カゴ落ち対策ツールおすすめ13選比較。ECサイトの課題フェーズ別の選び方
「せっかくカートに入れてくれたのに、なぜ買ってもらえないんだろう…」
こんな悩みを抱えていませんか?
カートに商品を追加しながら購入を完了しないユーザーの割合、いわゆる「カゴ落ち率」は、世界平均で約70%にのぼると言われています。ECサイトを運営していると、アクセスは増えているのにCVRが伸びない、広告費をかけているのに購入が少ないといった壁にぶつかりがちです。
そんなとき、課題を解決する手段のひとつがカゴ落ち対策ツールの導入です。
ただし、一口に「カゴ落ち対策ツール」といっても、その仕組みはさまざまで、自社のカゴ落ちがどのフェーズで発生しているかによって最適なタイプは異なります。メール・広告でユーザーを呼び戻すリマーケティング型、サイト上のポップアップで離脱を防ぐWeb接客型、購入フォームそのものを改善するEFO型など、アプローチは大きく3つに分かれます。
本記事では、ECサイトのカゴ落ちが起きる課題フェーズ別のツールタイプとおすすめ14選を、比較ポイントとともに解説します。さらに、7問の診断ツールで自社に合うタイプをすぐに確認できます。
そもそもカゴ落ちとは?発生率と売上への影響
カゴ落ちとは、ECサイトを訪れたユーザーが商品をカートに追加した後、購入手続きを完了せずにサイトを離脱してしまう現象です。EC事業者にとっては、購入意欲の高いユーザーを取りこぼしている状態であり、売上機会のロスに直結します。
カゴ落ちの発生率と売上インパクト
UXリサーチ機関Baymard Instituteの調査によると、世界のECサイトにおけるカゴ落ち率の平均は約70.19%にのぼります。つまり、カートに商品を入れた10人のうち7人が購入せずに離脱しているという計算です。
出典:Baymard Institute「Cart Abandonment Rate Statistics」
仮に月間購入者が1,000人のECサイトの場合、カゴ落ち率を70%から60%に改善するだけで、理論上は約333人分の追加収益機会が生まれます。カゴ落ち対策は、新規顧客獲得コストをかけずに売上を伸ばせる、費用対効果の高い施策といえます。
カゴ落ちが起きる主な原因
カゴ落ちにはさまざまな原因があります。主なものを整理すると以下のとおりです。
| 送料・手数料が高すぎる | 購入直前に想定外のコストが表示されて離脱。全体の約48%を占める最多原因 |
| 購入フロー・フォームが複雑 | 入力項目が多い・会員登録が必須など、ハードルがCVを妨げる |
| セキュリティへの不安 | クレジットカード情報を入力することへの抵抗感(約19%) |
| 決済手段の選択肢が少ない | 希望する決済方法が使えずに離脱(約11%) |
| スマートフォンでの操作性の悪さ | PCでは購入できても、スマホのフォームで入力しにくく離脱 |
| 比較・検討のための一時保存 | 「あとで買おう」とカートに入れたまま忘れてしまう |
原因がどのフェーズにあるかによって、有効な対策ツールのタイプが変わります。
なお、アパレルやファッションを扱うECでは、「サイズが本当に合うのか」「写真と実物の色味・イメージが違うのではないか」という“試着できない不安”も、大きなカゴ落ち要因になります。この不安は、購入前に着用イメージや推奨サイズを提示するバーチャル試着(バーチャルフィッティング)で軽減できます。
関連記事:バーチャルフィッティング15選比較|返品削減とCVR向上の選び方
カゴ落ち対策ツールの費用相場
カゴ落ち対策ツールの費用は、ツールのタイプや機能、契約形態によって大きく異なります。
| 依頼範囲 | 相場 | 概要 |
|---|---|---|
