ファクタリングサービスおすすめ12選。手数料が安い会社の相場比較
ファクタリング手数料の相場は、2社間でおよそ8〜20%、3社間でおよそ1〜9%です。各社が掲げる「0.5%〜」「1%〜」は最も条件が良い場合の下限で、実際に提示される率は売掛先の支払能力と支払期日までの日数で決まります。
「手数料が安いと書いてある会社は、本当に安いのか」「結局いくらかかるのか」
この2つが分かりにくいのは、上限を公表していない会社が多く、申し込むまで総額が読めないためです。
本記事では、次の4点を先に整理します。
- 相場と、各社が公表する下限がずれる理由
- 手数料率のほかにかかる費用(登記費用・印紙税など)
- 手数料を安くする5つの方法と、違法になる手数料の見分け方
- 売掛金100万円・500万円で手取りがいくらになるか
そのうえで、「手数料が安い」「即日対応」「高額・大口」「小規模・個人事業主向け」の4タイプに分けて、ファクタリングサービス12選を比較します。
ファクタリングサービスとは?
ファクタリングとは、企業が取引先に発行した未回収の請求書(売掛債権)をファクタリング会社に買い取ってもらい、支払期日より前に現金化する資金調達方法です。 借入ではなく債権の売買なので返済義務がなく、負債として計上されません。
審査の中心は自社ではなく売掛先の支払能力で、銀行融資より短い期間で資金を受け取れます。 入金を待つ間に仕入れや給与の支払いが先に来る、といった入金と支払いのずれを埋める手段として、中小企業や個人事業主が使っています。
ファクタリングのメリット・デメリット
主なメリットは3点です。
- 最短即日で現金化できる(本記事掲載12社のうち11社が即日以内の入金を公表)
- 負債にならないため、その後の融資審査で借入金として見られない
- 売掛先の信用が審査の中心なので、自社が赤字や創業間もない状態でも利用できる可能性がある
一方で、デメリットもあります。
- 手数料が融資の金利より高い。支払サイト30日の売掛金を手数料2%で売却すると、年率換算で約24%に相当します
- 売掛金の額面より手取りが必ず少なくなるため、恒常的に使うと利益を圧迫します
- 上限の手数料を公表していない会社が多く、申し込む前に総額が読めないことがあります
- 3社間を選ぶと、売掛先に債権を売却したことが伝わります
入金までの数週間をつなぐ単発の資金繰りに使い、毎月の運転資金を恒常的にまかなう用途には向きません。
金融機関からの借入との違い
資金調達の方法として、ファクタリングと銀行融資はどちらもよく使われますが、その仕組みや性質は大きく異なります。
| ファクタリング | 金融機関からの借入 | |
|---|---|---|
| 法的な性質 | 債権の売買 | 金銭消費貸借 |
| 貸借対照表 | 負債にならない | 負債として計上 |
| 主な審査対象 | 売掛先の支払能力 | 自社の財務状況・信用情報 |
| 資金化までの期間 | 最短5分〜5営業日 | 数週間〜1か月以上 |
| コスト | 手数料 0.5%〜(1回あたり) | 年利 1〜15%程度 |
| 担保・保証人 | 原則不要 | 求められる場合がある |
まず、審査の対象となるポイントが違います。銀行融資は申込企業自身の信用状況を重視するのに対し、ファクタリングは売掛先の信用力が評価の基準となります。たとえ自社の経営状況が厳しくても、売掛先が信用できれば利用できる可能性が高いのが特徴です。
また、会計処理の面でも違いがあります。銀行融資は借入金として負債に計上されますが、ファクタリングは売掛債権の売却にあたり負債ではありません。つまり、決算書の見え方も変わってきます。
調達スピードについても差があり、銀行融資は審査から実際の融資まで数日から数週間かかることが多い一方、ファクタリングは最短で即日入金も可能です。
ただし、ファクタリングは銀行融資と比べて手数料が高くなる傾向があるため、コスト面での検討も欠かせません。自社の資金ニーズや財務状況に応じて、どちらを使うか、あるいは併用するかを判断すると良いでしょう。
ファクタリングの「2社間と3社間の違い」
ファクタリングには、売掛先に知らせずに利用する2社間と、売掛先の承諾を得て行う3社間があります。どちらを選ぶかで、手数料は最も大きく変わります。
| 2社間ファクタリング | 3社間ファクタリング | |
|---|---|---|
| 契約の当事者 | 利用者・ファクタリング会社 | 利用者・ファクタリング会社・売掛先 |
| 売掛先への通知 | 不要 | 必要(承諾を得る) |
| 手数料(掲載12社の公表下限) | 0.5〜10% | 0.5〜2% |
| 入金までの期間 | 最短5分〜即日 | 数日〜 |
| 債権譲渡登記 | 求められる場合がある | 原則不要 |
