反社チェックツールおすすめ13選比較。費用相場とタイプ別の選び方

「取引先の反社チェック、まだ手作業でやっている…」
「ツールを導入したいが、どれが自社に合うのかわからない」

そんな悩みを抱えているコンプライアンス担当者や法務担当者も少なくないはずです。

近年、暴力団排除条例の整備や上場審査における反社チェックの厳格化を受け、取引先・役員・従業員が反社会的勢力と関わりがないかを確認する「反社チェック」は、企業規模を問わず必須の業務になっています。しかし手作業でのGoogle検索や新聞記事の確認では、抜け漏れと工数増大のリスクが残ります。

そこで使われているのが反社チェックツールです。AIによるスクリーニング・継続モニタリング・証跡保存まで、これまで人手に頼っていた工程を自動化できます。ただしツールごとに参照するデータソースの範囲が大きく異なり、チェックできる対象が法人だけのものと採用候補者まで含むものに分かれるため、同じ「反社チェックツール」でも実務上の使い勝手は変わります。

本記事では、反社チェックツールを3つのタイプに分類し、データソースの範囲・除外精度・API連携・料金の5つの軸で比較しながら、自社に合ったツールの選び方とおすすめ13選をご紹介します。

反社チェックツールとは

反社チェックツールとは、取引先企業・役員・従業員・株主などのステークホルダーが反社会的勢力と関わりを持っていないかを調査・確認するためのクラウドサービスです。企業名や個人名を入力するだけで、新聞記事・Web・官報・SNSなど複数のデータベースを横断的に検索し、リスク情報を一括でスクリーニングできます。

2007年に政府が策定した「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」では、反社会的勢力を「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」と定義し、企業が取引関係を遮断することを求めています。この流れを受けて全国の都道府県で暴力団排除条例が整備され、現在では反社チェックは法的・社会的に不可欠な業務となっています。

反社チェックが必要な理由と法的背景

反社チェックが必要とされる理由は、コンプライアンスリスクの回避だけではありません。反社会的勢力との取引が発覚した場合、上場廃止・金融機関からの融資停止・取引先からの契約解除・レピュテーション損失など、企業経営に直結する深刻なダメージを受ける可能性があります。

特に、IPO(新規上場)を準備している企業にとっては、主幹事証券会社や証券取引所による反社チェックが審査項目に含まれており、調査結果の証跡保存・エビデンス管理が求められます。M&Aのデューデリジェンス(DD)においても、対象企業とその関係者の反社チェックは欠かせないプロセスです。

また、近年は「反社会的勢力」の定義が従来の暴力団・総会屋だけでなく、特殊詐欺グループや準暴力団(準構成員)にまで広がりつつあり、より広範なデータソースを網羅したツールの重要性が増しています。

反社チェックを含む企業の法務業務全体を外部に委託したい場合は、法務アウトソーシングという選択肢もあります。ツール導入と組み合わせることで、より体制を強化できます。

関連記事:法務アウトソーシングサービス10選一覧。3つの事例で見る活用パターンまで紹介

反社チェックの主な調査手法

反社チェックの方法は大きく4つに分かれます。それぞれ手間・精度・コストが異なるため、自社の状況に合わせて使い分けることが重要です。

手法内容向いているケース
自社での無料調査Google検索・ニュース検索・SNSを活用した人力チェック件数が少なく、コストを抑えたい場合
行政機関への照会暴力団追放運動推進センター(暴追センター)への照会信頼性の高い公的情報を確認したい場合
信用調査機関・データベース帝国データバンク・東京商工リサーチなどの企業DBを活用与信情報と組み合わせて確認したい場合
反社チェック専門ツール(SaaS)本記事で紹介するクラウド型ツールを利用大量処理・継続監視・証跡保存が必要な場合

ツールを使わない場合でも、少なくとも自社調査と暴追センター照会の組み合わせが推奨されますが、処理件数の増加・証跡保存の必要性・継続モニタリングのニーズが生まれた段階で、ツール導入を検討するのが現実的です。