| カゴ落ちメール特化型 | 月額3万〜5万円 or 成果報酬型 | メール配信中心。成果報酬型なら初期コストを抑えて導入できる |
| Web接客・ポップアップ型 | 月額3万〜10万円 | シナリオ設計・行動データ分析機能を含む場合は月額が高め |
| EFO(フォーム最適化)型 | 月額1万〜15万円 | 低価格ツールから高機能チャット型まで幅広い |
| 総合リマーケティング型 | 月額10万円以上 or 要問い合わせ | 複数チャネルの統合管理・コンサルティング込みの場合 |
費用を左右する主な要因は3つあります。
まず対応チャネルの数で、メールのみか、広告・LINE・Webプッシュ通知まで含むかで単価が大きく変わります。
次にコンサルティングサポートの有無で、ツール提供のみのセルフ型か運用支援込みかによって月額が異なります。
そして料金体系(月額固定 vs 成果報酬型)で、成果報酬型は初期コストを抑えられる反面、売上規模が大きくなると割高になる場合もあるため、事前にシミュレーションして選ぶことを推奨します。
カゴ落ち対策ツールを選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント
カゴ落ち対策ツールはどれも「カゴ落ちを減らす」という目的は同じですが、機能・対象ユーザー・料金体系はまったく異なります。自社の課題に合ったツールを選ぶために、以下4つのポイントを確認しましょう。
- 対策アプローチのタイプ
- 対応チャネルの幅
- 料金体系と予算感
- 導入のしやすさとサポート体制
① 対策アプローチのタイプ
自社のカゴ落ちがどのフェーズで発生しているかを把握し、「離脱後の回収」「離脱直前の防止」「フォーム最適化」のどれが最も重要かを見極めることが最初のステップです。フェーズが複数ある場合は、複数チャネルをカバーできる総合型ツールを検討するか、コストを抑えてまず最大課題のフェーズから着手するかを判断しましょう。
② 対応チャネルの幅
リマーケティングメールのみか、広告・LINE・Webプッシュ通知まで対応しているかは、ユーザー層によって重要度が変わります。会員登録率が低いサイトでは、メールアドレス不要で接触できるWebプッシュ通知やリターゲティング広告が有効です。一方、会員・リピーター中心のサイトであれば、高開封率のメールが最もコスパの高い手段になります。
③ 料金体系と予算感
月額固定型は費用が読みやすく計画を立てやすいのに対し、成果報酬型はコンバージョンが発生しない限り費用が発生しないためリスクを抑えて導入できます。ただし成果報酬型はCVが増えるほど費用も増えるため、売上規模が大きくなった場合のコストを試算した上で選ぶことを推奨します。どちらが自社に合っているかは月間CVの目標数と客単価から逆算して判断しましょう。
④ 導入のしやすさとサポート体制
タグを1行設置するだけで稼働するシンプルなツールから、シナリオ設計・初期設定のサポートが必要な高度なツールまで様々です。社内にエンジニアや運用担当者がいない場合は、カスタマーサクセスによる伴走型サポートが充実しているサービスを選ぶと安心です。また、導入後に改善PDCAを回すためのレポート・分析機能が整っているかどうかも重要な判断軸になります。
カゴ落ち対策ツールの選び方
カゴ落ち対策ツールは、自社のカゴ落ちがどのフェーズで起きているかによって最適なタイプが変わります。ここでは3つのタイプに分類し、特徴と向いている企業をご紹介します。
- リマーケティング型(離脱後にメール・広告でユーザーを呼び戻したい場合)
- Web接客・ポップアップ型(サイト滞在中の離脱をリアルタイムで防ぎたい場合)
- EFO型(購入フロー自体の入力ハードルを下げたい場合)