3社間の手数料が低いのは、売掛先がファクタリング会社へ直接支払うため、利用者が入金を受け取って使い込むリスクがなくなるからです。2社間と3社間の両方に対応している会社では、同じ会社の中でも3社間のほうが低い率を公表しています。
売掛先との関係上どうしても通知できない場合は2社間、通知に問題がなく手数料を抑えたい場合は3社間、という判断になります。
ファクタリングサービスの手数料相場
ファクタリング手数料の相場は、2社間でおよそ8〜20%、3社間でおよそ1〜9%です。2社間が高いのは、売掛先から利用者を経由して代金が回収されるため、ファクタリング会社の回収リスクが大きいからです。
2社間・3社間それぞれの手数料相場
| 契約形態 | 手数料の相場 | 高い・低い理由 |
|---|---|---|
| 2社間ファクタリング | およそ8〜20% | 売掛先に通知せず、代金が利用者経由で回収される |
| 3社間ファクタリング | およそ1〜9% | 売掛先がファクタリング会社へ直接支払う |
出典:ビートレーディング「ファクタリングの手数料が安い会社は?」(2者間8〜18%程度・3者間2〜9%程度)、アクセルファクター「ファクタリングの手数料」(2社間10〜20%・3社間1〜9%)
公表されている「〇%〜」と、実際に提示される率の差
「2%〜」と「2〜9%」は、下限が同じでも意味がまったく違います。「2%〜」は審査結果が出るまで総額が分かりません。
売掛金500万円で考えると、下限2%なら手数料は10万円ですが、審査で10%と提示されれば50万円です。この40万円の差は、申し込む前には読めません。
下限の率が適用されるのは、売掛先が上場企業や官公庁で、支払期日が近く、3社間で契約できるといった条件がそろった場合です。本記事の掲載12社のうち、上限まで公表しているのは7社です。各社の公開範囲は、各社の情報表の「手数料の公開範囲」で確認できます。
ファクタリング手数料の内訳|率のほかにかかる費用
手数料率のほかに、別枠で請求される費用があります。総額は「手数料+下表の費用」で見積もります。
| 費目 | かかる場面 | 金額の目安 |
|---|---|---|
| 手数料(買取手数料) | 全社 | 売掛金額面の 2社間8〜20%程度/3社間1〜9%程度 |
| 債権譲渡登記の登録免許税 | 登記を求められる場合 | 1件7,500円(債権の個数が5,000個以下の場合)/5,000個超は1件15,000円 |
| 司法書士報酬 | 登記を司法書士に依頼する場合 | 依頼先により異なる |
| 印紙税 | 紙の債権譲渡契約書を作る場合 | 1通200円(電子契約なら不要) |
| 事務手数料・審査手数料 | 会社によって別建て | 数千円〜数万円 |
| 出張費・面談にかかる交通費 | 対面契約が必要な場合 | 実費 |
| 振込手数料 | 入金時 | 数百円〜 |
登記を求めるかどうかは会社によって違います。登記の要らない会社を選べば、登録免許税と司法書士報酬はかかりません。率が0.5%低い会社より、登記の要らない会社のほうが総額で安くなることがあります。
ファクタリングの手数料に消費税はかかりません。国税庁は、売掛債権の買取りで差し引かれる手数料を、名目にかかわらず債権の譲受対価として非課税と整理しています(消費税法施行令第10条第3項第8号)。会計処理では、手数料を「売上債権売却損」などの科目で処理するのが一般的です。
手数料が決まる5つの要素
同じ会社でも、提示される率は案件ごとに変わります。何で変わるのかが分かっていれば、下げられる余地がどこにあるか判断できます。
| 2社間か3社間か | 最も大きな要因です。売掛先の承諾を得る3社間は、回収リスクが下がるため率も下がります。 |
| 売掛先の支払能力 | 審査の中心は自社の財務ではなく売掛先です。売掛先が上場企業や官公庁であれば率は下がりやすくなります。 |
| 売掛金の額面 | 登記費用や事務コストは固定費に近いため、額面が大きいほど率に薄まります。 掲載社の買取下限は1万円から50万円まで開きがあり、少額は受け付けない会社もあります。 |
| 支払期日までの残日数 | 期日が近い債権は回収リスクが小さく、率が下がりやすい要素です。 |
| 取引回数 | 初回より2回目以降のほうが条件が良くなる設計の会社があります。 |
ファクタリング手数料を安くする5つの方法
① 3社間を選ぶ:売掛先が直接支払うので回収リスクが下がる
売掛先への通知が可能なら、最も大きく効きます。2社間と3社間の両方に対応している会社では、公表値の段階で3社間のほうが低く設定されています。ただし売掛先に債権を売却したことが伝わるため、取引関係への影響と引き換えです。
② 支払期日が近く、信用力の高い売掛先の債権を選ぶ:未回収のリスクが小さい
複数の請求書があるなら、上場企業・官公庁など支払能力の高い売掛先で、支払期日まで日数の少ないものから出します。率が同じでも年率換算のコストは残日数で変わり、手数料5%の売掛金を支払期日まで30日で売ると年率約61%、90日で売ると約20%です。