反社チェックツールでできること

反社チェックツールが提供する機能は、単なる「名前の検索」に留まりません。手作業では実現が難しかった多くの業務を自動化・効率化できます。

一括・高速スクリーニング企業名・個人名をCSVで一括アップロードし、複数DBを同時検索。
手動検索と比較して数十倍以上の速度でチェックを完了できる
AIによる自動スクリーニング・除外同姓同名の無関係な記事や偶発的なネガティブ情報をAIが自動判定して除外し、
真のリスク情報だけに絞り込む
継続モニタリング・アラート通知既存取引先を登録しておき、新たなリスク情報が検出された際に自動でアラートを通知。
取引継続中のリスク変化を常時把握できる
証跡・エビデンス保存チェック日時・検索結果・担当者情報を自動記録し、PDF形式で出力・保存。
IPO審査や社内監査のエビデンス管理に対応
API連携・システム統合CRM・販売管理・ERPとAPIで接続し、
取引先登録と同時に反社チェックを自動実行するワークフローを構築できる
海外リスク情報への対応240カ国以上のPEPs(政治的要職者)リスト・制裁リスト・海外犯罪情報を検索。
グローバル取引先がある企業に有効

これらの機能をすべて備えるツールから、特定の機能に特化したツールまで幅広く存在します。自社のチェック件数・運用体制・システム連携の要件に合わせて必要な機能を絞り込むことが、コスト最適化にもつながります。次章では費用相場を確認した上で、ツール選びの具体的な基準を見ていきましょう。

反社チェックツールの費用相場

反社チェックツールの費用は、利用形態・チェック件数・対応機能の範囲によって大きく異なります。主な料金形態は以下の4種類です。

料金形態相場向いているケース
従量課金型100〜500円 / 件月の件数が少ない・スポット利用が中心
月額固定型(ライト)3,000〜30,000円 / 月月50件程度・シンプルな運用
月額固定型(スタンダード)30,000〜80,000円 / 月月100件以上・継続モニタリング付き
エンタープライズ要問い合わせ大量件数・API連携・カスタム対応

費用に影響する主な要因は3点あります。まずチェック件数と対象の範囲です。月間の件数が多いほど、従量課金より月額固定プランのほうがコストを抑えやすくなります。次にデータソースの充実度で、国内新聞のみのツールと海外リスク情報・官報・行政処分まで横断検索できるツールでは月額料金が数倍異なるケースがあります。最後に継続モニタリング・API連携の有無で、スポット検索のみのシンプルなプランに対し、継続監視やAPI連携機能が加わると料金が上乗せされます。

なお入会金・初期設定費用が別途かかるツールと、初期費用が無料のツールがあります。月額と1件単価だけで比較すると初年度の総額を見誤るため、一覧比較表では初期費用・月額・1件単価を分けて記載しています。

反社チェックの運用体制を整えるにあたり、内部通報窓口の整備も合わせて検討するとコンプライアンス体制全体を強化できます。外部委託サービスも充実しています。

関連記事:内部通報窓口の外部委託12社一覧。依頼で失敗しないための4つのステップまで解説

反社チェックツールを選ぶ際の5つの比較ポイント

反社チェックツールは一見どれも同じように見えますが、チェックできる対象・データソースの範囲・AIの判定精度・モニタリング機能・連携対応の有無で、実務上の効果は大きく異なります。以下の5つの観点で比較してください。

  • チェックできる対象
  • データソースの範囲
  • AIによる除外・判定精度
  • 継続モニタリング
  • API・システム連携

チェックできる対象

同じ反社チェックツールでも、検索できる対象は法人のみのものと、法人・個人の両方に対応するものに分かれます。取引先企業の審査だけであれば法人対応で足りますが、役員個人の経歴確認や採用候補者のバックグラウンドチェックまで一本化したい場合は、個人名で検索できるツールが必要です。

グループ企業・関係会社・株主まで遡って確認できるか、海外の取引先や外国籍の個人に対応しているかも確認してください。フロント企業は表面上の社名では判別できないため、関係会社や役員をたどれるかどうかが検出精度に直結します。

確認すること

  • 法人・個人のどちらに対応しているか
  • 役員・株主・関係会社まで遡れるか
  • 海外の取引先に対応しているか

データソースの範囲

反社チェックの精度は、ツールが参照するデータベースの広さに直結します。国内の新聞・業界紙、Web記事、掲示板やSNSの風評、官報、行政処分情報、さらに海外のPEPs(政治的に重要な公人)リストや経済制裁リストまでカバーしているかを確認しましょう。新聞記事だけを参照するツールと、独自の調査データベースや制裁リストを併用するツールでは、拾える情報の性質が変わります。

事件化した報道だけを見るのか、事件化前の風評・不祥事の段階まで拾うのかもツールによって異なります。また官報・行政処分情報の更新頻度(リアルタイム・日次・週次)は、取引開始の判断を急ぐ場面で差が出ます。