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
Q1 / カゴ落ちのフェーズ
カゴ落ちが最も多く発生するタイミングとして、どちらに近いですか?
Q2 / 顧客情報の保有
顧客のメールアドレスなど連絡先情報の取得状況として、どちらに近いですか?
Q3 / 対策の方針
カゴ落ち対策として、どちらを重視したいですか?
Q4 / 購入フローの課題
自社の購入フローについて、どちらが課題に近いですか?
Q5 / アプローチチャネル
ユーザーへの再アプローチ手段として、どちらを希望しますか?
Q6 / 費用対効果の考え方
コスト管理について、どちらを希望しますか?
Q7 / モバイル対応
スマートフォンでの購買について、どちらが課題ですか?
リマーケティング型(離脱後にメール・広告で呼び戻したい場合)
リマーケティング型のカゴ落ち対策ツールは、カゴ落ちが発生した後に、メール・リターゲティング広告・LINE通知などを通じてユーザーに再アプローチするタイプです。「カートに商品が残っています」というリマインドメールを自動で配信したり、そのユーザーに対して広告を配信したりすることで、購入を忘れていたユーザーに再度購入のきっかけを与えます。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 会員登録率が高く、顧客のメールアドレスを保有しているECサイト
- カゴ落ち後のユーザーを回収してCVRを底上げしたい
- まずリスクを抑えて成果報酬型から試したい
Web接客・ポップアップ型(サイト滞在中の離脱をリアルタイムで防ぎたい場合)
Web接客・ポップアップ型は、ユーザーがサイトを離脱しようとした瞬間や、カートページに滞在している間にポップアップ・クーポン・パーソナライズされたメッセージを表示してサイト内にとどめるタイプです。ユーザーの行動データをもとにシナリオを設計し、最適なタイミングで接客できます。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 非会員・ゲスト購入が多く、メールアドレスを取得できていない
- サイト全体のCVRをリアルタイムに底上げしたい
- ユーザーの行動に合わせたパーソナライズ接客を実現したい
なお、この記事で紹介するツールはカゴ落ち防止に主眼を置いていますが、ポップアップ自体はメルマガ登録や会員獲得など幅広い場面で活用できます。表示の仕組みや費用感をより広く知りたい方は、ポップアップツールをタイプ別に比較した記事もチェックしてみてください。
関連記事:ポップアップツールおすすめ16選比較。タイプ別の選び方と費用相場を解説
EFO型(購入フロー自体の入力ハードルを下げたい場合)
EFO(Entry Form Optimization・入力フォーム最適化)型は、チェックアウトフォーム自体を改善することでフォーム入力途中の離脱を根本から防ぐタイプです。チャット形式のフォームへの変換・住所の自動補完・入力エラーのリアルタイム検知などを通じて、ユーザーの入力ストレスを削減します。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 購入フォームや決済画面での離脱が特に多い
- スマートフォンでの購入率が低く、スマホ最適化が急務
- 入力項目のスリム化など、購入フロー自体を根本から改善したい
EFOツールに関しては以下記事で詳しく、より多く紹介しています。
関連記事:EFOツール比較おすすめ12選|入力フォーム最適化で離脱を防ぐ
カゴ落ち対策ツール一覧比較表
以下は、本記事で紹介するカゴ落ち対策ツールの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
CART RECOVERY | 月額39,000円〜 | リマーケティング型 | カゴ落ち特化MAとして500サイト以上の導入実績 | |
SaleCycle | 成果報酬型(要問い合わせ) | リマーケティング型 | グローバル展開・世界500社超の導入実績 | |
GENIEE ENGAGE | 完全成果報酬 | リマーケティング型 | カゴ落ち・フォーム落ち対策No.1導入実績 | |
Cuenote FC | 月額5,000円〜 | リマーケティング型 | 月間81億通の配信実績を誇る高到達率メール配信 | |
Flipdesk | 月額30,000円〜 | Web接客・ポップアップ型 | ノーコードのシナリオ設計で1to1 Web接客を実現 | |
Sprocket | 要問い合わせ | Web接客・ポップアップ型 | 350社超の導入実績・300パターン以上のシナリオが強み | |
KARTE | 要問い合わせ | Web接客・ポップアップ型 | CXプラットフォームとしてクロスチャネル接客を統合管理 | |
Kaizen Platform | 要問い合わせ | Web接客・ポップアップ型 | AIによるA/BテストとCROを統合した改善提案型 | |
DataPush | 要問い合わせ(30日無料トライアルあり) | Web接客・ポップアップ型 | 離脱検知に特化した軽量ポップアップツール | |
BOTCHAN EFO Premium | 要問い合わせ | EFO型 | チャット型フォームでCVR平均130%向上・600社超の実績 | |
GORILLA EFO | 初期費用30,000円・月額9,800円〜 | EFO型 | 低価格で始められるEFO・20種類の入力サポート機能搭載 | |
f-tra EFO | 月額33,000円〜 | EFO型 | 導入だけで平均22%改善の実績を持つ多機能フォーム最適化 | |
EFO CUBE | 要問い合わせ | EFO型 | 業界最多26個の入力補助機能を搭載したEFOツール |
【リマーケティング型】のカゴ落ち対策ツール
リマーケティング型のカゴ落ち対策ツールは次の4サービスです。
CART RECOVERY(さぶみっと!)