③ 2〜3社に同じ請求書で見積もりを取る:下限ではなく提示された率で比べられる
率が審査で動く会社は、同じ請求書でも提示に幅があります。オンライン申込の会社なら、2〜3社に同時に出しても手間はほとんど増えません。
④ オンライン完結型を選ぶ:印紙税・出張費・面談の手間がかからない
電子契約なら印紙税がかからず、対面の面談がなければ出張費や移動の時間もかかりません。率以外の費用を削れます。
⑤ 上限まで公表している会社に絞る:最悪のケースの総額を先に確定できる
「〇%〜」とだけ書かれた会社は、審査結果まで総額が読めません。上限まで公表している会社なら、最も高い率を織り込んで比較できます。
登記を避けたい・売掛先に知られたくない・今日中に着金させたい、のいずれかが条件なら、率は上がる方向に動きます。その場合は率の低さより、上限が確定している会社を選ぶほうが資金計画を立てられます。
手数料が高すぎるのは違法?違法になるケースと相談先
手数料が相場より高いだけでは、直ちに違法にはなりません。ファクタリングは債権の売買で、お金の貸し借りではないため、利息制限法や出資法の上限金利は適用されないからです。
ただし、売買の形をとっていても、中身が貸付と同じであれば貸金業法などに違反する可能性があります。金融庁も「ファクタリングの利用に関する注意喚起」で、ファクタリングを装った貸付に注意するよう呼びかけています。次のどれかに当てはまる契約は、手数料の率にかかわらず申し込まないでください。
- 売掛先が支払わなかったとき、利用者に買い戻し(償還)を求める
- 代金を分割で返すよう求める
- 担保や連帯保証人、実印・通帳の預かりを求める
- 給与を対象にした「給与ファクタリング」である
手数料の相場(2社間8〜20%程度)を大きく超える率を提示されたら、契約書に上の条項がないかを確認します。判断に迷ったときは、金融庁の金融サービス利用者相談室や、最寄りの消費生活センターに相談できます。
2社間ファクタリングの手数料相場とコストシミュレーション
売掛金の額面に対して手数料が何%かかると、手取りがいくらになるかを計算します。
【売掛金100万円の場合】
| 手数料率 | 手数料額 | 手取り額 | 支払サイト30日の年率換算 |
|---|---|---|---|
| 2% | 20,000円 | 980,000円 | 約24.3% |
| 5% | 50,000円 | 950,000円 | 約60.8% |
| 10% | 100,000円 | 900,000円 | 約121.7% |
| 20% | 200,000円 | 800,000円 | 約243.3% |
【売掛金500万円の場合】
| 手数料率 | 手数料額 | 手取り額 |
|---|---|---|
| 2% | 100,000円 | 4,900,000円 |
| 5% | 250,000円 | 4,750,000円 |
| 10% | 500,000円 | 4,500,000円 |
年率換算は「手数料率 × 365 ÷ 支払サイト日数」で計算しています。支払期日まで30日しかない売掛金を手数料10%で売却することは、年利120%で借りることと同じコストになります。単発の資金繰りには合理的でも、毎月のように使う前提なら、率の差が事業を圧迫します。
3社間ファクタリングの手数料相場とコストシミュレーション
3社間では、掲載社の公表下限が0.5〜2%に収まります。
【売掛金500万円・支払サイト30日の場合】
| 契約形態 | 手数料率 | 手数料額 | 年率換算 |
|---|---|---|---|
| 3社間 | 0.5% | 25,000円 | 約6.1% |
| 3社間 | 2% | 100,000円 | 約24.3% |
| 2社間 | 5% | 250,000円 | 約60.8% |
| 2社間 | 10% | 500,000円 | 約121.7% |
同じ500万円でも、3社間0.5%と2社間10%では手数料額が20倍(2.5万円と50万円)違います。売掛先への通知が可能かどうかを、最初に確認する価値がここにあります。
ファクタリングサービスを選ぶ際の比較ポイント
ファクタリング会社は、手数料の公開範囲・入金までの時間・対象とする事業形態・登記の扱いがそれぞれ違います。申し込む前に確認する比較ポイントは次の4つです。
- 手数料の公開範囲(上限まで公表しているか)
- 入金までのスピード
- 対応する事業形態と買取金額のレンジ
- 取引先への通知と債権譲渡登記
手数料の公開範囲(上限まで公表しているか)
上限まで公表している会社なら、審査を受ける前に最も高い場合の総額を計算できます。下限しか書いていない会社は、提示を受けるまで総額が分かりません(理由は「公表されている「〇%〜」と、実際に提示される率の差」で説明しています)。