確認すること

  • 報道・官報・行政処分・Web風評・海外リスト情報のどこまでを含むか
  • 独自の調査データベースを持っているか
  • 更新頻度はどのくらいか

AIによる除外・判定精度

「山田太郎」のような一般的な氏名で検索すると、無関係な記事が大量にヒットする「ノイズ問題」は手作業チェックの大きな負担になります。AIが同姓同名の無関係情報を自動的に除外し、確認すべきリスク情報だけを提示できるかどうかが重要な判断基準です。

判定結果を「該当あり・なし」の2値で返すのか、本人である確率や危険度を段階的に分類して返すのかでも、担当者の確認工数は変わります。AIの判定根拠となった記事をその場で確認できる透明性、複合キーワード検索(社名+役員名など)への対応もあわせて確認してください。

確認すること

  • 同姓同名の自動除外に対応しているか
  • 判定を段階的に分類して返すか
  • 判定根拠の記事を確認できるか

継続モニタリング

取引開始時にチェックして終わりでは不十分です。取引継続中に状況が変化し、後から反社会的勢力との関係が判明するケースもあります。既存の取引先を登録しておき、新しいリスク情報が出た時点で自動通知してくれる継続モニタリング機能があるかどうかを確認しましょう。

モニタリングは初回チェックとは別料金になることが多く、対象件数に上限が設けられている場合もあります。通知の方法(メール・管理画面・チャットツール連携)と、モニタリング対象の件数上限を事前に確認しておくと、運用を始めてからの追加費用を避けられます。

確認すること

  • 登録した取引先を自動で監視できるか
  • 初回チェックと別料金か
  • 対象件数の上限と通知方法

API・システム連携

反社チェックを営業・調達・人事の業務フローに組み込む場合、CRM・販売管理システム・ERPとのAPI連携が重要になります。取引先の登録と同時にチェックが自動実行される仕組みを作れれば、担当者が個別に検索する工数をなくせます。

API利用が標準機能なのか別料金なのか、Salesforce・kintone などの主要SaaSに専用の連携アプリがあるのか、連携できる機能が一部に限られていないか(即時検索だけ対応で一括検索は対象外など)を確認してください。CSVの一括アップロードに対応していれば、API連携をしなくても月次の棚卸しはまとめて処理できます。

確認すること

  • APIが標準提供か別料金か
  • 主要SaaSとの連携アプリがあるか
  • 連携できる機能の範囲
  • CSV一括検索への対応

反社チェックツールの選び方

反社チェックツールは、支援スタイルや得意領域によって成果が大きく変わります。ここでは反社チェックツールを3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業をご紹介します。

  1. AIスクリーニング特化型
  2. 継続モニタリング型
  3. 与信・コンプライアンス統合型

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

0 / 7 回答済み

Q1 / 利用タイミング

チェックのタイミングについて、どちらに近いですか?

Q2 / チェック規模

1ヶ月に処理するチェック件数はどちらに近いですか?

Q3 / AI精度への期待

AIスクリーニングについて、どちらを重視しますか?

Q4 / 与信連携

反社チェックの用途として、どちらに近いですか?

Q5 / システム連携

既存の社内システムとの連携について、どちらが重要ですか?

Q6 / 監査・証跡対応

証跡保存・監査対応について、どちらに近いですか?

Q7 / 予算感

月額予算について、どちらに近いですか?

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプで解決できること

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    1. AIスクリーニング特化型

    AIスクリーニング特化型は、新聞・Web・SNS・官報など複数のデータソースを横断的に検索し、AIが無関係な情報を自動除外することで、大量のチェックを高速・正確に処理できるタイプです。手作業では数時間かかるチェックを数秒〜数分で完了できるものもあり、月間チェック件数が多い企業や、IPO・M&AのDDなど短期間に集中してチェックが必要なシーンで特に力を発揮します。

    また、AIによるスコアリング・根拠記事の提示機能により、「なぜリスクありと判定されたか」を担当者が素早く確認でき、確認工数を大幅に削減できます。エビデンスの自動保存機能を備えるサービスも多く、監査対応まで見据えた体制構築に適しています。このタイプは、新規取引先・採用候補者のチェックを大量・高頻度で行っている企業、IPO準備・M&AのDDで短期間に多数の関係者を調査する必要がある企業、手作業チェックによる工数増大・抜け漏れリスクを解消したい企業に特に向いています。