カゴ落ち対策特化型MAツールとして500サイト以上の導入実績を誇るサービスです。カートに商品を入れたまま離脱したユーザーを自動で検知し、最短15分後からリマインドメールを配信できます。メール配信だけでなく、カート内商品情報を盛り込んだリマーケティング広告との連携も可能で、複数チャネルで離脱ユーザーへアプローチできます。
タグを設置するだけで導入できるシンプルさも特徴で、初期設定されたテンプレートがあるためすぐにメール配信を開始できます。料金体系は月額固定プランと完全成果報酬プランの2種類から選択でき、2026年ITreview Grid Award カゴ落ち対策部門でLeaderを受賞しています。
| 対策アプローチ | カゴ落ち後のメール・リターゲティング広告でユーザーを再誘導するリマーケティング型 |
| 対応チャネル | メール・リターゲティング広告 |
| 料金体系 | 月額固定プランまたは完全成果報酬プランの2種類から選択可 |
| 導入・サポート | 1タグ設置のみで導入完了。初期設定済みテンプレートでメール配信をすぐ開始できる |
| 料金 | 初期費用:50,000円 / 月額:39,000円〜(成果報酬プランは売上の3%) |
SaleCycle

世界500社以上に導入されているグローバルリマーケティングツールです。メール・ポップアップ・SMS・オンサイトメッセージングを組み合わせた総合的なアプローチで、カゴ落ちしたユーザーへのリーチを最大化します。既存のWebサイトに1タグを設置するだけで稼働するため、大規模なサイト改修は不要です。
リアルタイムな集計・分析機能や、放棄アイテムの可視化・ABテスト・パーソナライゼーション機能も搭載しており、施策の効果検証を継続的に実施できます。料金体系は完全成果報酬型のため、コンバージョンが発生した場合にのみ費用が発生します。
| 対策アプローチ | カゴ落ち後のメール・ポップアップ・SMSでユーザーを再アプローチするリマーケティング型 |
| 対応チャネル | メール・ポップアップ・SMS・オンサイトメッセージング |
| 料金体系 | 完全成果報酬型(コンバージョン発生時のみ課金) |
| 導入・サポート | 1タグ設置のみ。ABテスト・パーソナライゼーション・リアルタイム分析機能を搭載 |
| 料金 | 完全成果報酬型(要問い合わせ) |
GENIEE ENGAGE(株式会社ジーニー)

カゴ落ち・フォーム落ち対策No.1の導入実績を誇る完全成果報酬型リマーケティングツールです。購入途中で離脱したユーザーからのCVを純増させることに特化しており、初期費用・月額固定費が一切かからないため、導入リスクがゼロで始められます。
メール・SMSに加えてLINEへの誘導機能も搭載しており、複数チャネルでホットユーザーへアプローチできます。さらに、ChatGPTを活用したメッセージ自動作成機能や、クリエイティブ・送信時間・ABテストを無償で実施してくれるサポート体制も整っています。
| 対策アプローチ | カゴ落ち・フォーム落ち後のメール・LINE・SMSでユーザーを再誘導するリマーケティング型 |
| 対応チャネル | メール・SMS・LINE |
| 料金体系 | 完全成果報酬型(初期費用・月額固定費なし) |
| 導入・サポート | ABテスト・クリエイティブ作成を無償提供。ChatGPTを活用したメッセージ自動生成機能あり |
| 料金 | 完全成果報酬(初期費用・月額固定費なし) |
Cuenote FC(ユミルリンク株式会社)