確認することは4点です。
- 上限まで書かれているか
- 2社間と3社間で率が分けて書かれているか
- 手数料以外の費用があるか
- 審査で率が動かない「一律型」かどうか
入金までのスピード
「最短即日」という表記は、審査結果までの時間なのか、振込までの時間なのかで意味が変わります。査定が30分で終わっても、契約と振込の手続きを含めると着金は翌日以降になる会社もあります。初回は書類の確認に時間がかかり、2回目以降より日数が延びることも少なくありません。
確認することは4点です。
- 審査結果までの時間と、振込までの時間が分けて書かれているか
- 初回と2回目以降で条件が変わらないか
- 土日祝や営業時間外の申込に対応しているか
- 「平均」の記載があるか
対応する事業形態と買取金額のレンジ
法人専用の会社に個人事業主が申し込むと、審査に入る前に断られます。また買取金額の下限を満たさない請求書は、そもそも受け付けてもらえません。
掲載社の買取下限は1万円から50万円まで開きがあります。10万円の請求書を現金化したい場合、下限50万円の会社は候補になりません。
確認することは4点です。
- 個人事業主が利用できるか
- 「自分が個人事業主でよいか」と「売掛先が法人である必要があるか」は別の条件
- 買取金額の下限
- 初回の利用枠と、その後の拡大の仕組み
取引先への通知と債権譲渡登記
この2つは、売掛先や金融機関との関係に直接影響します。
3社間にすると手数料は下がりますが、売掛先に債権を売却したことを伝えることになります。債権譲渡登記は法人の登記簿に記録されるため、登記簿を確認した金融機関や他の取引先には把握されうるという性質があります。手数料の安さだけで決められない理由がここにあります。
確認することは4点です。
- 2社間・3社間のどちらに対応しているか
- 債権譲渡登記の扱い
- 契約がオンラインで完結するか、対面が必須か
- 登記費用の負担者と金額
ファクタリングサービスのタイプ・選び方
ファクタリングサービスは、どの会社を選んでも同じではありません。提供されているサービスの特徴は事業者によって大きく異なり、自社の状況や優先事項に合った「タイプ」を見極めることが重要です。
ここでは、企業がよく重視するポイントに基づいて、代表的な4つのタイプを紹介します。
- 手数料が安いタイプ
- 即日対応できるタイプ
- 高額・大口取引に対応できるタイプ
- 小規模・個人事業主対応の柔軟性が高いタイプ
1. 手数料が安いタイプ | 継続的に使う予定で、数%の差が効いてくる場合
下限が低いだけでなく、上限まで公表している会社が中心になります。審査結果を待たずに最大コストを見積もれるため、資金繰り計画に組み込みやすいのが特徴です。
3社間に対応している会社であれば、さらに率を下げられる可能性があります。
こんな企業に向いています。
- 手数料の上限を確定させてから申し込みたい
- 毎月または四半期ごとに継続して利用する予定がある
- 売掛先への通知が可能で、3社間を選べる
2. 即日対応できるタイプ | 支払期日まで日数がない場合
申込から入金までの時間を数値で公表している会社です。審査結果までの時間と振込までの時間を分けて示しているかが、実質的な速さの判断材料になります。
多くはオンライン完結型で、面談や来店を必要としません。
こんな企業に向いています。
- 数日以内に確実に着金させる必要がある
- 書類のやり取りをオンラインで済ませたい
- 土日祝や営業時間外に申し込む可能性がある
3. 高額・大口取引に対応できるタイプ | 数千万円以上の売掛金を現金化したい場合
買取金額の上限を設けていない、あるいは数億円規模まで対応する会社です。金額が大きくなるほど手数料の絶対額も大きくなるため、率の交渉余地や3社間の可否が重要になります。
法人専用の会社が多く、契約や審査に相応の書類を求められます。
こんな企業に向いています。
- 1件あたり1,000万円を超える売掛金を現金化したい
- 法人で、決算書や取引履歴を提出できる
- 単発の大型案件のために利用する
4. 小規模・個人事業主向けの柔軟なタイプ | 少額の請求書を1枚から現金化したい場合
買取金額の下限が低く、個人事業主やフリーランスの利用を公式に明記している会社です。手数料は一律で分かりやすく設定されていることが多く、初回の利用枠が小さく始まって、実績に応じて拡大する設計が目立ちます。
こんな企業・個人に向いています。
- 個人事業主・フリーランス・一人法人である
- 1件10万円前後の請求書を必要なときに現金化したい
- 決算書などの提出書類を最小限にしたい
ファクタリングサービスおすすめ一覧比較表
以下は、本記事で紹介するファクタリングサービスの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
