04 動画を挿入・埋め込みする方法
パワーポイントで作成した資料では、プレゼンテーションで簡単に動画を流すことができます。
今回は、スライドに動画を挿入する2つの方法について解説します。
パワーポイントで動画を挿入する方法2つ
パワーポイントで動画を挿入する方法は以下の2つになります。以下の特性に応じて使い分けるのがおすすめです。順番に解説します。
方法 | 特性 |
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動画ファイルの挿入 | ・インターネット接続環境がなくても再生可 ・ファイルの容量が大きくなりがち |
外部サービスの動画の埋め込み | ・インターネットの接続環境が必須(YouTube等) ・ファイルの容量にはさほど影響しない |
動画ファイルを直接挿入する方法
パソコン内に動画ファイルをお持ちの方は、こちらの方法で動画を挿入しましょう。
ただし、動画の形式がパワーポイントに対応していなければ再生することができません。動画が以下の形式になっているかご確認ください。
端末 | 対応形式 |
---|---|
Windows | .mp4 / .mov / .avi / .m4v / .mpeg / .mpg / .wmv / .asf |
Mac | .mo4 / .mov / .avi / .m4v / .mpeg / .mpg / .vfw / .mpg4 / .mpe / .m75 / .m15 / .m2v / .ts / .qt / .dif |
基本的には、メジャーな形式である「mp4」にしておくのがオススメです。対応端末や容量などの問題で困ることが少ないです。
それでは挿入する手順をご紹介していきます。
- 「挿入」タブを選択
- 「ビデオ」を選択
- 「ファイルからムービー…」を選択
- ファイル一覧から挿入したい動画ファイルを選択
- 挿入を選択
これで動画をスライド内に挿入することができます。
YouTube等の外部サービスの動画の埋め込む方法
インターネット接続環境があれば、手元に動画ファイルがなくても再生できる方法になります。
ただし、動画共有サイトの元動画が削除された場合は再生できないので、ご注意ください。今回は、最もメジャーな動画共有プラットフォームのYouTubeの動画を埋め込む方法をご紹介します。
挿入したいYouTube動画を開き、URLをコピーします。
- 「挿入」タブを選択
- 「ビデオ」を選択
- 「オンライン ビデオ…」を選択
するとURLを入力するウィンドウが出現するので先ほどコピーしたURLをペーストします。
これでYouTubeの動画を挿入することができました。
パワーポイントで動画を挿入・埋め込みできない時は?
動画をスライドに挿入・埋め込みできないときは、動画ファイルや外部サービスのリンク等に原因があります。一度、以下を確認してみてください。
原因 | 対処法 |
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動画の形式 | 動画形式がパワーポイントでサポートされているか確認 |
動画の容量 | 動画ファイルの容量が重すぎる場合は、圧縮等で容量を減らす |
埋め込み先 | 埋め込みリンクに誤りがないか、元動画が削除されていないか確認 |
まとめ
パワーポイントで動画を挿入する方法についてご紹介しました。
動画ファイルを直接挿入するか、YouTube等の外部サービスの動画を埋め込むかは、プレゼンテーションを行う環境に応じて使い分けてください。
- ハイパーリンクとアイコン・画像の挿入 03 画像のトリミング
- 印刷設定と保存・共有 01 印刷の設定