月間81億通の配信実績を誇る国内最大級のメール配信システムです。毎時1,100万通の高速配信と業界最高水準のメール到達率が強みで、配信したリマインドメールがユーザーの受信ボックスにしっかり届きます。MAツール「XD.COMMERCE」との連携でカゴ落ちメールの自動配信にも対応します。
HTMLエディター・ステップメール・セグメント配信・ABテスト自動実施など、メールマーケティングに必要な機能を標準搭載しており、カゴ落ち対策だけでなくメール施策全体を強化したい企業に向いています。月額5,000円〜のプランがあり、コストを抑えて始めやすい点も魅力です。
| 対策アプローチ | 高到達率メールによるカゴ落ちリマインド配信。MAツール連携でカゴ落ちメールを自動化するリマーケティング型 |
| 対応チャネル | メール(MAツール「XD.COMMERCE」との連携でカゴ落ちメール自動配信に対応) |
| 料金体系 | 月額固定(配信数プランで選択) |
| 導入・サポート | HTMLエディター・ステップメール・セグメント配信・ABテストを標準搭載。メール施策全体を一元管理 |
| 料金 | 月額5,000円〜 |
【Web接客・ポップアップ型】のカゴ落ち対策ツール
Web接客・ポップアップ型のカゴ落ち対策ツールは次の5サービスです。
Flipdesk

ノーコードの直感的なシナリオ設計で1to1 Web接客を実現するカゴ落ち防止ツールです。ユーザーの行動・属性に合わせてバナーやポップアップ、コンテンツの切り替えをエンジニアなしで設定でき、「閉じるボタンを押した瞬間にポップアップを表示する」といったカゴ落ち防止シナリオも簡単に構築できます。
クーポン配信・チャットサポートなど購入を後押しする機能が充実しており、サイト上のユーザー体験を総合的に向上させたいECサイトに向いています。1タグを設置するだけで導入でき、月額30,000円〜の価格帯で始めやすいのも特徴です。
| 対策アプローチ | ユーザーの行動・属性に合わせたポップアップ・バナー・クーポンでリアルタイム離脱を防止するWeb接客型 |
| 対応チャネル | Webポップアップ・バナー・クーポン配信・チャットサポート |
| 料金体系 | 月額固定 |
| 導入・サポート | 1タグ設置のみで導入完了。ノーコードのシナリオ設計でエンジニアなしで運用できる |
| 料金 | 月額30,000円〜 |
Sprocket

350社以上の導入実績を持ち、300パターン超のシナリオと手厚いコンサルティングが強みのWeb接客ツールです。7万回以上のABテストによって蓄積されたノウハウをもとに業界別の定番シナリオが用意されており、AIが過去の行動データから最適なパターンを自動選択します。
ツールの提供にとどまらず、初期設定から効果検証・改善提案まで伴走するコンサルティングサポートを備えており、社内に運用リソースが少ない企業でも成果を出しやすい環境が整っています。ECだけでなく、金融・保険などの幅広い業種での導入実績があります。
| 対策アプローチ | 300パターン超の業界別シナリオとAIによる自動最適化でリアルタイム離脱を防止するWeb接客型 |
| 対応チャネル | Webポップアップ・Web接客(バナー・レコメンド等) |
| 料金体系 | 要問い合わせ(個別見積もり) |
| 導入・サポート | 初期設定から効果検証・改善提案まで伴走するコンサルティングサポートを標準提供 |
| 料金 | 要問い合わせ |
KARTE(株式会社プレイド)

Web・アプリ・メール・LINEを横断したクロスチャネル接客を実現するCXプラットフォームです。単なるポップアップツールにとどまらず、サイト訪問者の行動・属性データをリアルタイムに分析して一人ひとりにパーソナライズされた接客を届けます。300以上の施策シナリオテンプレートが用意されており、エンジニアを通さずに施策を実行できます。
メール配信機能も内包しているため、カゴ落ちメールを別ツールなしで配信できます。購入直前の離脱防止だけでなく、リピーター育成・ロイヤルカスタマー化など顧客ライフタイムバリューの向上を視野に入れた中長期的なCX戦略を描きたい企業に向いています。
| 対策アプローチ | リアルタイム行動分析によるパーソナライズ接客と、カゴ落ちメール配信を統合したクロスチャネル型 |
| 対応チャネル | Web・アプリ・メール・LINE(クロスチャネル一元管理) |
| 料金体系 | 要問い合わせ(個別見積もり) |
| 導入・サポート | 300以上の施策シナリオテンプレートでエンジニア不要。カゴ落ちメール機能も内包 |
| 料金 | 要問い合わせ(個別見積もり) |
Kaizen Platform(株式会社Kaizen Platform)