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    2. 継続モニタリング型

    継続モニタリング型は、取引開始後も既存取引先のリスク情報を定期的に監視し、新たな情報が検出された際に自動でアラートを通知するタイプです。取引開始時の一時的なチェックだけでなく、取引継続中の環境変化(逮捕・行政処分・報道など)をリアルタイムに把握することで、企業が知らないうちに反社会的勢力との関係を持ち続けてしまうリスクを防ぎます。

    既存取引先が数百〜数千社に上る企業や、金融機関・不動産業など取引相手のリスク管理が業法で求められる業種に特に適しています。CRM・SFAと組み合わせ、取引先マスターをそのまま監視対象として活用できるサービスもあります。このタイプは、既存取引先の数が多く定期的な再チェックの工数が課題になっている企業、取引継続中のリスク変化を見逃すことへの懸念が強い企業、金融・不動産・人材など法令でコンプライアンス管理が求められる業種に向いています。

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    3. 与信・コンプライアンス統合型

    与信・コンプライアンス統合型は、反社チェック機能に加えて企業の信用情報・財務情報・与信リスクの評価を一元的に管理できるタイプです。反社チェックを単独で行うのではなく、取引先審査・与信管理・コンプライアンス体制の整備を横断的に支援することで、企業リスク管理の全体像を一つのシステムで把握できます。

    経理・法務・コンプライアンス部門が協力してリスク管理体制を構築したい大企業や、反社チェックとKYC(顧客確認)を統合したい金融機関、既存の与信管理システムとの連携を求める企業に向いています。与信管理と反社チェックをバラバラに運用しており一元化したい企業、金融機関・上場企業として包括的なコンプライアンス体制の整備が求められる企業、グローバル取引先を含む複雑なリスク管理を効率化したい企業に特に適したタイプです。

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    反社チェックツール13選一覧比較表

    以下は、本記事で紹介する反社チェックツールの一覧比較表です。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    RISK EYES
    15,000円〜
    AIスクリーニング特化型
    制裁リストと独自の反社データベースを併用。証跡はPDFで出力
    RoboRoboコンプライアンスチェック
    要問い合わせ
    AIスクリーニング特化型
    約190ヵ国・約540万件の法人・個人データベースを横断検索
    RiskAnalyze
    27,500円〜 / 月
    AIスクリーニング特化型
    国内1,000媒体以上を1時間おきに自動収集。API使用料も無料
    back check
    要問い合わせ
    AIスクリーニング特化型
    採用候補者のバックグラウンドチェックと反社チェックを一本化
    日経リスク&コンプライアンス
    要問い合わせ
    AIスクリーニング特化型
    1975年以降の不芳報道と海外ウォッチリストを横断
    ComCheck
    要問い合わせ
    継続モニタリング型
    反社・刑事・行政処分・回収情報を1画面で統合管理
    DeepCheck
    要問い合わせ
    継続モニタリング型
    商業登記全件と企業データベースで関係会社まで遡れる
    e-与信ナビ
    20,000円
    継続モニタリング型
    与信評点と反社チェックを同一画面で運用できる
    JCIS WEB DB® Ver.3
    要問い合わせ
    継続モニタリング型
    独自の反社・反市場勢力情報と警察関連情報を保有
    リスクチェック powered by LSEG/KYCC
    要問い合わせ
    継続モニタリング型
    名刺・メール署名から取り込んだ接点企業を自動スクリーニング
    ネクスウェイ本人確認ソリューション
    25,000円〜
    与信・コンプライアンス統合型
    犯収法の確認方法に対応。確認業務そのものを外部委託できる
    パワーサーチ
    要問い合わせ
    与信・コンプライアンス統合型
    検索結果を本人である確率で5段階に自動分類
    AUTORO
    要問い合わせ
    与信・コンプライアンス統合型
    ノーコードRPAで既存ツールを使ったチェック業務を自動化

    【AIスクリーニング特化型】の反社チェックツール

    AIスクリーニング特化型の反社チェックツールは次の5サービスです。

    RISK EYES(ソーシャルワイヤー株式会社)

    引用:RISK EYES

    AIが同姓同名の無関係な記事を除外し、確認すべきリスク情報だけを提示する反社チェックツールです。新聞記事・WEB記事・ブログや掲示板の投稿に加え、制裁リストと独自のアンチソーシャルデータベースを併用しており、報道されたネガティブ情報だけでなく、公的なリストとの照合まで1回の検索でカバーします。調査対象の名称を入力するだけで関連情報が自動で集まります。

