Contact Form 7で自動返信メールを設定する3つステップ!届かない場合の対策も解説!

Contact Form 7を導入したものの、自動返信メール設定時に以下の悩みを抱えていませんか?
- 自動返信メールとは?する意味ある?
- 具体的な設定方法は?
- メールが届かない?迷惑メールになる?
この記事では、上記の解説に加え、入力例付きで設定方法を解説していきます。
最後まで読めばきっと設定できますので、ぜひご覧いただけると幸いです。
目次
自動返信メールとは?設定するメリット2つ
自動返信メールは、ユーザーが問い合わせフォームを送信した際に、あらかじめ設定した内容のメールを自動で返す仕組みのことです。
WordPressプラグイン「Contact Form 7」では、お問い合わせフォームを送信した後に2つのメールを送ることができます。1通は管理者宛てになりますが、もう1通をユーザー宛てに送ることで、自動返信メールを実現できるわけです。
ここで気になるのが、果たして自動返信メールは必要なのか?ですよね。
結論からお伝えすると、自動返信メールは設定した方が良いです。理由は以下の2つのメリットが存在するからです。順番にみていきましょう。
- ユーザーに安心感を与える
- お問い合わせ管理の効率化
ユーザーに安心感を与える
自動返信メールを設定する最大のメリットがユーザーが安心感を感じれることです。
もしお問い合わせフォームを送信した後に何も反応がなければ、
「本当にお問い合わせできているのか心配だな」
「もしお問い合わせが届いてなかったらどうしよう?」
などと心配になってしまいます。もしかすると、何度もフォームを送信する人が出てくるかもしれませんし、別のサポートに問い合わせる方がいるかもしれません。
逆にメールが正しく届くことで、お問い合わせは無事送信できたんだな、と安心感がぐっと高まり、顧客満足度の向上につながります。
お問い合わせ管理の効率化
自動返信を設定していなければ、お問い合わせの度に手動でメールを送る必要があります。そうなると、返信が遅れたり、内容にミスがあったりと、非常に手間がかかってしまいますよね。
お問い合わせ後に送るお知らせメールなど、テンプレート化できる内容であれば、自動返信メールで対応した方がスピーディかつ確実に対応できます。
また、自動返信メールには、返信予定日やサポート窓口の電話番号などを同時に案内しておけば、ユーザーは次のアクションをより明確に把握できるようになるのでおすすめです。
Contact Form 7で自動返信メールを設定する3ステップ
それでは、Contact Form 7で自動返信メールを設定していきます。
自動返信メールは以下の3つのステップで設定可能です。順番にみていきましょう。
- Contact Form 7のインストール&設定
- 自動返信メール(2)の有効化
- 自動返信メール(2)の設定
Contact Form 7のインストール&設定
まだContact Form 7をインストールしていない、設定がお済みでない場合は、以下の記事を参考に初期設定を済ませてください。
お問い合わせフォームを送信でき、管理者宛てにメールが届いている状態であればOKです。
自動返信メール(2)の有効化
それでは、自動返信メールを設定を進めていきます。Contact Form 7のお問い合わせフォームの設定を開きましょう。
メールタブをクリックして、下の方にある「メール(2)を使用」にチェックを入れて保存してください。すると、メール(2)の設定を開くようになります。

自動返信メール(2)の設定
このメール(2)を有効化すると、お問い合わせフォーム送信時にもう一通メールを送れるようになります。このメールを自動返信で使えるよう設定していきます。
以下に各設定項目について解説していきます。

1. 送信先 | 自動返信の場合は[your-email]と入力します。 [your-email] には、ユーザーが入力したメールアドレスが反映されます。 ※メールアドレス入力欄のnameをyour-emailにしていない場合は異なります。 |
2. 送信元 | 管理者宛てメールと同じ送信元を入力します。 [_site_title]には、一般設定の「サイトのタイトル」が反映されます。 <wordpress@example.com>には、自社のアドレスを入力してください。 例)[_site_title] <info@cone-c-slide.com> |
3. 題名 | 相手が件名から何のメールか推測しやすい内容にしましょう。 こちらに入力した内容はメールのタイトルになるので、 ひと目で内容が分かりやすくしましょう。 例)「[_site_title]」へのお問い合わせありがとうございます |
4. 追加ヘッダー | 特に変更しなくても問題ありません。 [_site_admin_email]には、WordPress の管理者のメールアドレスが反映されます。 担当者がいればその人のアドレスでも構いません。 |
5. メッセージ本文 | 自動返信メールの本文を入力します。 ここでも[your-name]などのメールタグをご利用いただけます。 お問い合わせへの感謝、問い合わせ内容の確認、 次のアクションへの誘導など、見やすい形でまとめてください。 例)以下本文例です。 [your-name] 様 この度は○○株式会社へお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。 以下の内容でお問い合わせを受け付けいたしました。 ================================================== 【お名前】[your-name] 【メールアドレス】[your-email] 【お問い合わせ内容】 [your-message] ================================================== 通常、2~3営業日以内に担当者よりご連絡させていただきますが、 お急ぎの場合は、お電話(XXX-XXXX-XXXX)にてご連絡ください。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○○株式会社 カスタマーサポート窓口 URL: https://example.com Email: support@example.com TEL: XXX-XXXX-XXXX |
6. ファイル添付 | 事前に共有したいファイル(資料など)があれば、 ファイルのパス(uploads以降)を記入してください。 例)uploads/2025/03/ファイル名 |
ここまで設定して保存できたら、自動返信メールの設定が完了です。あとは、試しにお問い合わせしてみて、自動返信メールが返ってくるか確認しましょう。
自動返信メールが届かない?迷惑メール扱いされる?
上記の設定ができても、自動返信メールが届かない、迷惑メール扱いされてしまうことがあります。
そんな時は以下の3つを順番に確認してみてください。
Contact Form 7 の送信先のミス | 送信先のメールアドレスにミスがある →メールアドレスに問題が無いかを確認する |
Contact Form 7 の送信元のミス | 送信元のメールアドレスとサイトのドメインが不一致 →サイトとメールのドメインが一致しているか確認する |
迷惑メールとして判定される | WordPressの標準メール機能だと迷惑メールになりやすい →「WP Mail SMTP」をインストールして対策 |
自動返信メールは、顧客のメールアドレスに対して送信するため、迷惑メールとして判定される問題が発生しやすいです。解決の詳細方法は以下をご覧ください。
Contact Form 7で送信されたデータをどうやって管理する?
Contact Form 7で自動返信メールを設定する方法について解説しました。設定自体は簡単ですので、メッセージの本文さえ決まれば、スムーズに導入できるはずです。
ここまで設定したら、送信されたメールの内容をどうやって管理するの?かが気になりますよね。
一般的には、WordPressの管理画面でデータを確認できるプラグインや、スプレッドシートを連携できるプラグインを使う方が多いです。
以下に具体的な管理方法を解説してますので、ぜひ参考にしてください。
