Contact Form 7 でメールが届かない時の3つの対策!迷惑メールになる問題の解決方法も!

Contact Form 7を導入したものの、メールが届かずにお悩みの方が多いのではないでしょうか?
今回は、なぜメールが届かないのか?迷惑メール扱いになってしまうのか?について、原因と対策を3つご紹介していきます。
Contact Form 7を使う以上、このメール問題は避けて通れません。慣れれば簡単えすので、この記事を参考に見直していきましょう。
目次
Contact Form 7 でメールが届かない原因は3つ
結論からいうと、Contact Form 7でメールが届かない原因は以下の3つです。この3つを順番に確認していくことで、メールが届かない問題を解決できるはずです。
Contact Form 7 の送信先のミス | 送信先のメールアドレスにミスがある →メールアドレスに問題が無いかを確認する |
Contact Form 7 の送信元のミス | 送信元のメールアドレスとサイトのドメインが不一致 →サイトとメールのドメインが一致しているか確認する |
迷惑メールとして判定される | WordPressの標準メール機能だと迷惑メールになりやすい →「WP Mail SMTP」をインストールして対策 |
特に最後の「迷惑メールとして判定される」に関しては、迷惑メールとして判定されなかったとしても、設定しておいた方が無難です。ぜひ導入してみてください。
「Contact Form 7」の送信先のミス(アドレスの単純なミス)
メール自体が届かない時に最初に疑うべきは、送信先メールアドレスにミスがないか?です。
Contact Form 7では、以下で、送信されたデータを受け取るメールアドレスを入力できる設定が存在します。ここに入力したアドレスに誤字脱字がないか、そもそも有効なアドレスになっているかを確認してください。

自分のメールアプリから送信してみて無事届けばOKです。確実にチェックしたいなら、以下のようにメールアドレスの存在チェックツールをお使いいただくといいかもしれません。
「Contact Form 7」の送信元のミス(サーバーのドメイン不一致)
次に疑うべきは、送信元のメールアドレスのドメインとWebサイトのドメインが一致しているか?です。
まずは、「Contact Form 7」の送信元に入力済みのメールアドレスをご確認ください。

この送信元に入力した「メールアドレスのドメイン」と、あなたが運営している「Webサイトのドメイン」が、一致しているかを確認してください。
Webサーバーのドメイン | サイトを公開しているサーバーのドメイン 例)https://example.com →「example.com」の部分がWebサーバーのドメイン |
メールサーバーのドメイン | メールを受送信するサーバーのドメイン 例)info@example.com →「example.com」の部分がメールサーバーのドメイン |
例えば、当メディアのドメインは「cone-c-slide.com」なので、送信元に入力すべきメールアドレスは「info@cone-c-slide.com」のような形式である必要があります。
ドメインが一致していないと、「このサーバーが本当にそのドメインを名乗ってメールを送る権限があるのか」が不透明になってしまい、迷惑メール扱いされやすくなってしまいます。
ドメインの一致は必須ではありませんが、揃えた方が間違いなくメールが到達率あが上がるので、必ず一致しているかご確認ください。
「info@ドメイン」のような形式のメールアドレスは、サーバー側で作成する必要があります。
迷惑メールとして判定される場合
これは特に自動返信メールで発生する問題なのですが、送信されたメールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがよくあります。
近年、Gmaiなどのメールサービスでは、迷惑メールを防止するためのフィルタリング機能が強化されているため、WordPress標準のメール送信機能(信頼度低め)だとブロックされる可能性が高いんですよね。
この対策で有名なのが、プラグイン「WP Mail SMTP」を導入する方法です。
このプラグインを利用すれば、メールの送信方法をより信頼性の高い方法に変更してくれるので、迷惑メールフォルダに振り分けられにくくなります。
今回は、エックスサーバーを例に、「WP Mail SMTP」の導入方法をご紹介します。(お使いのサーバーや選択したメーラーによっては設定方法が異なります。)
「WP Mail SMTP」のインストールと有効化
最初に「WP Mail SMTP」プラグインをインストールしていきます。「新規プラグインを追加」の画面右上で、「WP Mail SMTP」と検索します。

「WP Mail SMTP by WPForms」が検索結果に出て来ますので、「今すぐインストール」を押した後、「有効化」をクリックします。

有効化できたら、インストール完了です。
「WP Mail SMTP」の設定
次に「WP Mail SMTP」の設定を行います。インストールして有効化すると、以下の画面に自動で遷移しますので、「始めましょう」をクリックします。

次にメーラーを選択します。今回は「その他のSMTP」を選択して「保存して続行」を押します。

次にメーラーの設定を行います。以下の5つの項目を入力して「保存して続行」を押します。

1〜3の情報を取得するには、サーバーでメールアカウントを作成する必要があります。
1. SMTPホスト | エックスサーバーの場合、 送信メール(SMTP)サーバー |
2. SMTPユーザー名 | 作成したメールアカウントのユーザー名 |
3. SMTPパスワード | 作成したメールアカウントのパスワード |
4. 送信者名 | メールの送信者名を入力 |
5. 送信元メールアドレス | 送信元メールアドレス |
エックスサーバーは、メールアカウント設定のメールソフト設定で確認可能です。(まだ作成していない方は、新たに作成してください。)

あとは特に設定を変更する必要はありません。「設定を保存して続行」を押して進めば問題ありません。
最後に送信テストを行うので、無事メールを送信できればOKです。
まとめ
Contact Form 7でメールが届かない問題の解決方法を3つご紹介しました。Contact Form 7 の送信先と送信元を見直すだけで、メールが届くようになるはずです。
メールが届くようになったとしても、最後にご紹介したプラグイン「WP Mail SMTP」は、導入しておいた方が無難です。
WordPressのデフォルトのメールはどうしても信頼性が低いため、メールの到達率が低くなってしまいます。自動返信メールは様々な顧客に届くので、「WP Mail SMTP」を忘れずに導入しておきましょう。
