い合わせのチケット管理やチャット・電話を統合でき、マニュアルの閲覧状況や検索履歴をログとして確認できます。社外の取引先や顧客にもマニュアルを共有したい場合に向いており、世界で10万社以上の導入実績があります。Zendesk AI / Copilotによる自動応答や回答提案も利用できます。
| 作成のしやすさ | テンプレートでデザイン性の高いFAQ・ガイドを作成 |
| 対応デバイス | PC(ブラウザ)・スマホアプリ |
| AI・自動化 | Zendesk AI / Copilot(自動応答・回答提案・要約) |
| 活用促進・運用 | キーワード/カテゴリ検索・閲覧ログ・多言語対応 |
| 料金目安 | 月額15ドル〜/担当者(無料トライアルあり) |
ヘルプフィール(株式会社Helpfeel)

特許技術の「意図予測検索」で、曖昧な表現や言い換えにも対応した高精度なFAQ検索を実現するツールです。タグやシナリオ分岐を設定しなくても、ユーザーが入力した語句から質問を予測し、適切な回答へ素早く導きます。
既存のマニュアルをFAQ形式に変換して運用でき、AIチャット「Helpfeel Agent Mode」やVoC分析、問い合わせ管理機能も備えます。社内ヘルプデスク用途にも対応し、導入サイト数900以上、継続率99%、問い合わせ削減実績70%といった実績を公表しています。
| 作成のしやすさ | 既存マニュアルをFAQ形式に変換して運用 |
| 対応デバイス | PC・スマホ(Web組み込み) |
| AI・自動化 | 意図予測検索・AIチャット(Agent Mode)・AI分析 |
| 活用促進・運用 | 高精度検索・VoC分析・問い合わせ削減 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
無料で使えるマニュアル作成ツール
「まずはコストをかけずに試したい」という場合は、無料プランやフリーミアムのあるツールから始める方法があります。本記事で紹介したツールのうち、無料で使い始められる主なものは以下のとおりです。
| サービス名 | 無料で使える範囲 | |
|---|---|---|
| Canva | 無料プランあり。テンプレートでマニュアルを作成可能。 | サービスサイトへ |
| Notion | 無料プランあり。個人〜小規模チームのナレッジ共有に。 | サービスサイトへ |
| Confluence | 最大10ユーザーまで無料。スペースとページは無制限。 | サービスサイトへ |
| Dive | 無料プランあり。現場向け動画手順書を試せる。 | サービスサイトへ |
| NotePM | 30日間の無料トライアルで全機能を試用可能。 | サービスサイトへ |
無料プランは利用人数や機能に制限があるため、本格運用の前に「必要な機能が無料の範囲で足りるか」を確認しましょう。Google ドキュメントやスプレッドシートでも簡易なマニュアルは作れますが、検索性や活用促進の仕組みは専用ツールに劣ります。試験導入で手応えを確かめてから有料プランへ移行するのが、失敗の少ない進め方です。
AIでマニュアルはどこまで自動作成できる?
近年のマニュアル作成ツールは、AIによる作成支援が急速に進化しています。現時点でAIが得意とするのは、主に次のような作業です。
| AIでできること | 対応するツールの例 |
|---|---|
| マニュアルの下書き自動生成 | ヘルプドッグマニュアル、ManualForce、NotePM |
| 動画の自動解析・手順分割 | tebiki、Dive |
| 音声からの字幕自動生成・翻訳 | tebiki、VideoStep、iTutor |
| 文章の要約・校正・翻訳 | NotePM、Notion、Teachme Biz |
| FAQの自動生成・高精度検索 | ヘルプフィール、Zendesk |
一方で、AIが生成した内容には事実の誤り(ハルシネーション)が含まれることがあり、自社固有の手順やルールはAIだけでは正確に再現できません。AIはあくまで「たたき台の作成」や「翻訳・要約などの補助」に活用し、最終的な内容は人が確認・修正するのが現実的な使い方です。AIの監修・訂正を前提に精度を担保する設計のツールも登場しています。
文章中心のコンテンツ作成をAIで効率化したい場合は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
関連記事:【無料あり】記事作成ツール20選比較。AI対応・SEOに強いツールを比較
マニュアル作成ツールの活用が進む企業の特徴
マニュアル作成ツールの導入で成果を上げている企業には、いくつかの共通点があります。各社が公表している実績からも、活用のヒントが見えてきます。
動画マニュアル型のtebikiは、継続率99.5%(2021年12月時点)という高い定着率を公表しており、現場スタッフ自身がスマホで撮影・更新できる手軽さが、マニュアルを「使い続けられる」状態にしています。製造業を中心に、OJT教育の標準化と外国人スタッフ教育を両立させている点が特徴です。
ナレッジ共有型のNotePMは、登録社数12,000社以上・継続率99%超を公表しています。マニュアルだけでなく議事録やノウハウまで一元管理し、添付ファイルの中身まで検索できる環境が、情報の属人化解消につながっています。
FAQ・検索特化のヘルプフィールは、問い合わせ削減実績70%を公表しています。マニュアルを「作る」だけでなく、必要な情報に素早くたどり着ける検索性を高めることで、問い合わせ対応の工数そのものを減らしている好例です。
これらに共通するのは、「作成のしやすさ」だけでなく「現場で使われ続ける仕組み」を重視している点です。ツール選定では、作成機能に加えて活用促進・定着の機能まで見ておくことが、投資を成果につなげる鍵になります。
なお、マニュアル整備とあわせて業務全体の進め方を見直したい場合は、タスク管理の仕組みも有効です。
関連記事:タスク管理ツールおすすめ16選を比較。タイプ別の選び方から費用相場まで解説
業務手順だけでなく、情報セキュリティのルール周知や教育まで仕組み化したい場合は、受講管理や標的型攻撃メール訓練に対応した専用のeラーニングを併用すると効果的です。
関連記事:情報セキュリティeラーニングおすすめ15選。ニーズ別の選び方と無料サービスも紹介
マニュアル作成ツールのよくある質問
最後に、マニュアル作成ツールに関するよくある質問をまとめました。
Q1. わかりやすいマニュアルを作るコツは?