    複合キーワード検索と除外キーワード設定に対応しているため、一般的な氏名や社名でもノイズを抑えられます。証跡はPDFで出力・保存できるため、内部監査や上場審査でのエビデンス提出にも使えます。提供元はソーシャルワイヤー株式会社で、サービス提供後に株式公開した企業は59社です。

    チェックできる対象法人・個人(代表者名・人名)
    データソースの範囲新聞記事/WEB記事/ブログ・掲示板投稿/制裁リスト/独自のアンチソーシャルDB
    AIによる除外・判定精度AI自動除外/複合キーワード検索/除外キーワード設定
    継続モニタリングあり(リスクアラート・別料金)
    API・システム連携あり
    料金初期費用無料/最低利用金額 15,000円〜(税別)/300円 / 検索

    RoboRoboコンプライアンスチェック(オープン株式会社)

    引用:RoboRobo

    複数のデータベースを1クリックで同時検索できる反社チェックツールです。インターネット記事・新聞記事・海外情報を横断的に検索し、結果をAIがスコアリングして表示するため、担当者が優先的に確認すべき案件を素早く判断できます。定期チェックの対象を管理画面で一元管理できるため、月次の棚卸し作業を同じ画面で回せます。

    10件まで無料で試せるため、反社チェックツールを初めて導入する企業でも検証から始めやすい構成です。提供元はオープン株式会社で、参照できる法人・個人データベースは約190ヵ国・約540万件です。

    チェックできる対象法人・個人
    データソースの範囲インターネット記事/新聞記事/海外情報(約190ヵ国・約540万件)
    AIによる除外・判定精度AIスコアリング表示/複数DB同時検索/CSV一括処理
    継続モニタリング定期チェック対象の一元管理に対応
    API・システム連携要問い合わせ
    料金要問い合わせ(10件まで無料トライアルあり)

    RiskAnalyze(KYCコンサルティング株式会社)

    引用:RiskAnalyze

    国内1,000媒体以上のメディアと官公庁の配信情報を1時間おきに自動収集し、AIが0.4秒で調査レポートを作成する反社チェックツールです。反社情報・逮捕歴・行政処分・訴訟歴・風評を対象とし、240以上の国と地域の海外リスク情報にも対応しているため、海外取引先を持つ企業やAML/CFT対応が必要な事業者にも使えます。

    API使用料とアカウント追加が無料で、既存の顧客管理システムや販売管理システムへ組み込むときの追加コストがかかりません。CSVの一括検索は1,000件を1分で処理でき、調査証跡はクラウド上に自動保存されます。提供元はKYCコンサルティング株式会社で、国内1,000媒体以上を1時間おきに自動収集しています。

    チェックできる対象法人・個人(国内・海外)
    データソースの範囲国内1,000媒体以上のメディア/官公庁配信情報(1時間おき更新)/240以上の国と地域の海外リスク情報
    AIによる除外・判定精度AIが0.4秒で調査レポートとリスク分類を自動作成/CSV一括検索(1,000件を1分)
    継続モニタリング定期スクリーニング運用に対応(同一ワードの再検索は無料)
    API・システム連携あり(API使用料無料)/Salesforce AppExchange対応
    料金初期導入費用無料/ライト 27,500円・スタンダード 50,000円 / 月/参考 175円 / 件(年12,000検索時)

    back check(back check株式会社)

    引用:back check

    採用候補者のバックグラウンドチェックと反社チェックを同一プラットフォームで実施できるサービスです。反社会的勢力との関わりの確認に加えて、学歴・職歴・資格の確認まで対応しており、新聞データ・登記簿・各種データベース・WEBやSNSの情報を組み合わせて調査します。海外在住歴のある候補者を対象としたグローバル調査にも対応しています。

    1件から依頼でき、契約期間の縛りがないスポット利用プランがあるため、採用の繁忙期だけ利用する運用も可能です。人事部門とコンプライアンス部門が同じ管理画面で結果を確認できる設計です。提供元はback check株式会社で、累計7,000社以上に導入されています。

    チェックできる対象個人(採用候補者・役員)
    データソースの範囲新聞データ/登記簿/各種データベース/WEB・SNS/グローバル調査/個別調査
    AIによる除外・判定精度要問い合わせ(調査レポート形式で提出)
    継続モニタリング要問い合わせ
    API・システム連携要問い合わせ
    料金スポット利用プランは固定費無料/月額・1件単価は要問い合わせ