OLTA クラウドファクタリング | 手数料率:2〜9% | 手数料が安いタイプ | 買取額の上限・下限を設けていない | |
電子請求書早払い | 手数料率:1~6% | 手数料が安いタイプ | 掲載社で最も低い上限(6%)を公表 | |
ファクタリング(日本中小企業金融サポート機構) | 手数料率:1.5%〜 | 手数料が安いタイプ | 一般社団法人が運営 | |
QuQuMo Online | 手数料率:1%〜 | 即日対応できるタイプ | 最速2時間・買取額の上限なし | |
on fact | 手数料率:2%〜 | 即日対応できるタイプ | 2社間に特化 | |
売掛金早期資金化(PMG) | 手数料:2%〜 | 即日対応できるタイプ | 申込から入金まで最短30分 | |
ビートレーディング | 手数料率:2社間5%〜/3社間2%〜 | 高額・大口取引に対応できるタイプ | 査定結果まで最短30分 | |
マネーフォワード早期入金 | 手数料率:0.5%~ | 高額・大口取引に対応できるタイプ | 数万円〜数億円まで対応 | |
ベストファクター | 手数料率:2〜20% | 高額・大口取引に対応できるタイプ | 契約は相対(対面)で実施 | |
アクセルファクター | 手数料率:2社間1〜12%/3社間0.5〜10.5% | 小規模・個人事業主向けの柔軟なタイプ | 2社間・3社間とも上限を公表 | |
FREENANCE 即日払い | 手数料率:3〜10% | 小規模・個人事業主向けの柔軟なタイプ | 入金まで最短5分・1万円から | |
ペイトナー ファクタリング | 手数料率:一律10% | 小規模・個人事業主向けの柔軟なタイプ | 手数料が一律で総額が読める |
上記で自社に合うタイプの会社・サービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
自社に合うファクタリングサービスのタイプ診断
8つの質問に答えるだけで、自社に最適なファクタリングのタイプがわかります。
【手数料が安いタイプ】のファクタリングサービス
手数料が安いタイプのファクタリングサービスは次の3社です。下限の低さだけでなく、上限まで公表しているかを併せてご確認ください。
OLTA クラウドファクタリング

48の金融機関と提携し、地方銀行や信用金庫の名前でも提供されているAI審査型のファクタリングです。取引のある金融機関の窓口やサイトから、同じ仕組みのサービスに申し込める場合があります。
審査はOLTA独自のAIが行い、面談はありません。見積もりは24時間(1営業日)以内に提示され、申込から契約までをネット上で完結できます。提出書類は本人確認書類・請求書・直近4か月分の入出金明細・決算書一式(個人事業主は確定申告書の第一表)の4種類で、財務状況まで含めて審査します。
対象は、請求金額と入金日が確定し、入金日まで6営業日以上ある請求書です。買取金額に上限も下限もなく、数万円の請求書から高額の請求書まで同じ手続きで申し込めます。売掛先への通知はなく、利用規定で定める一部の場合を除いて債権譲渡登記も行いません。
| 手数料の公開範囲 | 下限・上限とも公表 |
| 入金までの最短時間 | 見積もり24時間以内/最短即日入金 |
| 対応する事業形態・買取額 | 法人・個人事業主/買取額の上限・下限なし |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・通知なし/登記なし(一部の場合を除く) |
| 料金目安 | 2〜9% |
電子請求書早払い(インフォマート・GMOペイメントゲートウェイ)

東証プライム上場の2社が共同で運営し、取引先ごとに利用枠を設定して繰り返し使える法人専用のファクタリングです。申込と専用画面はインフォマート、審査と債権の買取はGMOペイメントゲートウェイが担当します。
最初に取引先ごとの利用枠を審査で決めておき、枠の範囲内で請求書を資金化する仕組みです。初回は審査と契約を含めて最短5営業日かかりますが、2回目以降は最短2営業日で入金されます。審査だけ先に受けて枠を確保しておけるため、毎月決まった取引先への請求を定期的に早期資金化したい企業に向いています。請求額の一部だけを買い取ってもらうこともできます。
審査には決算書2期分と、請求書・発注書などの証憑が必要です。書類の提出はデータのみで、郵送やFAXでは受け付けていません。対象は入金予定日が180日以内の確定債権で、取引先への通知も債権譲渡登記も原則不要です。個人・個人事業主は利用できません。
| 手数料の公開範囲 | 下限・上限とも公表 |
| 入金までの最短時間 | 初回 最短5営業日/2回目以降 最短2営業日 |
| 対応する事業形態・買取額 | 法人専用(個人は対応外)/1取引先3,000万円以下が目安 |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・通知なし/登記は要問い合わせ |