1,000社以上の支援実績を持ち、AIによるA/BテストとCROをWeb接客機能と統合した包括的な改善プラットフォームです。3万件以上のユーザー体験データをもとに効果的な改善施策を提案し、複数シナリオの同時検証で最も成果が出るパターンを効率的に見つけ出します。
開発コストゼロでタグ設置のみから始められ、動画・パーソナライゼーション・接客機能をノーコードで実装できます。施策の企画から実行・改善提案まで一気通貫でサポートするため、社内だけで改善PDCAを回しにくい企業に適しています。
| 対策アプローチ | AIによるA/Bテストで最適施策を自動発見し、Web接客とCROを統合した改善提案型 |
| 対応チャネル | Webポップアップ・パーソナライゼーション・動画(ノーコード実装) |
| 料金体系 | 要問い合わせ(個別見積もり) |
| 導入・サポート | タグ設置のみで導入。施策の企画から実行・改善提案まで一気通貫でサポート |
| 料金 | 要問い合わせ |
DataPush(合同会社InnoMark)

ユーザーの離脱意図をリアルタイムに検知してポップアップを表示する、離脱防止特化型のSaaSツールです。滞在時間・スクロール位置・マウスの動き(エグジットインテント)などの行動トリガーを組み合わせてユーザーの離脱タイミングを正確に捉え、最も効果的な瞬間にパーソナライズされたポップアップを表示します。
JavaScriptコードをサイトに追加するだけで導入でき、テンプレートからポップアップを作成できるため特別なIT知識は不要です。A/Bテスト機能を標準搭載しており、複数パターンの効果を継続的に検証できます。30日間の無料トライアルで機能をすべて試せるのも魅力です。
| 対策アプローチ | エグジットインテント検知によるリアルタイム離脱防止ポップアップ表示に特化したWeb接客型 |
| 対応チャネル | Webポップアップ(PC・スマートフォン対応) |
| 料金体系 | 要問い合わせ(30日間無料トライアルあり) |
| 導入・サポート | JavaScriptコードをサイトに追加するだけで導入。テンプレートとA/Bテスト機能でノーコード運用 |
| 料金 | 要問い合わせ(30日間無料トライアルあり) |
【EFO型】のカゴ落ち対策ツール
EFO型のカゴ落ち対策ツールは次の4サービスです。
BOTCHAN EFO Premium(株式会社Wevnal)

チャット形式のフォームでCVRを平均130%向上させるEFOツールです。従来の縦長フォームをチャット形式に置き換えることで、一問一答スタイルで入力ストレスを大幅に削減します。導入実績は600社以上で、業種別のシナリオテンプレートと専任カスタマーサクセスによる伴走サポートが整っています。
クリエイティブ・シナリオ設計からABテストまでをサポートチームが支援してくれるため、フォームのCVR改善に社内リソースを割きにくい企業でも安心して導入できます。特にスマートフォンでの購入フローにおいて高い改善効果を発揮します。
| 対策アプローチ | 従来フォームをチャット形式に置き換え、フォーム入力途中の離脱を根本から防止するEFO型 |
| 対応チャネル | PC・スマートフォン(フォーム最適化。特にスマホ購入フロー改善に強み) |
| 料金体系 | 月額固定+従量課金(要問い合わせ) |
| 導入・サポート | 専任カスタマーサクセスによる伴走支援。クリエイティブ・シナリオ設計・ABテストもサポートチームが対応 |
| 料金 | 要問い合わせ(月額固定+従量課金) |
GORILLA EFO(株式会社スクウェア)