    日経リスク&コンプライアンス(株式会社日本経済新聞社)

    引用:日経リスク&コンプライアンス

    1975年以降の不芳報道と海外のウォッチリストを横断して照合できるリスクスクリーニングサービスです。日経テレコンに蓄積された報道情報をもとに、企業名・個人名に関連するネガティブ情報を抽出し、行政処分情報・Web上の風評とあわせて確認できます。主要全国紙から業界専門紙まで50紙以上の媒体を対象としています。

    海外のPEPsや経済制裁の対象者を含むウォッチリストと照合できるため、国外の取引先や外国籍の役員が関わる取引の確認にも使えます。データフィードとAPIでの提供に対応しており、社内システムへの組み込みも可能です。提供元は株式会社日本経済新聞社で、グローバルリスクデータは400万件超・収録対象国は200超です。

    チェックできる対象法人・個人(国内外の取引先/PEPs・要注意人物)
    データソースの範囲日経テレコンの不芳報道(1975年〜・50紙以上)/行政処分情報/Web風評/海外ウォッチリスト
    AIによる除外・判定精度自然言語処理と照合技術によるスクリーニング/リスク分類
    継続モニタリングあり(スクリーニング&モニタリング)
    API・システム連携あり(データフィード/API提供)
    料金要問い合わせ(無料トライアルあり)

    【継続モニタリング型】の反社チェックツール

    継続モニタリング型の反社チェックツールは次の5サービスです。

    ComCheck(三井物産クレジットコンサルティング株式会社)

    引用:ComCheck

    反社情報・刑事事件・行政処分・回収関連情報とネット風評を1つの画面で統合管理できるクラウド型のリスク管理サービスです。会社名または法人番号を入力して検索し、登録した取引先は自動で継続監視されます。新たなリスク情報が検出されるとアラートで通知されるため、取引開始時のチェックと取引中の監視を同じ仕組みで運用できます。

    官公庁・自治体の公開情報(行政処分、gBizINFO、NPO法人ポータル)や登記情報、中小の信用調査会社の情報まで参照先が広く、取引先100社のチェックが10秒で完了します。なお要注意区分の判定には、提携先のユーソナー株式会社が収集した公開情報が参考指標として使われています。提供元は三井物産クレジットコンサルティング株式会社です。

    チェックできる対象法人のみ(会社名・法人番号で検索)
    データソースの範囲新聞・週刊誌・ニュースWEB/官公庁・自治体の公開情報/SNS・ネット風評/信用調査会社/登記情報
    AIによる除外・判定精度リスク分類の自動判定(要注意区分)
    継続モニタリングあり(C-アラート)
    API・システム連携要問い合わせ
    料金要問い合わせ(件数別の複数プラン・無料トライアルあり)

    DeepCheck(ユーソナー株式会社)

    引用:ユーソナー

    商業登記簿の全件データと法人データベースを組み合わせ、グループ企業・関係会社・役員まで遡って実態を確認できるリスク判定機能です。表面上は問題が見えない取引先でも、関係会社のネットワークをたどることで反社会的勢力との関わりを検出しやすくなります。取引するかどうかの一次スクリーニングとして使う想定の機能です。

    SFA・MAとの連携に対応しており、Salesforce上で取引先が登録された時点で要注意企業かどうかを判定できます。過去30年分の記事データベースや米国の安全保障制裁・輸出管理規制の情報も参照先に含まれます。提供元はユーソナー株式会社で、保有する法人データは1250万件、雑誌記事は732万件、商業登記は460万社分です。

    チェックできる対象法人中心(グループ企業・関係会社・役員まで遡及)
    データソースの範囲商業登記簿(全件)/法人データベース/雑誌記事732万件/過去30年分の記事DB/米国の制裁・輸出管理規制/行政処分・指名停止/SNS・Web風評
    AIによる除外・判定精度要注意区分による段階判定/関係会社ネットワーク分析
    継続モニタリング要問い合わせ
    API・システム連携要問い合わせ(Salesforce・kintone・HubSpot・Dynamics 365 と連携)
    料金要問い合わせ

    e-与信ナビ(リスクモンスター株式会社)

    引用:リスクモンスター

    与信評点と反社チェックを同じ画面で運用できる与信管理サービスです。取引先の財務状況や倒産リスクの評点と、反社会的勢力との関わりの確認を切り分けずに扱えるため、取引先の審査を1つのワークフローにまとめられます。反社チェックは単独でも、与信チェックと組み合わせても依頼できます。