| 料金目安 | 1〜6% |
ファクタリング(日本中小企業金融サポート機構)

関東財務局長と関東経済産業局長から経営革新等支援機関の認定を受けた、一般社団法人が運営するファクタリングです。ファクタリングだけでなく、経営や資金繰りの相談を無料で受けられます。
審査に必要な書類は、直近3か月分の口座の入出金履歴と、請求書や契約書など売掛金に関する書類の2点です。審査結果は最短30分で提示され、契約はクラウドサインによる電子契約で、非対面のまま最短3時間で入金されます。2社間・3社間の両方に対応し、売掛先が法人であれば個人事業主も利用できます。
ファクタリングで当面の資金を用意したあと、補助金・助成金の申請、M&A、リースバック、金融機関の紹介など、資金繰りの改善策を同じ窓口で相談できます。給与債権、不良債権、売掛先が個人の債権は買取の対象外です。
| 手数料の公開範囲 | 下限のみ公表(上限は要問い合わせ) |
| 入金までの最短時間 | 審査結果 最短30分/振込 最短3時間 |
| 対応する事業形態・買取額 | 売掛先が法人であれば利用可/買取額の下限・上限なし |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・3社間の両方に対応/登記は要問い合わせ |
| 料金目安 | 1.5%〜 |
【即日対応できるタイプ】のファクタリングサービス
即日対応できるタイプのファクタリングサービスは次の3社です。審査結果までの時間と振込までの時間を分けてご確認ください。
QuQuMo Online(アクティブサポート)

必要書類が実質2点で、決算書を出さずに申し込める2社間ファクタリングです。提出するのは、保有するすべての口座の直近3か月分の入出金明細と、入金日が確定した請求書で、あとは代表者の本人確認書類だけです。
審査は約30分で、申込から入金までは最短2時間です。契約はクラウドサインによる電子契約で、来店や面談はありません。債権譲渡登記を設定しないため登記簿に履歴が残らず、取引先への通知もありません。売掛先が支払わなかった場合に買い戻しを求められない、償還請求なしの契約です。
ファクタリング事業者の自主規制団体「OFA」の認定事業者です。法人と、フリーランスを含む個人事業主が対象で、個人事業主は開業届または確定申告書と健康保険証を追加で提出します。入金日を過ぎた請求書は申し込めません。
| 手数料の公開範囲 | 下限のみ公表(上限は要問い合わせ) |
| 入金までの最短時間 | 申込から入金まで最短2時間 |
| 対応する事業形態・買取額 | 法人・個人事業主/買取額の上限なし |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・通知なし/登記不要 |
| 料金目安 | 1%〜 |
on fact

会員登録をせずに、請求書・身分証・通帳の履歴の3点で審査を受けられる2社間専門のファクタリングです。審査は無料で最短60分、結果は24時間以内にメールで届き、入金は即日です。
来店は不要で、契約までオンラインで完結します。電話でのサポートも無料で受けられます。通常の売掛金のほか、医療機関の診療報酬や介護事業者の介護報酬を対象にしたファクタリングも事業として手がけています。
買取は30万円以上から上限なしで、法人と個人事業主が対象です。会社員の副業収入などは対象になりません。3社間には対応していないため、売掛先に知られずに資金化したい場合の選択肢になります。
| 手数料の公開範囲 | 下限・上限とも公表 |
| 入金までの最短時間 | 審査 最短60分/最短即日入金 |
| 対応する事業形態・買取額 | 法人・個人事業主/30万円〜上限なし |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間のみ(3社間は対応外)/登記は要問い合わせ |
| 料金目安 | 2〜20% |
売掛金早期資金化(ピーエムジー)

審査で売掛先の信用力を重視し、自社が赤字や税金の滞納を抱えていても申し込める、建設業の利用が多いファクタリングです。2024年の利用者は建設業が41.0%で最も多く、年商3億円未満の企業が約8割を占めます。
審査では財務情報や代表者個人の信用情報を詳しく調べず、請求書と口座の入出金明細をもとに判断します。入金は最短即日で、平均は約3日です。2社間・3社間の両方に対応し、2社間では売掛先への通知を留保できます。利用回数に制限はなく、2回目以降は手続きが簡略化されます。
東京・大阪・福岡・札幌・名古屋などに支店があり、来社する場合の交通費は同社が負担します。Zoomでの面談にも対応しています。ファクタリングと並行して財務の相談を無料で受けられ、経営改善計画の提案や、グループ会社による銀行融資に向けたコンサルティングにもつなげられます。
| 手数料の公開範囲 | 要問い合わせ |