初期費用30,000円・月額9,800円〜から始められる低価格EFOツールです。住所自動補完・全角半角自動変換・郵便番号補完など入力サポート機能を20種類以上搭載しており、フォーム離脱の主な原因を手軽に解消できます。スマートフォン向けにはチャットフォーム機能も搭載しており、低コストながら一通りのEFO施策を実装できます。
1タグ設置のみで導入が完了し、既存のサイトへの影響を最小限に抑えられます。ブラウザ・デバイス別に「どの項目でエラーが発生しているか」「どのタイミングで離脱しているか」を可視化する分析機能も備えており、継続的な改善につなげられます。
| 対策アプローチ | 20種類以上の入力サポート機能でフォーム離脱の主な原因を手軽に解消するEFO型 |
| 対応チャネル | PC・スマートフォン(スマホ向けチャットフォーム機能も搭載) |
| 料金体系 | 月額固定(初期費用あり) |
| 導入・サポート | 1タグ設置のみで導入完了。ブラウザ・デバイス別の詳細分析機能で継続的な改善が可能 |
| 料金 | 初期費用:30,000円 / 月額:9,800円〜(5フォームまで) |
f-tra EFO(株式会社f-tra)

導入だけで平均22%の改善実績を持つフォーム最適化ツールです。住所自動入力・ふりがな自動入力・Facebook/Yahoo!自動入力・半角全角自動変換など、幅広い入力補助機能を搭載しており、タグ埋め込みから最短15分での設定完了を実現します。
期間別推移・項目別・ブラウザ別など多角的な分析レポートを備えており、どの入力項目でユーザーが詰まっているかを把握した上で継続的な改善が可能です。金融・保険・通販・EC・不動産など幅広い業種での導入実績があり、既存フォームへの改修なく機能追加できる点も強みです。
| 対策アプローチ | 住所・ふりがな・SNS自動入力など多彩な入力補助機能でフォーム離脱を防止するEFO型 |
| 対応チャネル | PC・スマートフォン(フォーム最適化。既存フォームへの改修なく機能追加が可能) |
| 料金体系 | 月額固定 |
| 導入・サポート | タグ埋め込みから最短15分で設定完了。期間別・項目別・ブラウザ別の分析レポートで継続改善 |
| 料金 | 月額33,000円〜(20フォームまで) |
EFO CUBE(株式会社CUBE)

業界最多26個の入力補助機能を搭載したフォーム最適化ツールです。必須項目の強調・リアルタイムエラー表示・入力ガイド表示など、ユーザーがフォームでつまずくあらゆる場面をカバーします。項目ごとのフォーカス数・エラー数・未入力数などを詳細に計測・分析でき、どの入力項目が離脱の原因になっているかを正確に把握できます。
カラーミーショップとの連携アプリも提供しており、EC向けカート連携実績も豊富です。フォーム改善において競合他社と比べて最多の機能数を強みとしており、多機能なEFOを導入したい企業に向いています。
| 対策アプローチ | 業界最多26個の入力補助機能でフォームのあらゆる離脱要因をカバーするEFO型 |
| 対応チャネル | PC・スマートフォン(フォーム最適化。カラーミーショップ等EC向けカート連携実績豊富) |
| 料金体系 | 要問い合わせ(個別見積もり) |
| 導入・サポート | 項目ごとのフォーカス数・エラー数・未入力数を詳細計測。離脱原因を正確に特定できる |
| 料金 | 要問い合わせ |
まとめ
本記事では、カゴ落ちが起きる課題フェーズ別の対策アプローチを整理し、おすすめのカゴ落ち対策ツール14選をタイプ別に紹介しました。
カゴ落ち対策ツールは、自社のカゴ落ちがどのフェーズで発生しているかによって、最適なタイプが大きく異なります。「離脱後のユーザーを回収したい」ならリマーケティング型、「サイト上でリアルタイムに引き留めたい」ならWeb接客・ポップアップ型、「購入フォーム自体のハードルを下げたい」ならEFO型が基本的な選び方です。
まずは自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「カゴ落ち対策ツールの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。
カゴ落ち対策はECの売上改善における一手段であり、集客から接客・リピートまでを含めた全体戦略の中で位置づけると効果が高まります。施策を横断して相談できる相手を探している方は、デジタルマーケティング会社を課題別に比較した記事も役立ちます。