    特種情報・不安情報が毎日反映され、評点のロジックは年2回改定されます。取引先数が多く、継続的な与信管理と反社チェックの体制整備が必要な中堅・大企業に向いています。提供元は東証上場のリスクモンスター株式会社(3768)で、独自の企業データベースは570万社超、倒産実績データは120万社超です。

    チェックできる対象法人
    データソースの範囲独自の企業DB(570万社超)/倒産実績データ(120万社超)/特種・不安情報(毎日反映)/新聞・官報
    AIによる除外・判定精度与信評点による段階判定(倒産企業の約92.0%がE/F格)
    継続モニタリングあり(特種・不安情報を毎日反映)
    API・システム連携あり(与信管理API連携サービス)
    料金入会金 30,000円(税抜)/システム利用料 20,000円 / 月(税抜)/1,200円 / 件(反社単独は1,000円)※約1ヵ月の無料お試しあり

    JCIS WEB DB® Ver.3(日本信用情報サービス株式会社)

    引用:日本信用情報サービス

    独自に調査した反社・反市場勢力の情報と警察関連情報を保有し、Web上で自己検索できる反社チェックサービスです。4大紙と地方新聞、WEBニュース、行政処分情報、登記情報を横断して検索でき、海外情報は提携先のデータベースを通じて確認できます。一般的なWeb検索や新聞データベースでは拾いにくい情報にアクセスできる点が特徴です。

    最短1営業日で導入でき、同一対象の再検索は1年間無料です。即時検索・一括検索・登記情報検索・海外検索が用途に応じて分かれており、API連携は即時検索のみ対象となります。提供元は日本信用情報サービス株式会社(2018年3月設立・横浜市中区)で、年間検索件数は約780万件を突破しています。法人向けの提供のみで、フリーメールでの申し込みはできません。

    チェックできる対象法人名・個人名
    データソースの範囲独自調査の反社・反市場勢力情報/警察関連情報/4大紙・地方新聞/WEBニュース/行政処分情報/登記情報/海外情報(提携DB)
    AIによる除外・判定精度要問い合わせ(同一対象の再検索は1年間無料)
    継続モニタリング要問い合わせ
    API・システム連携あり(即時検索のみ対象)
    料金初期設定費用は無料/年間ID利用料は要問い合わせ/1件単価は要問い合わせ

    リスクチェック powered by LSEG/KYCC(Sansan株式会社)

    引用:Sansan

    名刺やメール署名から取り込んだ接点企業を自動でスクリーニングし、反社会的勢力・マネーロンダリング・人権侵害・組織犯罪への関与を検知する機能です。営業部門が日々蓄積している取引先情報をそのまま対象にできるため、チェック対象のリストを別途作る必要がありません。接点のない企業も検索機能から個別に確認できます。

    参照するのはLSEG社の「World-Check」(経済制裁・規制当局リスト、PEPs、アドバース・メディア)と、KYCコンサルティング社が収集する報道情報・公的機関の公知情報の2つのデータベースです。過去に検知されなかった接点企業を最新のデータベースで再検出する「一括リスクチェック」も利用できます。提供元はSansan株式会社です。

    チェックできる対象法人・個人(名刺・メール署名から取り込んだ接点)
    データソースの範囲LSEG「World-Check」(経済制裁・規制当局リスト/PEPs/アドバース・メディア)/KYCコンサルティングの報道情報・公知情報
    AIによる除外・判定精度接点情報の自動スクリーニングと検知
    継続モニタリングあり(一括リスクチェックで再検出)
    API・システム連携あり(Sansan内の自動連携)
    料金要問い合わせ(契約内容により有料オプションとなる場合あり)

    【与信・コンプライアンス統合型】の反社チェックツール

    与信・コンプライアンス統合型の反社チェックツールは次の3サービスです。

    ネクスウェイ本人確認ソリューション(株式会社ネクスウェイ)

    引用:NexWay

    取引先の存在確認・住所確認・反社チェック・担当者の本人確認を一連の業務として外部に委託できるサービスです。ツールを導入して自社で検索する形ではなく、確認業務そのものを受託する形をとるため、専任担当者を置かずにコンプライアンス確認の体制を整えられます。犯罪収益移転防止法で定められた確認方法(ホ・ヘ・チ・ワ方式)に対応し、転送不要郵便の送付も自動化できます。