最も重要なのは「読み手が誰で、何ができるようになればよいか」を最初に定義することです。そのうえで、1ステップ1動作で手順を分け、文章だけで伝わりにくい操作は画像や動画で補うと理解度が高まります。
専門用語には注釈を付け、完成後は実際にマニュアルだけを見て作業してもらい、つまずく箇所を改善するのがおすすめです。多くのツールはテンプレートで構成の型を提供してくれるため、初めてでも一定の品質で作成できます。
Q2. WordやExcelでのマニュアル作成と何が違う?
WordやExcelは導入コストがかからない反面、「作成に時間がかかる」「作り手によって品質が異なる」「更新・共有がしにくい」といった課題があります。
マニュアル作成ツールは、テンプレートや自動キャプチャで作成を効率化し、全文検索や閲覧分析で活用・更新までを支援します。とくにマニュアルの数が多く、複数人で継続的に運用する場合は、専用ツールのほうが長期的なコストを抑えられます。
Q3. 無料でどこまでマニュアルを作成できる?
CanvaやNotion、Confluence(10ユーザーまで)などは無料プランでもマニュアル作成が可能です。ただし、利用人数・作成数・AIや翻訳などの機能に制限があるのが一般的です。
小規模なチームや試験導入であれば無料プランで十分なケースもありますが、全社展開や高度な権限管理・分析が必要になると有料プランが前提になります。
Q4. 導入で失敗しないための注意点は?
よくある失敗は「高機能なツールを選んだものの現場で使われない」というケースです。これを避けるには、作りたいマニュアルの種類とツールの得意分野を一致させ、現場の担当者が無理なく使える操作性かどうかを重視しましょう。
多くのツールが無料トライアルやデモを提供しているため、実際に作成・閲覧・検索を試し、運用イメージを確かめてから導入するのが確実です。
Q5. 無料トライアルやデモはある?
本記事で紹介したツールの多くは、無料トライアルやデモを用意しています。NotePMは30日間、COCOMITEは30日間、ヘルプドッグマニュアルは7日間、VideoStepは2週間など、期間はツールによって異なります。
要問い合わせのツールでも、問い合わせ後にトライアルやデモを案内されることが一般的です。複数ツールを同条件で試すと、自社に合うものを見極めやすくなります。
まとめ
本記事では、マニュアル作成ツールの選び方とおすすめツールをタイプ別に紹介しました。まずは、自社が作りたいマニュアルに合ったタイプを選ぶことが重要です。
| タイプ | 向いているケース |
|---|---|
| テンプレート型 | 見やすい業務手順書を誰でも量産したい |
| 操作キャプチャ型 | PC・システム操作の手順書を自動作成したい |
| 動画マニュアル型 | 現場・OJTをスマホ撮影で動画化したい |
| ナレッジ共有型 | マニュアルと社内ナレッジを一元管理したい |
そのうえで、以下の比較ポイントで絞り込みます。
- 作成のしやすさと対応デバイス
- AI・自動化による工数削減
- マニュアル活用を促す仕組み
自社に合うタイプがまだ定まっていない方は、ぜひ「マニュアル作成ツールの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。多くのツールが無料トライアルを用意しているため、気になるツールを実際に試し、現場で使われ続けるマニュアル運用を実現しましょう。
この記事が、マニュアル作成ツール選びの一助になれば幸いです。