| 入金までの最短時間 | 最短即日(平均約3日) |
| 対応する事業形態・買取額 | 法人限定/50万円〜上限なし |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・3社間の両方/登記は要問い合わせ |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【高額・大口取引に対応できる】ファクタリングサービス
高額・大口取引に対応できるファクタリングサービスは次の3社です。金額が大きいほど手数料の絶対額が効いてくるため、3社間の可否を併せてご確認ください。
ビートレーディング

取引社数9.1万社以上、累計買取額1,824億円の実績を持ち、1万円から30億円まで金額帯ごとに窓口を分けているファクタリングです。1万〜300万円は法人・個人事業主・フリーランス向け、300万〜30億円は法人向けの高額案件専門チームが担当します。
審査に必要な書類は、売掛金に関する書類と口座の入出金明細の2点です。申込の進め方は2通りあり、専任の担当者に相談しながら進めるルートと、担当者とのやりとりなしで進めるルート(申込3分、24時間受付)から選べます。契約はクラウドサインによる電子契約で、東京・仙台・名古屋・大阪・福岡に拠点があります。
2026年4月に経営革新等支援機関の認定を受け、資金繰りや経営の相談にも応じています。発注段階で資金化できる注文書ファクタリングも扱っています。給与債権、不良債権、個人事業主が売掛先の売掛金は買取の対象外です。
| 手数料の公開範囲 | 下限のみ公表(2社間・3社間で別掲) |
| 入金までの最短時間 | 審査 最短30分/最短即日〜3日ほど |
| 対応する事業形態・買取額 | 法人・個人事業主・フリーランス/1万円〜30億円 |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・3社間の両方/登記は要問い合わせ |
| 料金目安 | 2社間4%〜/3社間2%〜 |
マネーフォワード 早期入金(マネーフォワードケッサイ)

ネットバンキングと連携するだけで、約5分で調達できる金額の目安が出る法人専用のサービスです。AIによる仮審査は24時間365日受け付けており、書類を出す前に使えるかどうかの見当を付けられます。
運営は東証プライム上場のマネーフォワードの100%子会社で、オンライン型ファクタリング協会(OFA)の認定事業者です。審査では信用情報を参照せず、記録も残りません。本審査には直近2期分の決算書と試算表、取引の証憑が必要で、財務を開示できる法人向けの設計です。
流れは、新規登録、口座連携、AI仮審査、書類提出、本審査の順で、本審査は最短1営業日から、面談は原則ありません。請求書だけでなく発注書の段階でも資金化でき、取引先への通知・承諾は原則不要で、債権譲渡登記も行いません。数万円から数億円まで対応します。個人事業主は利用できません。
| 手数料の公開範囲 | 下限のみ公表(上限は要問い合わせ) |
| 入金までの最短時間 | 最短即日 |
| 対応する事業形態・買取額 | 法人専用(個人事業主は対応外)/数万円〜数億円 |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・通知なし/登記不要 |
| 料金目安 | 0.5%〜 |
ベストファクター

売掛先が支払わなかった場合に利用者へ買い戻しを求めない「償還請求なし」の契約だけを扱い、ファクタリングに頼らない状態へ戻るための「卒業支援」を掲げるファクタリングです。卒業支援では、資金繰りの改善計画づくりに担当者が伴走します。
審査は売掛先の信用力を中心に行い、自社が赤字決算や税金の滞納を抱えていても利用できる場合があります。審査時の書類は本人確認書類・通帳(WEB通帳可)・取引の契約書類の3点で、スマートフォンで撮影して提出できます。来店や郵送は不要で、2社間は書類がそろっていれば最短6時間、3社間は数日から1週間が目安です。
建設、医療・介護などあらゆる業種に対応し、注文書ファクタリングも扱っています。経済産業省所管の技術情報管理認証(TICS)を取得し、顧問弁護士の監修を受けています。災害指定区域の事業者には優先審査を行い、入金前であれば契約をキャンセルできます。
| 手数料の公開範囲 | 下限・上限とも公表(2社間・3社間で別掲) |
| 入金までの最短時間 | 2社間 最短6時間/最短即日 |
| 対応する事業形態・買取額 | 法人・個人事業主(個人事業主は2社間のみ)/10万円〜 |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・3社間の両方/登記は要問い合わせ |
| 料金目安 | 2社間2〜20%/3社間2〜15% |
【小規模・個人事業主向け】のファクタリングサービス