    反社チェックに使うデータベースは提携先のものを利用し、国税庁の法人番号公表サイトでの確認や登記確認と組み合わせて調査します。API方式のパッケージ提供にも対応しています。提供元は株式会社ネクスウェイ(TISインテックグループ)で、300社以上に採用され、犯収法の特定事業者への導入実績は100社以上です。導入までの期間は約2ヶ月が目安です。

    チェックできる対象法人・個人(法人確認サービスあり)
    データソースの範囲提携先のリスク情報データベース/国税庁の法人番号公表サイト/登記情報/転送不要郵便
    AIによる除外・判定精度要問い合わせ(確認業務の受託による目視確認を含む)
    継続モニタリング要問い合わせ
    API・システム連携あり(API方式のパッケージ提供)
    料金初期費用 50,000円〜/ランニング 25,000円〜 / 月/1件単価は要問い合わせ(利用件数に応じた従量)

    パワーサーチ(アラームボックス株式会社)

    引用:アラームボックス

    検索結果を「本人である確率」で5段階に自動分類し、同姓同名の選別から内容確認までをシステム側で処理する反社チェックサービスです。取引先の企業名と役員名を入力して検索でき、判定は「情報あり・なし」の2値ではなく段階的に返るため、担当者が優先して確認すべき対象を絞り込めます。従来は人手で行っていたヒット結果の仕分け作業を短縮できます。

    参照先には新聞記事やWEB上の風評に加えて、専門調査会社の独自データベースが含まれており、事件化する前の不祥事や風評の段階の情報も拾えます。取引開始時の反社チェックと取引中の継続モニタリングを同じ事業者で組み合わせられるため、与信管理の流れの中で審査から監視までを一本化できます。提供元はアラームボックス株式会社で、導入企業は4,000社以上です。

    チェックできる対象法人・個人(取引先企業+役員名)
    データソースの範囲専門調査会社の独自データベース/新聞記事(逮捕・犯罪情報)/WEB上の風評・不祥事情報
    AIによる除外・判定精度「本人確率」による5段階の自動分類
    継続モニタリングあり(モニタリングサービスを別途提供)
    API・システム連携要問い合わせ
    料金初期費用は要問い合わせ/月額は要問い合わせ/500円〜 / 件

    AUTORO(オートロ株式会社)

    引用:AUTORO

    既存の反社チェックツールやWebサイトを使った確認作業を、プログラミングなしで自動化できるノーコードRPAです。対象リストの読み込み・各ツールでの検索・結果の記録・基幹システムへの転記といった一連の手作業を、設定した手順どおりに実行させられます。チェックそのものを行うデータベースは持たず、連携先のツールやサイトを動かす役割を担います。

    すでに使うツールが決まっていて、データの収集・入力・記録の工数だけを削減したい場合に向いています。CRM・販売管理・基幹システムへの結果転記もあわせて自動化できるため、反社チェックを業務フローに組み込む段階での選択肢になります。提供元はオートロ株式会社です。

    チェックできる対象連携するツール・サイトに依存
    データソースの範囲連携する反社チェックツール・Webサイトに依存(自社データベースは持たない)
    AIによる除外・判定精度連携するツールに依存
    継続モニタリング連携するツールに依存(定期実行のスケジュール設定は可能)
    API・システム連携あり(CRM・販売管理・基幹システムへの連携)
    料金要問い合わせ

    まとめ

    本記事では、反社チェックツールの基礎知識・費用相場・選び方と、おすすめ13選をタイプ別に比較してご紹介しました。ツール選定の最初のステップは、自社の状況に合ったタイプを把握することです。大量チェックの高速化・自動化とエビデンス保存を重視するならAIスクリーニング特化型、既存取引先の変化を常時監視してリスクの見逃しを防ぎたいなら継続モニタリング型、反社チェックを与信管理・KYC・法務プラットフォームと一元化したいなら与信・コンプライアンス統合型が適しています。

    まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「反社チェックツールの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。

    反社チェックは取引開始時の一度きりではなく、継続的なリスク管理の一環として運用することが重要です。また、企業のリスクは反社チェックだけで完結するものではなく、ネット上の風評・誹謗中傷なども含めたレピュテーションリスク全体への対策も合わせて検討することで、より強固なリスク管理体制を構築できます。

    ネット上の風評被害や誹謗中傷への対策も視野に入れると、コンプライアンス体制がより盤石になります。

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    この記事が反社チェックツール選びの一助になれば幸いです。

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