小規模・個人事業主向けのファクタリングサービスは次の3社です。買取金額の下限と、個人事業主の利用可否を併せてご確認ください。
アクセルファクター

他社のファクタリングを利用中でも審査を受けられ、乗り換えや複数社の買取の一本化を提案しているファクタリングです。複数社を並行して使い、手数料や支払管理が膨らんでいる場合の整理先になります。
ネクステージグループの企業で、経営革新等支援機関(認定第79号)の認定を受けています。赤字決算や創業間もない企業でも申し込め、審査書類は売掛金額がわかる書類・通帳3か月分・身分証の3点です(金額によっては決算書を求められます)。営業時間内に書類がそろっていれば、審査結果は最短1時間で出ます。
面談は必須ではなく、オンライン面談にも対応しています。債権譲渡登記も必須ではありませんが、審査結果によって求められる場合があります。取引先の資金繰りが理由で入金が遅れている請求書は買取の対象外です。
| 手数料の公開範囲 | 下限・上限とも公表(2社間・3社間で別掲) |
| 入金までの最短時間 | 審査 最短1時間/最短即日入金 |
| 対応する事業形態・買取額 | 個人事業主〜中小企業/最大1億円 |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・3社間の両方/登記は要問い合わせ |
| 料金目安 | 2社間1〜12%/3社間0.5〜10.5% |
FREENANCE 即日払い(フリー)

フリーランス向けの会員サービス「FREENANCE」の機能のひとつで、専用口座の利用が多いほど手数料が下がる請求書の買取サービスです。運営はフリー株式会社です。
取引先に振込先を「フリーナンス口座」に指定してもらい、マイページで請求書をアップロードすると審査が始まります。16時半までに承認されれば当日中に振り込まれ、最短5分で完了します。借入ではないため、信用情報機関への照会や登録はありません。
同じ会員サービスの中で、屋号やペンネームで開ける口座、病気やけがで働けないときの所得補償を含む「あんしん補償」、バーチャルオフィスなども使えます。対象は1万円以上で、支払期日が申込日から105日以内の請求書です。取引先が個人の請求書は対象外です。
| 手数料の公開範囲 | 下限・上限とも公表 |
| 入金までの最短時間 | 最短5分(申込内容により翌営業日以降の場合あり) |
| 対応する事業形態・買取額 | 法人・個人事業主/1万円〜上限なし |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間/登記は要問い合わせ |
| 料金目安 | 3〜10% |
ペイトナー ファクタリング(ペイトナー)

取引先が個人の請求書や、独立したばかりの人の請求書も買い取る、個人事業主・一人法人向けのファクタリングです。手数料が一律のため、審査結果を待たずに手取り額が1円単位で確定します。
必要書類は、期日が決まっている請求書と口座の入出金明細だけで、顔写真付きの身分証は初回のみ提出します。審査はAIと担当者が行い、土日祝を含む毎日10時から19時まで対応しています。19時までに申し込めばその日のうちに結果が出て、審査開始から最短10分で入金まで終わります。面談はなく、スマートフォンで申請できます。
利用できる金額は1万円からで、初回の上限は50万円です。利用実績に応じて上限が段階的に上がり、最大300万円まで広がります。対象は支払期日まで70日以内の請求書です。
| 手数料の公開範囲 | 一律(審査による変動なし) |
| 入金までの最短時間 | 審査開始から最短10分/土日祝も審査・振込 |
| 対応する事業形態・買取額 | 個人事業主・フリーランス・一人法人/1万円〜(初回上限50万円・最大300万円) |
| 取引先への通知・債権譲渡登記 | 2社間・通知なし/登記は要問い合わせ |
| 料金目安 | 一律10% |
まとめ
ファクタリングの手数料は、相場として2社間でおよそ10〜20%、3社間で1〜9%が示されている一方、掲載12社の公表下限は0.5〜10%(中央値2.0%)でした。この差は値引きではなく、「上限まで公表しているのが半数の6社しかない」ことから生まれています。
安くする方法は5つ(3社間への切替/上限公表社に絞る/相見積もり/額面をまとめる/支払サイトの短い債権から出す)ですが、登記を避けたい・売掛先に知られたくない・今日着金させたいのいずれかが条件なら、率は上がる方向にしか動きません。 その場合は率の低さではなく、上限が確定している会社を選ぶほうが計画は立てられます。
まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「ファクタリングサービス12選一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。